これまでのながれ

【8月25日】手術後1日目

何時かわからないまま、少し寝たりしてましたがどうにも背中（右肩甲骨下）がいたく、耐え忍んでいました。看護師さんが巡回にきてくれるタイミングで言おうと思って4:00頃に　痛いのと暑いのと喉が渇いてることを伝える。
痛み止め点滴を入れてくれることになり、少し寝れた。

7:30まえに担当医の先生が様子を見にきてくれる。痛いですか？と話しながらドレーンを確認される。そのドレーンの動きに伴い、激痛がして、うーんと唸りながらも先生と一緒に呼吸の体操をする。

先生が立ち去ったあと猛烈に痛くなり、池の鯉のように苦悶しながら、看護師さんに痛み止めの錠剤が欲しいことをつたえた。
先生に確認のうえ、錠剤を持ってきてもらい、服用。
朝ごはんがきていたけど、お味噌汁の汁だけ飲むことにしました。めちゃくちゃ沁み渡る。なんか元気がでてきた気がしてきた！！

そうこうしているうちに看護師さん（新人っぽい）が
『レントゲンの場所わかりますか？もしわかるなら行ってきてください』とサラリと言う。
『歩いてですか？まだ一度も歩いてないんですけど』
『制限解除でてますよ』

困惑してたら、ベテラン看護師さんが来てくれて『車椅子でいってください。痛みにあわせないと』と助け舟を出してくれた。

いやー、こんな痛みのあるフラフラの状態で一人で行かせるのは無茶やろー、と心のなかで毒付く。
やっぱりベテラン看護師さんは安心だ。若めの看護師さん（先程の新人さんではない）が帯同してレントゲン室まで車椅子でつれていってくれた。ドレーンや尿バルーンや点滴もひきつれて。おばちゃん、重たいのにゴメンね。痛いですよねーと共感してもらえるだけで和らぐのは何故だろう。

レントゲン室で撮ってもらうのに、車椅子から立ち上がる→抱えるように手を広げる　という姿勢がまたまた私を苦しめる。
苦悶の表情になりながら終了。レントゲンに顔が映ってたら、きっとムンクの叫びみたいな骨シルエットが映っているだろう。

帰ってホッとしかけたら『お身体拭きタイム』
まだ痛みもあるけど、昨日から汗だくになっていたので、さっぱり拭いていただきました！
ありがとうございます😊

やれやれと思ってたら、担当医の先生が
『ドレーンぬきましょかー』と声かけしてくださり、また車椅子にのって処置室へ。

在庫置き場の片隅のようなところにある処置室
よいしょよいしょと自分を励ましながら、ストレッチャーに乗り、右側面を上にして横になる。
テープを剥がし、先生の合図で呼吸を合わせてドレーンを抜いてもらいました。もっと激痛を予想してたけど、案外スンナリと抜けました！

心電図と尿バルーンも抜いてもらい、
『歩いて帰りましょう！』と先生。

ヒェーって思ったけど、歩き出してみたら結構歩ける！！痛み止めが効いてるのかもだけど、ドレーン付けていたときの苦痛から考えると嘘みたいに爽快。
QOLが一気にあがりました！！

帰り道に担当医からも『土曜日にレントゲン確認して、最短で日曜日に退院できそうですよ』とのこと。
木曜日に手術したのに、めちゃ早い！
手術3日目で退院ってのも少し心配ではあるけど。どうしようかな。

尿バルーンもとれたので、自力でお手洗いにもいき、部屋の片付けもしてスッキリ爽快。

12:10 お昼ご飯
ありがたくいただきました。
茄子の胡麻和えが沁み渡る。やっぱり和食だねー。

お昼ご飯終わったら、看護師さんが来てくれて点滴取りましょうかと。
これで管という管からオサラバ！

13:45 外来終わりの執刀医の先生が来てくれる
『めちゃ生活の質あがりましたー！』と報告すると『そう顔にかいてありますよー』と嬉しそうな先生。

四箇所の傷は、似たような大きさですが、背中の傷口は筋肉を縫ってるから膨れています。
背中をベッドにもたれたりすると血流が悪くなるから、もたれずに座っておくのが良いですよ。

相変わらずスパルタな先生だ。
でも、それはそうだなと思い、極力起きるようにしている。このnoteを書くときも。

15:00 リハビリの理学療法士さんがきて、フロアを散歩しながら、歩行確認。
『全然大丈夫そうですね！！』と太鼓判おしてくれました。

17:30 体重測定と体温などの測定
体重は１キロほど増えてる謎💦
すこし微熱あり37.3℃

18:10 執刀医の先生が見にきてくれる
明日レントゲンを撮って、状態がよかったらいつでも退院オッケーとのこと。
といっても術後2日目だよね。。。
帰宅してもバタバタするし、できれば月曜日退院が希望と伝えました。
大丈夫ですよ、とのこと。

18:15 晩御飯　ありがたく完食

18:45 院内のコンビニへ
カフェオレとチップスター購入。
病院食に慣れてきたせいか、チップスターが塩辛い💦
家にかえったら、薄味にしようと誓う。

この入院中に感じたのは
お医者さんや看護師さん、栄養士さん、薬剤師さん、病院の細々したところの実務をされてる方が、ほんと真摯にお仕事をされているということ。しょーもないことでナースコールを押すお隣さんにも嫌な顔せず対応されてたし（私ならため息つくわ）ほんと凄いなぁと感じました！
医療行為はもちろん、汚物の処理まで、なかなか出来ないお仕事だなぁと感服することしきり。
うちの娘も看護師になりたい夢をもっています。帰ったら看護師さんのことを話してみよう！