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我が人生のSideM -私のオススメSideM楽曲10選-

aikoは人生な涼/麗/想楽Pのtamakiです。
本記事は下記の企画に参加するために執筆されたものです。

SideM的な簡単な自己紹介。担当は冒頭に書いた通り秋月涼・神楽麗・北村想楽、担当ユニットはF-LAGS・Altessimo・Legenders・彩です。翔真さんも単独で書くくらいには担当度合いが強いです。
SideMに入ったきっかけは2016年8月7日、第6回ワケ生の頃から。生放送は見ていなかったのですが、TLで三瓶由布子さんが秋月涼役を続投すると知り、前々からSideMが気になっていたので「乗るしかねえ!このビッグウェーブに!」と飛び込みました。

さて。
元来私はこういった、オススメ曲プレゼン! だの、これを聴いて欲しい! だの言う文章を書くことは……実を言うとあまり得意でもなく、好きというわけでもありません。

あと周りの人がこぞってやっていると、なんだか「強いられている」「急かされている」ような気がして、それであんまりやりたくないな…書きたくないな…という気持ちにもなったりします。
これは個人的な印象というか受け取り方の話なので、単に私がそう感じてるだけという話なので適当に流しておいてください。:人には人の: です。
それで言うとちょっと前にあったaikoの19曲っていうのも、なんかaikoでそんなんやってんのやったらやらんなん…ってなって急かされてわ~って選んだような感じ。あいこめで知ったし(あいこめ→チョクメみたいにaikoからメール来るサービス)正直、あんまり心の籠ってない選曲になってしまったなと思う。

閑話休題。
ただ私は、あまりSideMで明確に「好きな曲」とかのテーマで文章を書いたことがない……ような気がしました。好きな曲でプレイリスト作ったとかはあるんですけど。
私は先述の通り第6回ワケ生からの新参ですが、それでも歴は今年で8年になります(これはそのままアイマス歴でもあります)そしてSideMは今年いよいよ10周年のタイミングを迎えることとなりました。

ならば10周年を迎えるこのタイミングで、私のSideM人生を振り返って曲を選ぶのもいいのではないか。
「好きな曲」で言うと、あまりに好きな曲が多すぎて、10曲にはとてもじゃないけど絞り切れないけど(本当にSideMは大好きな曲が多いんです、良い曲が多いんです)私とSideMの8年という“人生”から曲をピックアップすれば絞れるのではないだろうか。

ということで、そういう選曲基準にしました。
自分のSideM人生の中で特に重要な曲、思い出深い曲、記憶に紐づいている曲を選んだ…という感じなので、私の担当の曲が入っていなくても、別に愛がないとか情が薄いとか、そういうことではないので、念のため誤解のないようお願いします。

最初に書いておくと、全体曲が半数を占めることになりました。SideM自体が大好きで大切なのでしょうがないね。
そしてそういうコンセプトで選んだ結果として、人によっては自分語りに近いような文章になってしまったのもお許しください。知らんわいお前とお前の人生とSideMなんて、って個人的には思います。
出来るだけSideMのことにフォーカスし、自分の人生について大分はしょったつもりなので、何卒ご勘弁願います。

最初の曲のみ例外で、2曲目からは時系列順で書いていきます。
この時系列順というのは楽曲初出の日時ではなく、その曲と思い出・エピソード・記憶が紐づいた日時です。
楽曲名は伏せて目次をつくりましたので、どの楽曲が来るかワクワクしていただけたらと思います。


1曲目

NEXT STAGE!(初出2020/2021)315 ALLSTARS

一番好きな全体曲です。便宜的に、SideMで一番好きな曲と言ってもいいのかも知れないです。
2020年からのコロナ禍でプロミ2020、5thライブが中止になったことは、もう4年も前ですが、まだまだ記憶に新しいことで、プロミ2020両日現地参加だった私は本当に悲嘆に暮れたものでした。
SideMだけでなく他のいろんなことも、いや世界全体がどうなってしまうのか、未曾有の事態に途方に暮れながら日々を沈黙して暮らしていたことを思い出します。
このNEXT STAGE!はそんなコロナ禍の渦中でリリースされた新しい全体曲で、ようやく現地に行けたプロミ2021DAY2の開幕での1曲です。

