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共に戦う"覚悟" -北村想楽『you're』について8thで歌われる前に自由にいろいろ考えた-

aikoは人生な涼/麗/想楽Pのtamakiです。

本来ならこの時期はaikoの歌詞研究作業をやっている頃で、aikoの歌詞の方をうんうん言いながら読んでいるのだけど、今回はせっかく担当のソロのお披露目があと2日!(ほんまに!?)に迫っているので、もう少し自分の中で落とし込んでおきたいのでフリーハンドで考えるまま書いていく。
それこそ、歌詞にある通り自由に、千切れる雲に身を委ねるままに。

以下、全部「個人の感想です」「単なる所感です」を念頭に置いて読んでください。人には人の解釈。人には人のSideM。



覚悟

さいどみすきーのLTLで覚悟うちわとか覚悟Tシャツとか言われていて笑ったりしてたのだが、想楽Pの我々、正直笑っている場合ではない。
you'reで想楽は覚悟を問うてくるのだ。

 僕が僕のまま日々を歩くのは思うより難しい
 僕らしく生きるには 君の覚悟も必要だってわかってる?
 Are U Ready?

北村想楽「you're」

しかしながら、覚悟っていうのはなんなんだろうな~と思ったりするわけである。

僕が僕のまま日々を歩くのは思うより難しい と想楽は歌う。
これは本当にそうで、特に芸能人、なかんずくアイドルはそうだろう。

自分もさいみすで少し書いたが、アイドルや役者なんてものは適当に見てきたり聞いたりしてきたイメージで、非常に勝手な解釈で見られて/見てしまったりする。
私は、自分のホームであるMミリのアイドル達については大体のことをわかっているが、距離を置いているデレやシャニのアイドルなんかは、流布してる歪められたイメージや中途半端な解釈、あるいは、あまりよろしくないような二次創作のイメージで誤解しているアイドルも、正直、結構いるんじゃないかと思う。

ていうかMミリのアイドル達についてもそうで、「大体のことをわかっている」なんて書いても、担当外ではわからないこととか知らないこともあるし、彼ら・彼女らについても、誤解してるところが大いにあると思う。とても怖い話だが。

で、私は、想楽なんかはその「誤解されやすい」のカテゴリのトップにいるような子じゃないかと、ちょっと危惧している。
あまり口外しないが、Twitterやさいみすで想楽に中途半端な解釈と勝手なイメージで適当なことを言われているのを見るのが、私は、正直あまり好きでは無かったりする。
(まあ私も想楽のことなんて全然わかってない方のPで、適当なことを言っているかも知れないのだけど)(Pはみんな自分勝手なものだから)

aikoは人生なので急にaikoの話をするけど、aikoも「花火」「カブトムシ」等で売れ始めた頃、キャラクター先行の子でしょ? 何か面白いことしてよ、的な感じで決めつけられて接されたことがあったそうで、あまり快く思わなかった旨を過去に発言していた。

ででで。
「僕が僕のまま」というのは、そういう、流布してるイメージとか、安易なイメージとかで歪められないまま、想楽が自分の生きたいように生きる、ということだとしよう。「僕らしく生きる」ってその次に出てくるし。僕らしくっていうことがどういうことなのかは一旦置いとくけど。
それに必要なのが私たちの覚悟なのだ。

歪められないように、ということは、端的に言うと「想楽を歪めるあらゆること」を「無くす」、もしくは、無くすまでいかないでも、「そうしないようにする」ことでしょう。
想楽という鳥を自由に飛ばすために、邪魔になる障害物をなくしたり、なくすのは無理でも上手く飛べるようにサポートする、と比喩してもいい。

これを大胆に脚色して言うと、想楽を害するもの全てと戦うということだ。

つまるところ、想楽を護る盾となり、時には戦う矛となれ、ということである。想楽が我々に求めているのは、そういう覚悟である。
と、私は読むのである。

命を賭せ、とまではいかないが、共に血を流せ、と言っているような気がする。なるほど、確かに「覚悟」と言う言葉を使いたくなる。

勿論想楽の方も

 ツライことも 何だって
 やりきれる覚悟ならもうできてる

北村想楽「you're」

と覚悟をキメているので、大丈夫である(大丈夫って言い方が正しいかはわからんが)
想楽も護られるだけではなく、戦っていくと思う。
バリバリやっていくでしょう。売り出していくでしょう。自分を。
想楽の好戦的なところ、tamakiPはだ~いすき。

