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薬は水で飲もう!

大学に入学してから162日。
noteを始めてから約3ヶ月。
記事の内容を深堀しすぎるあまり全然投稿してないので、これからはもうちょっと気楽に(+なるべく定期的に)投稿していきます。

今回は、前期の授業で興味を持った「薬効に影響を及ぼす飲み物」について書いていこうと思います。

まず、薬を飲むとき何で飲みますか?
一般的には「水又はぬるま湯」で飲むのが正しい飲み方です。
ただ、薬を飲みたい時に近くにコーヒーやジュースがあれば、「これで飲んでもいいかな?」って思っちゃいますよね。
ただ、実は薬効に影響するので、水以外で飲むのは避けたほうが良いとされています。
例を挙げて説明していきます。


1. 牛乳で薬を飲むと

牛乳に含まれるカルシウムの影響で薬の吸収が低下したり、逆に脂肪の影響で吸収量が増大してしまうことがあります。
また、腸溶製剤では胃内ではなく小腸で溶けて吸収されるように設計されていますが、牛乳で飲んでしまうと胃液が中和されて胃で溶けてしまい、薬効が低下したり胃を痛めることがあります。

2. コーヒーで薬を飲むと

薬の中には薬の作用を高めるためなどによりカフェインが含まれるものがあります。
よって、コーヒーで飲んでしまうとカフェインの過剰摂取となることがあり、危険です。
エナジードリンクも同様です。

3. ジュースで薬を飲むと

グレープフルーツジュースやオレンジジュース、アップルジュースなどにより小腸での薬の吸収が阻害されます。
また、グレープフルーツジュースの成分は薬の代謝を阻害するため、薬効が強く出ることがあります。

4. スポーツドリンク、柑橘系果汁ジュース、乳酸菌飲料で薬を飲むと

マクロライド系の抗生物質クラリスロマイシンは原薬自体に苦みがあり、子供にスポーツドリンクなどの酸性の飲み物で飲ませると、薬のコーティングが剥がれ苦く感じてしまいます。
飲みやすくする工夫として、アイスクリームやプリンなどと混ぜると飲みやすくなることがあります。


以上より、「水又はぬるま湯」で飲むことが安全であることが再確認できました。
薬を飲む際にこの記事の内容が役に立ったなら嬉しいです!
薬自体は小さいけど、体のどこで効くようにすればいいのか、そのためにはどこで溶けたらいいのかなど細かく計算されているので、私も正しく薬を飲むように心がけます。

最近はあまり投稿できなかったのですが、授業内でたくさん気づきや学びがありました!
これからもぼちぼち投稿していくので、読んでくれると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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