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転生してもスマイルだった件

もしもこんな世の中があったなら。

彼らはいつも妄想し、夢を見る。

僕も常に妄想する。

動物と話ができる世界があったなら。

超能力を使える世界があったなら。

そんな妄想ばかりしながらミルクレープを食べていたら、なんと僕は異世界に転生した。

握手をするだけで過去に戻れる世界もあるのだから、ミルクレープを食べることで異世界に転生できてもなんら可笑しくない。

しかしここは、ドラマやアニメのように劇的に何かが変わっている世界では無かった。

ただ唯一、明確に元の世界と違うことがある。

それはこの世界の人々は皆、

自分の誕生日に祝われるのではなく、祝うのだ。


元の世界では周りが、その日誕生日の人に向けて

誕生日おめでとう

と言う。


だがこの世界では周りに、その日誕生日の人が

この日まで僕と仲良くしてくれて、沢山助けてくれてありがとう、という感謝の気持ちを込めて

誕生日ありがとう

と言うのだ。


僕が妄想してきた世界では無いが、なんて素晴らしき慣習か。

郷に入れば郷に従え。

僕も彼らを見習おう。

今日は僕の誕生日だから。

人生で初めて、誕生日に祝われるのではなく、誕生日に祝おう。

日々の感謝を込めて。

嫁のつきみぐちゃん、両親

誕生日ありがとう

noteで仲良くしてくれているみんな

誕生日ありがとう

そしてサークルのメンバーにも感謝を込めて。

誕生日ありがとう

感謝の気持ちを形にも変えて贈ります。

サークルのメンバー全員には今月分のサークル代全額還元します。(ほぼ全額分の200円をそれぞれ贈りに参ります。)


「祝う誕生日もいいもんだ。」

そうつぶやいた瞬間真夜中2時の鐘が鳴る。この国のシンデレラタイムは2時で切れるみたいだ。シンデレラならぬたまデレラ気分もこれで終わりか。

チリーンチリーン。

🔔

僕は元の世界に戻ってきていた。

顔をあげると沢山の仲間が

誕生日おめでとう

と祝福してくれていた。

祝われ、祝う。

欲張りなたまごまるをこれからもよろしくお願いします。

※みんなの祝福記事や、サポート本当に嬉しくて、感涙しました。お礼のコメント周りにもなるべく早くいきます。本当にありがとう。

終わり


今の抱負

この歌の歌詞のように振る舞いたい。

あなたが笑ったら 僕も笑い

僕が笑ったら あなたも笑う

あなたが泣いたら 僕も泣く

奪い合うことになれ 疑い合う人で溢れている世界だとしても

僕は僕の笑顔であなたを幸せにする

あなたの笑顔は僕を幸せにする

理屈ではないとこで通じ合える

そんな世界に住んでいたい








ここまで読んでいただきありがとうございます。