「楽しむ」してますか?
最近こんなツイートをした。
きっと、以前に比べて楽しんでない自分に気づいたからだ。笑
最近、全ての物事を「楽しむ力」が減った気がしていた。
うまくいかず失敗したり、将来に対する不安があったり。
誰でも楽しめない理由なんて、探せばいくらでもぽんぽん出てくるものだ。
だって今日から消費税も10%に上がってしまう。笑
ただ、そんな楽しめてない自分を振り返り
単純に「らしくないなぁ」と感じた。
自分で言うのもなんだが、多分、ぼくはなんでも楽しむことが得意な方だ。
それなのになぜか楽しめてない自分はあまり好きではない。
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2019年9月21日。
令和最初の誕生日、28歳を迎えるにあたって、「ふむ、このままではいかんぞ」と誕生日をきっかけに、とりあえず「楽しむ」リハビリを開始した。
誕生日1週間前から、周りの人に好きな食べ物を調査して、そしてそれをみんなに振舞おうかな。と、そんなシンプルな「楽しむ」計画だった。(フィリピンでは誕生日の人が食べ物を振舞うことがよくあるとかないとか。)
「誕生日当日にみんなが楽しんでくれたら、自分も楽しめるだろう。」
それくらいの単純な気持ちだったが、思った以上に楽しむことに成功した。
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まず、1週間前からそんな調査を始めたせいで、自分が誕生日に何かするということが全員にバレた。すると誕生日までの1週間、ずっと会うたびに「Happy Birthday!」「お誕生日おめでとうございます!」と声をかけられた。
「いやいや、まだ早いって!1週間後だから!」
とツッコミつつ、純粋に祝われるのはうれしかった。笑
お正月でもない、クリスマスでもない、日本代表がラグビーで勝利したわけでもなく、自分の誕生日のためだけにお祝いムードになってくれてどうもありがとうという気持ち。笑
「楽しむ」つもりが、計らずとも「楽しませられる」ことになった。
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そして、みんなの好きな食べ物がわかり、準備するものが決まったら、次は周りのみんなが準備の手伝いをしてくれた。
「何をどれくらい購入しよう?どこの店で買おう?これはここで安く買える。予算はどれくらい?」
人と協力して何かを作りあげるのって単純に楽しいなって改めて気づいた。
もちろん意見が割れたこともあったけど、準備期間も短く、そこは「自分が払うので!」で若干押し切った。強引である。笑
(仕事とか、ほかのことだとそうはいかないこともあるので、そのあたりはTPOによりけり。)
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当日の準備もみんなが率先してくれた。
食べ物を並べてくれたり
出し物をしてくれたり
プレゼントをくれたり
一緒に写真を撮影したり
お祝いの歌を歌ってもらったり
準備してもらったケーキのキャンドルを吹き消したり
いや〜、単純に楽しかった。
その時に気づいた。
一人で「楽しむ」と決めたつもりだったけれど、
「楽しむ」と決めたことで周りが協力してくれて
周りも「楽しむ」ことをし始めて
最終的に自分が「楽しませられる」ことになっていた。
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「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」
なんて言う言葉もあるけれど「楽しむ」と決めて行動して、周りが一緒に「楽しみたい」と決めて行動してくれることってすごく幸せなことだ。
好きなTED動画がある。(見たい人は画像をクリックしてください。)
「社会運動はどうやって起こすか」という硬めのタイトルだが、中身は単純で、1人の踊っている人に、2人目の踊る人が加わった瞬間、3人目、4人目が加わってきて、最終的には数え切れないくらいの大人数で踊り出すのだ。
最初の「楽しむ」リーダーになるのは勇気が必要だが、1人のフォロワーが見つかるとそこからはどんどんと人が加速度的に増えていき、みんなで「楽しむ」ことができる。
成功者のインタビューにはよく「周りのおかげだ」と感謝している場面がある。どんな成功も一人では成し遂げられないからだなぁと思う。
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企業が作ったサービスはお金を払ったら楽しめるものが多い。
なんなら最近は無料で楽しめるものの方が多い。
とはいえ世の中、そんな用意された楽しめるものばかりではない。
楽しめないこともたくさんある。
しかし
「楽しむ」ということを決めているのか
「楽しむ」のがその人にとって自然なのか
「楽しむ」のがただひたすらにうまいのか
何事も「楽しむ」のが得意に見える人もいる。
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露出狂に出会った話をネタにして、
ぼかすか人を笑わせられる女子大生。
残念なお店のクオリティを気にせず、
誕生日の幸せを味わえるインターン。
仲間の失敗を責めることもせず、
成功までのプロセスを楽しめるアイドル。
普通はマイナスなことさえ「楽しむ」彼らを見ていると
なぜか自分も「楽しませられる」ことがある。
もちろん心から楽しめないこともたくさんある。
何事も必ずしも無理に「楽しむ」必要はないし
勝手に「楽しむ」リーダーに
無理に協力してフォロワーになる必要もない。
ただなぜか「楽しむ」リーダーがいて
自然と周りも「楽しませられる」フォロワーとなり
いつのまにかたくさんの人が「楽しむ」ことがある。
それってかなり最高なことなんじゃないかなと思う。
少しでも「楽しむ」ほうがいいなと思ったら
「楽しむ」と決めて行動するのがいいと思うのだ。
勇気を出して、恥ずかしがらずに。
時には言ってたことを変えて、手のひらを返してもいい。と個人的には思う。笑
(文句をつけられたら、適当に謝ればいい。楽しみたいんだから仕方ない。)
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まずは自分が「楽しむ」
楽しんでみて周りも「楽しむ」
楽しくないことの中にも
楽しめる要素を見つけて「楽しむ」
どれだけ楽しくなくても
あえて「楽しむ」と決めてしまう
そうすると、きっと、もっと人生は楽しくなる。
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ZOOTOPIAというディズニー映画で好きなシーンがある。
新米警官うさぎのJudyがZootopiaに到着して一人暮らしの部屋に入るシーン。お世辞にもいいとは言えない小汚い部屋を見てJudyはこう言う。
"Greasy walls. Rickety bed. Crazy neighbors... I love it!"
(ベトベトの壁、ガタガタのベッド、おかしな隣人、最高だわ!)
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最後まで読んでくださってありがとうございます。
少しでも「楽しむ」ことをしていただけていたらうれしいです!
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