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スプラ3#11 「潜伏サンドイッチ」とヘイトとの両立

こんにちは~。たまごまごです(*´▽`*)

まだ4月ですが、たまに夏の匂いを感じるのは私だけでしょうか?

気温も上がり、緑が濃くなってきたので、その匂いなのかもしれませんね。

さて、いつも実践には役立たない理論ばかり作り出している当研究所にしては珍しく、ちょっと実践よりの内容になりました。

一言でまとめると「潜伏サンドイッチ」

短射程の方はほぼ必須だと思いますし、恐らく長射程の方でも重要だと思います。また、「潜伏サンドイッチ」に絡めて、おまけで「ヘイトとの両立」についても考えてみようと思います。

今回は特にこの「緑のずんだもんチャンネル」さんの動画を参考にしているので、より詳しく知りたい方は、ぜひ一緒にご覧ください。滅茶苦茶わかりやすいですよ(*´▽`*)

ではでは参りましょう~


「潜伏サンドイッチ」とは?

その意味は簡単。「各アクションの前後で、潜伏する」ということです。

ここで、各アクションとは、キル、塗り、移動、スペシャル、固形オブジェクト(エリア、ヤグラ、ホコ、アサリ)関与など、「カウントを進めようとする行動すべて」です。

(一応#10との繋がりを作っておくと、盤面オブジェクト関与(塗り)、固形オブジェクト、キルの3つとも捉えられます)

要は、
①「何をするときも、その前に潜伏しましょう」
⓶「何をしたときも、その後に潜伏しましょう」

ということです。


これだけ覚えてもらえればとりあえず実践上は大丈夫です。

ただ、それだと雑過ぎるので、なぜそうするべきなのか、そして実行するにあたって出そうな反論(というか自分が感じていた疑問)に答えていきましょう。


するべき理由①:「デスしない」ため

例えば、あなたがローラーだったとします。どんな敵が一番やりやすいでしょうか

個人差はあると思いますが、
・カーリングボムを流してこっちに一直線に突っ込んでくるボールドマーカー
・こっちに無防備に塗りながら近づいてくるわかばシューター
辺りではないでしょうか?

ここで言えるのは、少なくとも、「潜伏していてどこにいるかわからない敵」ではない。ということです。

つまり、小まめに「相手に見えない状況」を作ることは、そのまま「生存しやすさ」に繋がります。


するべき理由⓶:「一方的なキル」のため

短射程を使うようになって痛感したのは、「潜伏しないと、安定して『一方的なキル(自分が死なないキル)』が取れない」ということです。短射程使いの方からすれば「何を当たり前のことを…」と思われると思うのですが、まだまだ何度も痛感してますね( ;∀;)

後で「良いヘイト/悪いヘイト」で詳しく説明しますが、自分が死なずにキルを取るには、「相手が気づいていなくて、自分だけが気づいている状態で仕掛ける」。とりあえずこれが基本中の基本になります。

キルをするにしても「すぐに動かず、いったん潜伏すること」は、自分に気づいていない敵を見つけて、一方的にキルすることに繋がります。

また、「キルした後にいったん潜伏すること」は、『やられた!!!」連打に誘われて寄ってくる敵にすぐやられてしまうことを防ぐことにも繋がる訳です。

するべき理由③:落ち着いて状況を把握し、考えるため

スプラトゥーンは、1秒単位で、試合展開が動き続けるゲームです。もちろん「アクションをしながら展開を見て、次のアクションを考える」のが、一番理想的な訳ですし、最上位勢の方々はそれをやっている訳ですが、恐らく僕を含め大半の人はそうではないと思います。(というか思いたい…)

そういう人のために大事なのが、「潜伏して、状況を把握し、次のアクションを考える時間」です。

1秒単位で試合が動き続けるとはいえ、「1, 2秒潜る」だけであれば、そこまで大きな影響はありません。

それに、「いったん落ち着かずに、場当たり的に行動する」ことは、後ほど出る『悪いヘイト』を集め、1つ目に挙げたようにデスをする(8秒間+復帰移動分何もできなくなる)を生むことになる訳なので、それに比べれば小さな代償ですよね。

また、最初に述べたように「長射程でも重要」というのはここに当たります。長射程は、油断しているうちに近づかれると、簡単にやられてしまう、そしてその1デスが命取りになる難しいブキです。
そのブキにおいて、「姿を隠し、安全な状態で状況を把握し、考える時間」はかなり重要になるわけです。






反論:「潜伏していたらヘイトを買えないのでは?」

ここからは余談で、ちょっと難しくなるので、興味なければ飛ばしちゃってください(*´▽`*)

「潜伏していたらヘイトを買えないのでは?」という反論は…その通りだと思います。

実際、野良の場合特に、「自分が姿を隠している間に死んでいく」というパターンが実際に存在する訳です。

デスするリスクを抱えて、『アクション』する
⇒「自分のデスリスクは上がる」が、「味方のデス」が減る

or
デスリスクを抑えて『潜伏』する
⇒「自分のデスリスクは下がる」が、「味方のデス」は増える

という葛藤を抱えながら常にプレイしなければいけない訳ですね。

それ自体は避けようがありません。誰も根本的には解決できず、付き合っていくしかない問題です。

ただ、潜伏とヘイトが全く両立しないわけではありません

ここで一つの問いがあります。

そのヘイトは、「良いヘイト』でしょうか?



