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絵が描きたいでは描けない。描きたい絵があるから描く。

1週間前くらいに気づいたことがある。
絵は描きたくても描けないが、好きなものの絵は描きたくなる。

当たり前すぎて、何言ってんだと思いましたか?

私はずーっとこれに気が付かずに生きてきた…。
何年間か「絵は描きたいけどなんか描く気がしない」という矛盾を抱えていた。
でも、たまーに、寝食忘れるくらい熱中して描くときがあることがあった。
理由が分からなくて気まぐれだと思っていた。

しかし!ようやく分かった。

気づいたきっかけが、
1週間前、すごくかわいくて描きたい女の子の自撮り写真を見た瞬間、その女の子をモデルに、一心不乱に描いたこと。一気に2枚も。

絵を描きたいって、すごいぼんやりしてるんだな。
お腹空いたけど、食べたいものがないってのに似ている。

結局食べないで寝たり、とりあえずインスタントとかで済ますのと、
とんかつが食べたい!と思って
材料を調べてスーパーに買いに行って、作り方を調べて作ったり、
店を調べて身支度をして食べに行くのって全然違う。

自分の中ではすごい気づきだった。
これからは描きたいものがない時にApple Pencilを握りしめてモヤモヤするのではなく、
描きたいものがないなら描かないで良いと割り切って、綺麗なものやかわいいものを探しに行ける。

絵を描く以外でも活かせそうだけど、
そこまでして何かをしたいと言うわけでもない。
やっぱり絵は特別なんだなあと思うと、
夢を諦めた私には嬉しいけどちょっと寂しい。

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