イギリス大学院受験記 | 志望動機ストーリー展開(HRM)
鯵の干物と子持ちししゃもがたまに無性に食べたくなる日々を過ごしつつ、2024年もの6分の1が終わりゆくのを見届け、焦りとあきらめが混ざる日々です。
どんな事を書くのか
ここでは細かいPersonal Statement(以下PS)の細かい書き方ではなく大筋としてどんな事を展開していったかを書いていこうと思います。
今回私の場合は社会人留学となるので、①大学(別専攻)での学び②社会人としての職歴③仕事以外の活動 を経歴として記載しました。
人によってこれまでの経験が異なるので、一概にこの形が最良であるとは言えないと思います。また、出願する大学によっても制限文字数が違うので各学校に共通する部分の骨子のストーリーを固めて、文字数に合わせて内容をより細かく膨らませたり削ったりしました。
大まかにPSのストーリーラインは下記の通りに展開しました。
最初は「文字数を満たすのが大変なのでは」と戦々恐々としていましたが描き始めると端的に制限文字数以内にエッセンスを散りばめる方が大変で書いては消し、寝かせたりをしばらく繰り返しました。
意識・工夫した点
①各段落のボリューム:伝えたい事を全て言うと全てが主役のお子様ランチに
全部全部を主張しようとするとお子様ランチ状態になって、結論長いと何が言いたいかわからなくなるため全体のバランスをうまく取るようにしました。
具体的にいうと、過去の経歴を1とした時に、研究したい事と将来目指したいキャリアを1.2くらいに収まるようにし、なるべく各文の主語が埋もれないように端的な長さを意識しました。(文法チェックしてもらう時にも長い!と言われたので実践どれほど守れていたかは怪しさが残りますが)
②経歴と志望動機の繋がり:ロジックを整理して寝かせて熟成
以前少しだけ描きましたが、私自身人事職についたことや人事関連を本職で行った経験はほぼありません。そこため、唯一なぜその学校に進みその学問を学びたいのかをどう読み手に伝え、どう魅せるのかは時間をかけて考えました。
※仕事以外でのボランティア活動や資格などで少し経験は積めたものの、学士でやってきた人や関連した職歴がある人に比べると見劣りするとは自覚していました。
そのため、コアとなるエピソードや経験を数個ピックアップして、具体的に何故HRMを学び、将来何をしたいかはワードや落書き帳に日本語でひたすら書いて言語化をし、どの要素を掻い摘んで書くべきかを整理しました。
その後一旦その勢いのまま書いてみて、翌日寝かせて(冷静に見るため)書き直して、というループを繰り返していきました。
多くの人の志望動機をみて判断する側に立ちながら大筋のロジックからずれないように言葉を選んだり、あえて削ぎ落としたり、少しの熟成を重ねて完成したというところでしょうか。
③第三者の目を入れる:自分の殻の中で収めない
その人によって向き不向きがあるので、一概にこうきた方が良いとはお伝えできませんが私個人はストーリー作成とPSの作成は1人で行い、その後の文法チェックを外部にお願いしました。
大学に通われている方であれば教授などアカデミックバックグラウンドのある方に見てもらったり、周りの人に見てもらう自分で気付けない点での視点が得られてより満ちた内容になっていくと思います。私自身は周りにPSのチェックをお願いすることも考えましたが、自分で言語化を満足いくまでしてみて、それでも頓挫したらリソースを使う事を考えようと決めました。
書いている時は1人でぶつぶつ言いながら、かなり怪しい感じでやっていました。
行き詰まった時は、ChatGPTに色んな角度からダメ出しを求めて、自分の中で出てきた質問や指摘に答えながら整理していきました。(やりすぎると迷走しますし、ご自身が描きたいことからズレかねないので程々に)
校閲はあめちゃんさんがお勧めしていたCambridge Proofreadingに依頼して添削をしました(志望度が高い学校は2人校閲を頼みました)
英語でこんな素敵な表現があるのかと参考になりますし、校閲したコメントを入れたものと清書されたものを戻してくれるので、どう変わったかもわかりやすく且つスピーディーでとてもありがたかったです。
もう少し具体的にPSに何を書いたかは、また追って書いていこうと思います。
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