ヘイトの種類と、「良いヘイト」/「悪いヘイト」

試合中に起こるヘイトの状態は、全部で3パターンあります。

①Noヘイト状態(敵にとっての一方的ヘイト状態)
自分だけが気づき、相手がこちらに気づいていない状態
自分有利

⓶相互ヘイト状態
お互いに気づいている状態
⇒基本は均衡、もしくは有利/不利
⇒一部は、『良いヘイト』になる

③一方的ヘイト状態(敵にとってのNoヘイト状態)
相手だけがこちらに気づき、自分は気づいていない状態
自分不利
⇒いわゆる『悪いヘイト』


『悪いヘイト』とは?

ここで、重要なのは、③一方的ヘイト状態に「メリットは何もない」ということです。いわゆる『悪いヘイト』です。

何故なら、不意打ちを食らうことになるので、どんなにプレイヤースキルがあっても、一方的にキルされやすいです。また、こっちが「意図的に気づかせている訳ではない」ので、そのヘイトが状況を良くするかどうかは運任せになってしまいます。そのため、③「一方的ヘイト状態」は、常に避けるべきということになります。

『良いヘイト』とは?


『良いヘイト』はもうちょっと複雑です。

『良いヘイト』とは、必然的に⓶「相互ヘイト状態」であるのは間違いありません。ただし、相互ヘイト状態の中でも「限られたもの」だけが、「今の状況を良くする『良いヘイト』」になります。また今度詳しく解説しますが、ちょっと言っておくと

①前提として、「意図してヘイトを買う」のが最重要
味方の近くでヘイトを買う
2人以上のヘイトor重要な敵(敵後衛や強い人)のヘイトを死なずに買う

①と、②or③の条件を満たした時に、『良いヘイト』を買うことになります。



『良いヘイト買い(相互ヘイト状態)』を、潜伏でサンドイッチしてしまえばいい

ここが「潜伏していたらヘイトを買えないのでは?」への解答です。

『良いヘイト』とは、意図的に買うものでしたね。

つまり、『良いヘイト買い』は、全てアクションであるわけです。そして、アクションであるということは、、潜伏の間に、『良いヘイト買い』をサンドイッチしてしまえばいい訳です。

そうで無い、意図的でないヘイトは、全て③一方的ヘイト状態であり、不利を招くものなので『悪いヘイト』であり、出来るだけ避ける必要がある訳ですね。

勿論、現実的には、「悪いヘイトを全く買わない」のは難しいです。相手も「Noヘイト状態」を作ってくるわけですし、アクションしないとカウントは進まないわけですので。

ただ、一つの指針として、『ヘイトを買う』という行動は、「ごく限られたパターンの『良いヘイト』を、意図的に買うアクションである」ということ、そして、そのアクションを「潜伏サンドイッチ」してしまえばいい(=潜伏とヘイトは両立するということ)を覚えておけばいいのではないでしょうか?



まとめ

結局色々書いて複雑になっちゃいましたね。
まとめると、

・潜伏サンドイッチ「各アクションの前後で、潜伏する」
⇒ここが一番重要

・するべき理由①:「デスしない」ため

・するべき理由⓶:「一方的なキル」のため

・するべき理由③:落ち着いて状況を把握し、考えるため


また、

・ヘイトの種類は、
①自分だけが気づいているNoヘイト状態
⓶お互いに気づいている相互ヘイト状態
=一部『良いヘイト』

③敵だけが気づいている一方的ヘイト状態
=『悪いヘイト』
がある。

・『良いヘイト買い(相互ヘイト状態)』を、潜伏でサンドイッチしてしまえば、潜伏とヘイトは両立できる


以上、たまごまごでした~。ではでは皆さんよきスプラライフを~(*´▽`*)




余談:「潜伏サンドイッチ」は、①Noヘイト状態を作ることが出来る数少ない手段

余談です。

何かと言うと、「潜伏サンドイッチ」は、①Noヘイト状態を作る手段、ということです。

「潜伏サンドイッチ」は、「一方的なキル(自分が死なないでキル)」するのに重要、と言いましたね。これは言い換えると、①Noヘイト状態を作っていた、とも言えるわけです。

ここまで述べて来たように、「潜伏サンドイッチ」には様々なメリットがありますが、やっぱり「一方的なキル」という選択肢は、『潜伏』という行動を通してしか作れないというのは大きいと言えます。

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