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宝塚大劇場に行ったよ♪

京都マラソンに参加しました。開催日は2/18(日)。

最初は宝塚へ。
縁が転がり込んできたみたいなことが起きて、観劇できることになりました。
トップスターさん・トップ娘役さん揃っての退団公演ということもあって、入手がとくに難しいらしい。感謝感謝です。

観劇できた日にも大きな意味があるかもしれないので、書いておきます。
2/16(金) 13:00〜 花組の『アルカンシェル』です。

こんな機会をもらいながら申し訳ないのは、宝塚どころか観劇の経験がほぼないことです。有識者さんにお世話になりっぱなしでした。

京都マラソンのための遠征だから、どのみち泊まるんです。
だったら宝塚ホテルでしょう♪

宝塚大劇場の隣にあって(正確には駐車場を挟んでいるけど)、劇場のオフィシャルホテル。
前の晩から観劇気分に浸るには、これ以上ない場所です。

しかも、シアタービューという部屋が空いていた。

この部屋の説明。
「お泊りいただくお部屋の窓から、憧れの宝塚大劇場が目の前にご覧いただけるシアタービューをお約束。」

値段も通常より安めの設定っぽい。もうここでしょう♪

着いたのは夜遅く。窓から宝塚大劇場を眺めるのは、明日におあずけ♪

そこで、ホテル内を探検。
昔ながらの良いホテルという建物に、どこも白やアイボリー系を基調にしつつ、あずき色や濃い緑といった布地との感じが良すぎて、ぜんぶ持って帰りたいくらい。

シャンデリアとか照明もひとつ一つすごい。

部屋の鏡には女優ライトがついてるし、ほっぺたとか拡大してみる鏡が、その下の良いところに置いてあったり。
観劇を控えた思い入れの強い方々がどう過ごしたいのかを追い求めたように感じる場所。
新鮮な感動ばかりでした。

エレベーターや廊下のちょっとしたところにも、いにしえの姿とか。
初めての自分でもぐっとくる。好きな人にはたまらないと思う。

朝になった。
じつはほとんど眠れなかった。
宝塚ホテルに泊まって宝塚大劇場に行くというのは、そういうことだと知った。
初心者のなにも知らないおじさんでも、このくらいぴしゃっとする。

新しいとびきりの体験でした。

阪急の電車の音がする。外が明るくなってくる。
でも雨の感じがする。

やっぱり濡れている。
チェックアウトの直前はもうちょっと良くなっていてこんな感じ。
遠征の皆さんのバスも続々。

早朝に戻るよ。
起きたんだし、ここが京都マラソンに向けて最後の身体を動かす機会になると思うので、右隣にある武庫川沿いを走る。

観劇の前に走る人は、あまりいないかも。
でも自分にとっては大事なことで、心も身体も汗をかいて揺さぶられて良い状態になる。
だから、これは欠かせない。なにかを観にいくときには必ずやる。

そして、朝食を食べにいく。

なんか場所も人もぴしゃっとしていて気持ち良い。
そもそもホテル内ですれ違うときに、宿泊者同士でこんなに気持ちよく挨拶することが多いのにびっくり。
朝食の場でも、座る場所を指定されると「はい!」とはきはき答えて、きびきび動いている人が多い。そして身なりは朝からおしゃれ。

たぶん、みんな泊まることを含めて観劇なんだと思う。
日比谷で出待ちしている人たちの近くを通った時のことを思い出しました。

すごいよ宝塚。
劇場に泊まらせてもらったような感じでした。

これまでの公演の展示もある。
衣装とか小道具が飾られている。
ゴウジャスすぎ。

宝塚ホテルを出てから、阪急の駅に戻って宝塚大劇場に行こうと思った。
駅からのすべてが宝塚の世界かなと感じたので。

こうして向かった宝塚大劇場は、すべてがとびきりすぎる場所でした。
もうなんにも言えないくらいすごい。

初心者なおじさんでもこうなんだから、この世界と感性がもっとあう方々にとって、特別すぎる場所でしょう。

これまでのスターたちの成りゆきや、衣装なども大事に飾ってあります。
撮ってもらえるところもある。

公演そのものも、自分にとってはずっと感動しっぱなしのものでした。
舞台の展開とか演出とか、役者さんたちの出来具合とかは、初心者すぎて全然わからないけど、すべてに引き込まれ続けて、素晴らしかったです。

歌や音楽、踊りなどなどで演じられているものも、舞台の設備や道具も、衣装もみんなとびきり。
作っている世界もだけど、すべてをあの水準でやり切れるって、凄すぎ♪

スターさんたちはさすがの華やかさで、出演しているみんな輝いていてさすが♪

みんな踊りも歌もすごい中で、いちばんびっくりした一つは、木底の革靴とか履いているのに、椅子の上から飛び降りるような場面でも、なぜか着地する時に音がしない。ほとんどの場面で靴音がしない。

でも必要なときには、ちょっとの動きでもはっきり靴音を聞かせる。

これはなんだろうと思って、元ダンサーさんだった友人が遊びに来てくれた時に聞いてみたら、「それはねっ」って、靴音をさせない時と聞かせる時の身体の動かし方を教えてくれました。

ひとつ一つすごい♪。

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