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できれば、長く。

こんなにも私のままで受け入れられたことはあっただろうか。

私の受け入れられたことの無い部分を受け入れて、認めて、似てるねって言う人が現れた。
私は、ただ、恐ろしかった。認められた後に苦しみが待っているのを知っているから。
認められないことが普通で、どこか生返事が返ってくるのが普通で、それがもはや安心になっていたのに、似てる?一緒ですねって?え?なに?何を言われた?

その人は
実際今まで関わってきた人の中で
最高に不安定な人間で
歪な人間で 
矛盾ばかりで
人を優先しすぎて自分を見失っていて
普通を頑張って生きていて
小さなことで勝手に辛くなる
なのにふとした瞬間にとても普通な人
大切な存在の人の記憶を持っていて
サラッと人の中に入り込めて
出会いを掴める人


私と似ているけど違う人

大切になってしまった
知ってしまった
願ってしまった
期待してしまった
未来を想像してしまった

確かな期待をしているのを実感するのは、不意に終わりの裾が見えた時。いなくなるかもしれない、嫌われたかもしれない、少し寄りかかりすぎたかもしれない、少し重かったかもしれない。そういう"なんでもないこと"が起こる度に、また失敗したかもしれない。失うのかもしれない。と言う感情と考えが頭の中を侵食していく。

この人が私の前から、隣から、去りませんように。
いつか普通じゃなくても大丈夫だって思い合えますように。
私たちが描く未来が、きますように。

いつもおもってる。
同時に、

この人が私のこと忘れる日が来る。
興味も、言った言葉も忘れて、去っていく日が来る。
そんな言葉を大事にしてたの?って笑う日が来るかもしれない。と思う。

考えただけで痛い。苦しい。辛い。
これはもう期待している確実に期待を持ってしまってる。良くないなぁ。痛いだけなのに。いつか

だから、だから、私が期待するなんて珍しいんだよ。大事なんだ。それと同時に、また書くけど"全てを無くして私だけになればいいのに"なんて、思っちゃうんだ。嫌なんだよこんなこと思ってるこの事実がさ。でも、避けられない。それくらい期待してる。だからこのままながく、できるだけ長く一緒にいたい。私の居場所でいて欲しい。あなたの居場所で居続けたい。そして2人で駆けたい。

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