「ずっとこの時待ってたぜ!」

歌い出しのこのフレーズ。間違いなくあの時集った、配信で見ていたすべての人の気持ち。ライブブルーレイの帯にも記されています。
その時の気持ちの莫大さと言ったらもう本当にとんでもなく、このプロミの最後にサイスタのタイトル発表もありましたので、SideMの明るい未来を、明るい「次のステージ」を信じられる、信じていい、希望に満ち溢れた思い出も、そのまま閉じ込められている曲。
いつ聴いても、頑張ろう、新しいステージへ、その先へ走り出そう、そう勇気づけてくれる曲です。

2曲目

夜空を煌めく星のように(2016)DRAMATIC STARS, High×Joker

2016年8月からモバエムを始めた私は、SideMを楽しむために「なるべく当時のPたちの気持ちと、同じ気持ちになること」を目指しました。
なので時系列順でモバエムイベストを読み、プロナイを聴き、その時その時のワケ生の動画を見、ファスライを見、またモバエムのイベントを追う…というようなことをしていました。
楽曲はST@RTING LINEの曲(と当時リリースが始まったORIGIN@L PIECIES)は既に聴いていましたが、そういうことをしていたので2ndアニバシリーズはムンナイも含めて聴いていませんでした。

そしていよいよ2ndアニバの頃まで辿り着いて聴いた時、こう思いました。
「この世界にはまだこんなに素晴らしい曲があったのか」
その時、新曲に飢えていたからそう思ったのかも知れない、という見方はありそうですが、本当にイントロの美しいピアノのメロディに感動し、震えたのです。この曲の話題になった時、私はTwitterやさいみすで同じことを何度も書いています。

それくらい強く、私はSideMを愛し始めていた、ということだったのでしょう。時は2016年の暮れのこと、来る二月のセカライに向けてSideMがどんどん弾みを付け始めている頃でした。

3曲目

Never end 「Opus」(初出2016/2017) Altessimo

私が初めて行ったSideMのライブは、ライブビューイングでしたが、2017年2月に開催された2ndライブ、通称セカライです。
どの楽曲のパフォーマンスも演出も素晴らしかったのですが、最も圧倒されたのが、我が担当ユニットAltessimoのNever end 「Opus」でした。

本当に……特にCメロの二人の壮絶な(そう、“壮絶”としか書きようのない)表現は圧巻で、とてつもない凄まじさがありました。
ちなみに最初に載せているSpotifyの試聴は何故かそのCメロの部分だけなので再生して見て欲しいです。なんでサビじゃないねんという気持ちはさておき。

この部分はBDのCM映像でもほんの少し見ることが出来るので、ちょっと確認してもらいたいです。ってもそこだけ見てもなんのこっちゃですけど、片鱗は感じ取れるかと思います。
↓アルテのCM映像から頭出ししておいたので、是非再生してみてください。

それまで一応AltessimoのPであるとは名乗ってはいたけど、まだまだ麗にも圭さんにも理解が及ばなかったし、特に圭さんには(通常雑誌の麗のセリフにもあるけど)「この人何なの!?」という印象が拭えない状態でした(ごめんね圭さん~~~今もなお勉強不足ですみません…)
そんな、まだアルテPとして幼児、いや乳飲み子……くらいの状態で見たセカライのOpusはあまりにも大きすぎる衝撃でした。ライブ後の深夜二時にミュープロ(2015年のモバエムのイベント、Special Music Program -NEXT STAGE!-)のイベストを読んで泣きました。

ミュープロのアーカイブへのリンク↓ このイベントはF-LAGSの最初のイベントでもあるので、涼P旗P的にも大事なイベントです。

この日初めて本当の意味でAltessimoのプロデューサーになったのだなあと、そう振り返って見ると強くそう思います。
この楽曲選を書くのにものすごく久々にセカライのOpusを見直しました。由祐くんの強い動き、全身を使った表現がやっぱり凄くて、引き込まれる。彼の全力を振り絞った懸命な表現に心揺さぶられたのだなと再確認したような気がします。
今でもなお、私は彼の懸命さと真摯さに強く強く引き込まれています。

なんか既に長いので以下はもっとラフに短く書いていきます。

4曲目

Flowing Freedom(2017)北村想楽

この曲がなかったら今書いている小説を書いていないので、この曲がなかったら今の私も、これまでの小説も出した本も、何もかもありません。
その当時、全く書いていないわけでもなかったんですが、小説を書くことから随分と遠ざかっていまして、書きたいと言う情熱も下火になっていた頃でした。ついには「小説書けなくなってもいいや」と、完全に手放した気持ちでいました。今考えるとぞっとするんですが、それがSideMに出逢う少し前くらいかな。

そんな私に「小説を書く」という技術、いや情熱を取り戻させてくれた曲で、おきあたまきという作家視点からすると、今回の10曲の中では間違いなく一番重要な曲です。
私にとって命を取り戻させたと言ってもいいでしょう。重い! だから北村想楽は私を救ったアイドルと言ってもいいでしょう。やっぱり重い!

