最近、電話以上の時間泥棒を体験したので、そのことを少し話します。

オレは某宗教の家庭ですので、昔から色んな人が訪ねて来ていました。

まあ、それは百歩譲って構わないんですけど、

ある時から来るようになった人が

以前に記事にしたこともあるくらい、本当に嫌いでして、

ついに先月「もう家に来ないでください」とLINEで言ったんですよ。

すると「怒ったりしてないから気にしないで」と返事が来たので

オレは「案外すんなりと分かってくれたな」と安心しきっていました。

ところが、今月になってその嫌いな人がまた家に来ていたんです。

後から来ていたことに気付いたので、後日たまたま会った時に

「また来ていたでしょ？」と問い詰めましたが、その時の返事が衝撃でした。

「月が変わったからいいかなと思った」

呆れて何も言えません。

相手は続けて「また話をしよう」とのんきなことを言い出す始末。

後から思い出すほど怒りが湧いてきたので、

「月が変わろうと年が変わろうとどんな理由があろうと来ないでください」

とLINEで言いましたが、

なかなか返事が来ないので、さらに追加で文句を言いました。

「あなたは善意のつもりでもオレにとってはただの時間泥棒です」

「なのでオレと話がしたければお金を払ってください」

「それが無理なら来ないでください」と

人と人が話すということは

お互いが同じ分だけの時間を使うことになります。

一人だけ楽しく話をしていて、もう一人が話に興味がなくても

この二人の消費される時間は同じなんですよ。

理不尽だとは思いませんか？

電話だと聞くのに数分かかる話も、LINEなら見て数秒で済むこともあるでしょう。

返事も好きなタイミングでできますし、返事をしないという選択肢もあります。

電話はかける側が自分のタイミングで、相手にも自分と同じ分だけ時間を消費させるものなんです。

にも関わらず、電話に出るまで用件すら分からない。

それが電話は時間泥棒だという理由です。

大事なことを話す時はLINEじゃなくて電話しろとか、会って話すのが常識だとか

訳の分からんことを言う人もいますが、オレは声を大にして言います。

電話や会うことを強制する人は卑怯者です。

なんだかんだと言って相手の時間を奪いたいだけです。

伝わりさえすれば全部LINEで済ませれば良いでしょう。

オレの体験談で言えば、家まで来られるということは強制的に時間を奪われるんですよ。

居留守を使えば良いんでしょうけど、玄関を覗くまで誰が来てるかも分かりませんし、

宅配だと思ってドアを開けたら嫌いな人だったってこともあります。

だから気を遣いつつ「もう家に来ないでください」と伝えたら

「気にしないで」と返事が来たので

「もう来ないんだな」と思い込んでいたところに再訪問ですよ。

いや、来るなよ。来るにしても、来るなら来ると事前に言えよ。

もちろん拒否するけど、来ないと見せかけてからの不意打ちはダメでしょう。

はっきりと「もう行かない」と返事をもらったわけではないので、

確認もせず「来ない」と思い込んでいたオレが悪いと言えばそうなのですが、

曖昧な返事で誤魔化して、突然会いに来て強制的に話をするのもそうとう卑怯でしょ。

「会ってからはっきりした返事を伝えます。」みたいなことを言ってる人も同じです。

電話の話とは少しズレましたけど、

電話も突然かけて来て強制的に話をすることには変わりませんからね。

お金にケチな人はいますけど、時間にケチな人はとても少ない印象を受けます。

お金を盗られたらみんな怒りますよね。盗ることもダメだってほとんどの人が思っているはずです。

だけど、時間のことになると途端に無頓着になるのは何故でしょう？

パートやアルバイトだって時間を払ってお金を得ていますよね。

なのでオレは時間＝お金だと考えています。

むしろ個人的には時間の方が大切かも。

そんな大切な時間を奪う可能性を秘めているのが電話です。

だからオレは嫌いな人に「話がしたいならお金を払ってください」と言ったんですよ。

そりゃ恋人からの電話や訪問なら誰だって大歓迎でしょうけど、

そうでもない限り、電話をかける人は相手にお金を払うくらいのつもりで電話して欲しいですね。

かけた相手にお金が払われるようなシステムが普及したら

オレも積極的に電話に出ようと思います。