離婚後の面会交流

離婚後の面会交流については
「子の福祉に最大限配慮する」
「両方の親に愛されていると実感出来ることが子の成長にも必要」
など、あいまいな言葉で民法を解釈されて、
よほどのことがない限り、面会実施、の流れになっていると感じます。

DVや育児放棄があったこと、それにより親権者が心身喪失状態にあること、
試行的面会交流では子は泣かなかったものの、終了後表情が消え、ほとんど話さなくなり、高熱を出して学校を休んだり、夜中にうなされて何度も目覚めたり、学校で急に泣き出したり、という不安定さも多数見られ、
その旨を調停で立ち会う児童心理学の専門家にも詳細にお伝えしたにもかかわらず、「そういった不安定さはよく見られるものです」と返され、「問題なし」との報告書が出され、愕然・絶望しました。
それに伴って家裁の判断により面会交流させられることになりました。

私は
・貸したお金を返して欲しい、
・DV更生プログラムに参加して変わる努力をして欲しい
・せめてこれまでのことを反省して謝って欲しい、
それをなくして元配偶者の暴力性が改善されたとは考えられず、子に危害が及ぶ可能性が高いので面会はできない、と再三伝えましたが、
先方は弁護士から入れ知恵されたのか、
 「DVではない、お前の精神障害だ」
とし、1度も謝罪はありませんでした。

育児も放棄し、生活費も払わず、子供にも嫌がられているのに、会いたいと主張すれば権利として認められて合わせなければならない日本。
おかしな国だなと思います。

やはりこの国の政治は大部分を男性が行っている分、家族関係のあり方に関する法律などは、とても理不尽で古めかしいものが多いように感じます。
DVやモラハラについても、古き良き日本からの伝統の家族制度だとか、両親揃っている方が子供の1番の幸せだ、といったことも言われ、

家裁の面会交流原理主義には辟易しました。

実際、日本ではDVによって3日に1人妻が殺されている、という報告もあります。

また離婚調停中に夫が裁判所前で妻を刺し殺した事件も記憶に新しいです。

また、離婚後の親権のない親が復讐として、子供や元配偶者を殺す事件なども後をたちません。

メディアで流れる報道から感じる印象では、離婚後の内縁の夫が、血縁のない子供を虐待し、最悪死に至らせる、などのニュースがセンセーショナルに流れてきますが、絶対数で見ると、圧倒的に血縁の親子関係の方が多いのです。

↑この厚生労働省がまとめた児童虐待の実情というpdfファイルを見ると、児童虐待の86.9%が実父と実母によるものです。
ついで義父が6.3%、その他(祖父母や叔父叔母)が6.1%でほぼ同数、義母が0.8%となっています。
つまり、いわゆる昔話でみられるような継母によるいじめは実情としてはとても少ない、ということが数字で見ると明らかです。
もちろん厚生労働省が把握している数なので絶対数ではないですし、家族形態の数を分母にした割合で見るともう少し変わってくるのかもしれません。
ただ私が言いたいのは、メディアによるセンセーショナルな印象操作に惑わされず、きちんと数字で議論しましょう、という話です。

また子に直接ではなくとも、親に対する面前DVやモラハラで、子の脳が損傷し視覚野が萎縮することも知られています。

まずは被害者の安全を確保し、
DV加害者の方も、薬物依存やアルコール依存などと同じように、育った家庭環境なども鑑みつつ、カウンセリングや精神科などで治療していける方向になったら良いなと思います。
ストーカー同様、勧告などで大人しく納得するような人たちは最初からDVやストーキングはしないと思います。

好きだから意地悪をする、なんてのはまかり通りません。昭和のニッポンかっ!!
対等な人間関係なくして家族関係は維持できない、と私は思います。


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