ちなみに想楽は私にとって、オタクによくある「ノーマークだったキャラに落ちる枠」のアイドルで、なんだったら涼と麗よりグッズ持ってますし涼と麗よりお金使ってます。:なんでやろなあ:
挑発的でありながら、どこか迷いや悩みのある歌詞で、北村想楽という自分の在り方に悩める青年が、非常に克明に表されている曲だなあといつも感じます。
懐疑的ながら悩める歌詞であったというのが、彼のことをもっと知りたいと思うきっかけだったし、惹かれたところであるし、何よりも、彼の視点で小説を書いてみたい、書こう、と動かしてくれたんだろうなあと、今振り返って思います。

もっと短く書いていきます。

5曲目

Symphonic Brave(2018) Legenders

「君が立っている世界で誰かが夢を叶えたんだ」

2018年で一番感動した歌詞で、なんかひょっとしたら、SideMの曲で一番好きなワンフレーズは? という話だったら、これが間違いなく一番だと言える気がします。なので選びました。本当にハッとする視点でのフレーズでした。松井洋平先生にはいつも驚かされてばかりです。

2018年の元日にレジェPになろうと決めたんですが(別にこの日に何があったわけでもなく、キリがいいので元日を起点にしました)今にして思うと、この歌詞に感動してレジェPになったんじゃないかな…とか感じます。正直後付けです。試聴が確か年末くらいに出たので、そこで感動したんですよね。
それまでのダークでミステリアスな感じとは違い、大空と大海原に広がる雄大な希望のような印象のギャップもあって、レジェで一番好きな曲でもあります。

6曲目

伝えたいのはこんなきもち(2018) もふもふえん

2018年の3rdライブ幕張の後に北陸を襲った平成三十年豪雪はここ数年で一番の積雪で、あれ経験したら大抵の大雪は大したことないな…と思えるレベルでした。
その大雪の中、バスがまともに運行していないので、歩いてめちゃくちゃ遠い職場まで行っていたのですが、その時よく聴いていたのが3rdアニバ02の試聴音源でした。担当ユニットのF-LAGSの♡Cupids!ではなく、何故かもふちゃんのこの曲がその時の思い出と一番結びついています。とても温かく包み込んでくれる、そばにいてくれる曲調だったからかも知れません。

その他にも3rdライブ仙台の頃とそれ以降には人生を揺るがすピンチや嫌なことが続々とあって、本当に辛い頃だったのですが、その時のつらかった自分を癒してくれた、そばにいてくれたなあと……そのことを一番感じる、一番思い出すのがこの曲なのです。

7曲目

流星PARADE(初出2017/2022) DRAMATIC STARS, S.E.M, Jupiter

2022年の9月、モバエムの更新停止の際にいろいろ考えていた時によく頭で流れていた曲です。
初出の時から時間が経って、声優さんの交代とか、コロナ禍でのライブの中止とか、エムステのサ終とか…いろいろあったのもあるんですが、アニメで流れた時よりもずっと意味を持つようになってるよなあ、と感じます。ここ二年ほど激動だったせいもあるし。

 What A Woderful Day 忘れないよ
 What A Woderful Day 胸にあるよ
 What A Woderful Day ここからまた
 始まるのさ 新しいDream!

流星PARADE

モバエム更新停止によせたnoteでも引用していますが、このCメロの歌詞が特に好きで…。この歌詞がすっと受け止められたから、モバエムを抱きしめて、その先に行こうと思えたのです。
遠い未来どこかで振り返ったら。今がその「遠い未来」なのかな。
そんなことないよね。ここはまだ通過点。まだまだ、ずっとずっとその先へ。

8曲目

Take a StuMp!(2022) 315 ALLSTARS

7th愛知で聴いて、現地でも聴いて……やっぱりSideMが大好きだし、サイスタだけになっても歩んでいこうと踏ん切りがついた頃、モバエムとのお別れの決意を固めた頃のことを思い出す曲です。
この時期はね、もう感情と文脈が乗りまくっているのでしょうがないですね。

特にCメロの歌詞が好きです。

君が言ってくれたあの言葉
差し出してくれたその手が
今日という日を作ってくれたんだ
Do we, now here.
これから始まるStoryだって
待ってられない 止まれない

Take a StuMp!