想楽とP&ファンは、共に想楽を歪めようとする"意識なき悪意"と戦う、大きな戦団となるのだ。
歴史が証明しているように、自由と言うのは戦って得るもの。なんですね。

魅せるのは本質

まもなく解答編が、マジでまもなくやってくる、想楽の問題が暴かれてしまった、かの問題作・ペンギンイベ。
正式名称・「水上のアクアリウム~個性豊かなペンギンたち~」
(2022年4月7日~15日開催)
2022年4月からずっと、想楽Pはこの問題を常に意識していただろう。

超ざっくり簡単に書くと、かわち~ぷりち~なペンギンPRのメインを張らされた想楽であるけれど、正直なところ、かわち~ぷりち~を求められたのは内心複雑で、悩みながらもお仕事にはきっちり向き合っていく、というような話である。
多分に私のバイアスがかかっているハイパー適当いいかげん要約になっているので、ポータルでアーカイブが公開されたらそっちを参照して欲しい。

去年書いた考察noteで、想楽はもうちょっと具体的なビジョンを持って欲しいって書いたけど、you'reでは「その奥の本当のジブンでさ、魅せていきたいよね」と歌っているので、そうだよそういうことなんだよわかってんじゃん(深く頷く)するやつです。

「心を交わすのは 夢を渡せるのは/精一杯着飾ったカタチじゃない」が、その前にあるのだけど、着飾ったカタチとは外側のこと。ですよね。表面上にあるもので、それだけ見ると誤解されたり、適当なイメージを持っちゃったり。
でもアイドルというものは、表面上じゃなくて内側の自分自身で魅せていくものなんだよね。いやアイドルに限らず表現者全体に言えるのかもだけど。

まあ…想楽のそれがどんなものかは、結局まだわからんのだけど。
ここがファンコンのストーリーで描かれるのかなあ…どうかなあ…とドキドキしてます。

明日か…明日!?(は全て詐欺です)

棘のある薔薇

想楽は見た目や話し方に反して、ちょっとピリリッ、としたところのある子だ。まさにyou'reで歌われている通り「トゲ」があり「イバラ」のある子で、しかし「薔薇」のような赤い瞳が魅力的な男の子である。

想楽も想楽で、自分が率直な性格ゆえに時にストレートに言い過ぎてしまうことを、時々気にしていたりもする。過去にはこの性格が災いし、仲の良い友達とケンカ別れしてしまったことも明かしている。
…ライサムはいいぞ↓。

しかしそれを矯正したりすることなく、それも一つの個性として咲けることを、想楽は目指しているようだ。you'reを読むと、そう感じる。

 ‘トゲさえも 誇りに咲こう 僕なりに‘ 輝きを増せるように

北村想楽「you're」

最後の方は「イバラに甘い香りを絡めて咲ける 華麗な薔薇でいよう」とも歌っている。彼は彼の個性を大切にしつつ、ちゃんとアイドルとしても成功して(甘い香りを絡める)そしてアイドル(薔薇)でいようと歌っているのです。と私は読む。
彼がアイドルとして生き続けてくれるのは嬉しいなあと思います。
すごくシンプルに。嬉しい。
というか、彼ほどアイドル以外に生き場所がない人もいないでしょう。
とも思ってます。

自由に、自分を歪められることなく生きつつ、アイドルとしてもやり遂げる。
それが彼の歩く、僕という日々なのかなと思う。
想楽P達は、ファン達は、そんな彼がのびのびと生きられるように護り、時に戦うことで、想楽の人生に少しでも関わることが出来るんじゃないかな と思います。


ということでyou'reについて、8thで歌われる前にいろいろ考えたのnote、おわります。
ちなみにyou'reというタイトルは想楽役の汐谷くんがつけたものです。
確か315プロNight!のオフサイドのSSSでコメントしていたけど、そこまで参照する気力がないので、割愛させていただきます。

SideMに関する読み物いろいろはここ↓に入ってます。


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