最近毎日夢を見ています。
今朝見た夢は、わたしが変なインタビューを受けた過去があって（自分の知り合いにはあまり知られたくない内容のインタビューみたいな）、そのインタビューがなぜか他の人のインタビューとまとめて休日の午前中のNHKかなんかで放送されてしまって、わたしは自分のインタビューが出てくる順番をわかっているので、順番がくるまでにチャンネルを変えようとするのですが、家族も友人もそのインタビュー特集をやけに気に入って見入っており、（あああああ、どうしよう順番がくる、でも顔は出ないはずだからわかんないかな。いや、シルエットでさすがにわかる？）みたいな絶望を何度か繰り返して起床。
夢の中のわたしの友人はお互い知り合い同士の男性3人で、わたしの昔住んでいた部屋に3人とも居座っていたのですが、夢から覚めた今思い返してみると全員誰なのか全くわからない。なんなんだ。

まだ夢を見ているのかと思った目覚め
わたしは視力が悪くて、寝起きなどコンタクトをつけていないときは鏡を見てもぼんやりとしか自分の目鼻立ちがわからない。
何日か前目覚めてお手洗いに行き、洗面所の鏡をふと見たところ、眉毛の一部が異様に長く真っ白くなっていて。
え、と思って、よく顔を近づけたら、眉毛のその部分に白い羽根（おそらく布団の中に詰まっていたもの）が刺さっていたのでした。
なんとなくおかしくなり、こういうときに誰かに「見て〜」と言えないのが一人暮らしのつまらないところだなと思いました。

今までが眠っていたのかと思った出来事
昨日、会社の休憩室でお昼をとっていたら、急に何かの激しい音と共に仕事場にいる同僚の「うわぁ」という声が聞こえて。
仕事場に行ってみたら、ガラスドアの向こうが真っ白くなるくらい激しい雨が降っていたのです。
同僚が「やだ、外に自転車とめてるのに」と言って、建物の前の自転車をずぶ濡れになりながら取りに行きました。
同僚がそのとき雨の中で笑っていて、同じ建物の隣の事業所のスタッフが顔を出して「すごい雨」と歓声をあげていて、なぜか激しい雨に降られているとき人間は楽しそうに見えませんか？
わたしはお昼休憩で窓のない部屋でぼうっとしてたので、急な雨とみんなの声で現実に引き戻されたような感覚があって、目が覚めたなと思いました。
この急な雨が降ったときの「あっ」という目覚め、昔からずっと好きかもしれない。

不思議な体験
大学生のときから5年付き合った人と別れてもしばらく遊んでいた時期があって、その頃に新宿2丁目のバーに行ったことがありました。（元彼が謎に女装したい欲がそのとき強く、女装が浮かない場所がそこだという判断で）
元彼は化粧をしてZARAのワンピースを着てロングのウェーブのかかった金髪のウィッグみたいなのを着けて、元の顔立ちや骨格が中性的な人ではなかったのでなかなかに目立つ姿だったのですが、2丁目だとそこまで浮かないんですよね。
バーに行ったときもオネエの方に綺麗にされてるわねと褒められていました。
わたしはなんとなく紺のセーターに紫のパンツみたいな男の子っぽい格好をしてしまったのですが、元彼がどうせなら女！みたいな格好をすればよかったのにとのこと。（スカートとか肌見せとかモヘアとかレースみたいな感じでしょうか）
店内を見ていると、店員さんたちは男性にはいい男だわというようなことを言って、女性には何よブスみたいなことを言ったりして楽しませていたので、その方が確かに客としては正解なのかもしれません。
わたしはその頃結構びっくりするくらい暗かったので、何よあんたとか言われてもぼうっとしており、店員さんに「何かあなた心配になる子だわ…」と気を使わせてしまっていました…。
同じテーブルに名門私大の医学部の男の子たち2人がいて（1人は坂口健太郎に、もう1人は水道橋博士に似ていた）、女装した元彼と私を見て「どういう関係ですか？」と質問され、あ、前に付き合ってて…というやりとりがあり。「ほえー」って言ってましたね、確か。
バーを出た帰り道に何か自販機で飲み物を買ったか靴紐を結んだかで立ち止まったら、小柄で童顔の方と目が合い「抱きしめていい？」と言われ（見た目は男性で、女性言葉のイントネーションでした）、どうしていいかわからず、あーじゃあ、ちょっとなら…みたいな風に答えてしまい、元彼が「いや、だめじゃない？」と言って、なぜか元彼がその方と抱き合っていました。
そして、その方の連れに目の大きい痩せた女の子がいたのですが、気づいたらわたしはその女の子に抱きしめられていた。何か卑猥なことを言われた気がするのですが、上手く聞き取れませんでした。彼女の身体、すごく細かった。
昨日ふいに思い出したので書いてみたのですが、忘れ難い体験ではあるけれど、その日、元彼含め関わった人の誰の心の内にも触れられなかったので、なんとなく夢の中みたいな一日だったなと今になって思っています。