TaSが初披露された頃からある長編小説の構想を練り始めていて、それはプロデューサーとあるアイドルのお話だったんですが(Mのアイドルじゃないです)このCメロでは小説で書いたその二人のことも思い出します。
モバエムが終わる、でもSideMは続いていくということを私が受け止める時期だったことと、その小説が、プロデューサーとアイドルがある別れを乗り越えて新しい日々をスタートしていく、という内容だったので、Cメロを聴くたびに、きっとプロデューサーであろう「君が言ってくれたあの言葉」「差し出してくれた手」を想いながら前へ進んでいくアイドル達を、やはりプロデューサーである私も想わざるを得なくなります。頑張ろうと、そう思います。

9曲目

PRIDE STAR(初出2019/2023) 315 ALLSTARS

プラスタは…特に思い出と紐づいているというわけではないんですけども、SideMとして大事な曲だったので選びました。オケマスでも演奏されたしね。
全く紐づいていないわけでもないんですが。6th神戸は両日現地参加だったので、アンコールで中止になった5thを取り戻すような形でプライドフルブルーを着て歌唱したのは感動以外の何物でもなかったです。
これで5thやったことにされるのは納得いってないけど!

では初出の2019年でもなく6thで聴いた2021年でもなく2023年にしているのは、やっぱりモバエムが年の初めに終わりを迎えたからでして…。
最後のストーリーとなった「旅立ちの一コマ」、旅立っていくプロデューサーに贈るライブで、46人皆がプライドフルブルーの衣装の立ち絵で出て来てくれるんですよね。それもあって、PRIDE STARは(壮大な、重厚感のある曲ということもあって)フィナーレにふさわしい曲だし、もっと言うとモバエムの為の曲でもあったように感じたんですよね。

でまあ、モバエムが終わって、じゃあ新しくサイスタで歩んでいこうとした矢先に、ああなってしまったわけで。

4月のあの発表から新たにロードマップが出されるまでの、SideMの暗黒期、と言ってもいいような時期も含めて、本当に疾風怒濤…なんて言葉じゃ足りないくらいに波乱万丈で驚天動地の一年だった2023年を想う時、なんだかんだあったけど、やっぱりSideMが大事だし、ずっと護っていこう、抱きしめていこうと気持ちを抱きます。
PRIDE STARは、そんなプロデューサー達を力強く支えてくれる、まさに「誇り」の一曲です。

10曲目

Hands & Claps!(2023) 315 ALLSTARS

↑残念ながら配信販売もサブスク解禁もされていないので試聴音源で失礼します。

アイマス史に残すべき、激動のSideM2023年上半期。
その時期を、地獄を這うようにして乗り越え……やってきたるは8thライブ!
ゲームがなくなってしまっても、アイドルマスターSideMはここにある!

残念ながら現地参加は諸事情で見送りましたが、SideMで一番のライブだった! と胸を張って言えるようなライブでした!
コールは出来るし曲数はショートバージョンとメドレーのおかげでめちゃくちゃ多いしカラオケ大会はあるし(なんで?)本当に本当に本当に、冗談でもオタク特有のガバ判定でもなく、間違いなく過去最高のSideMのライブだったんです!イエイ!
ハンクラを聴くたびに、本当に8th楽しかった!という気持ちが甦るし、やっぱりSideMが!!アイドルマスターSideMが大好きだ~~~~!!!!!という気持ちになるんです!

すべてのゲームがなくなってしまった……という、7th愛知の時よりも状況が深刻な分、Reason!!の歌詞にある「諦めなかった勇気の在り処」を、ずっとずっと確かな形で感じられたと思います。

ちなみにその頃ミリアニが放送開始した頃で、ミリオンライブの勢いが(今もなお)すごかったし、ミリオンライブも大好きだしMのPの私にも、ミリオンすごくすごく大事なんだなー、愛しい子達なんだなー、と思っていたんですけど…
やっぱり私の、本当の意味でアイマスのホームたる場所はここ、SideMなんだなって、8thライブで改めて思いました。

SideMでよかった。
SideMが大好きでよかった。
私の始まりとホームが、SideMでよかった。

aikoも人生だけど、SideMも人生です。
みんな大好き。これからもまだまだいっぱい、よろしくね。

以上、我が人生のSideMと題した、tamakiのオススメSideM10曲選でした。
これからもSideMの皆と楽曲たちと、日々を歩んでいけますように。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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