見出し画像

#065 本場のヴェネツィアングラスに惚れ惚れした話(イタリア旅行記その2)

こんにちは。マルタのタマルです。
この書き出しで始められる日ももう数えられる程度になってきましたが、通常運転でお送りします!


9:30 サン・マルコ寺院


朝9:00前に広場についたところ、寺院へ並んでいる人は私たちのほか2人しかおらず、ほぼ先頭グループとなりました。
チケットは事前にも買えたんだけど、手数料がかかるということだったし、ほぼ先頭で並べたのでそのまま並んで待つことにしました。
入ってすぐ、圧倒!のモザイク画です。

入ってすぐの景色
と、とんでもない規模感!

モンレアーレで見たモザイク画も凄かったけど、こちらも圧巻です。
そもそも、この建物は、ヴェネツィアの商人がアレキサンドリアから聖マルコの遺体を盗……いえ、持ち帰り、それを祀るために作られたそうです。オーディオガイドでは「(遺体を持ち帰ることは)魅力的なので仕方ない」的な説明がされていたけれど、ザ・ヨーロッパの歴史という感じがして笑えます。

宝石の量がえげつない

こちらは祭壇画「パラ・ドーロ」。解説には、なぜナポレオンがこれを持ち帰らなかったのか疑問だ、と書かれていましたが、本当にその通りですね。なんでも、約2000個の宝石が埋め込まれているんだとか…。ガラス越しで全く綺麗に撮れなかったけど、圧倒的なギラつきです。
1時間ぐらいかけてじっくり堪能しましたが、ずーっと見ていても見飽きない場所でした。

床のモザイクにもそれぞれ意味があるようです

10:30 鐘楼

次は、寺院を出てすぐのところにある鐘楼へ。エレベーターで登れるのは楽でいいですね……!!

くもりでしたが…先ほどの寺院を眼下に臨む
綺麗な街だなあ

11:45 Muranoへ

この日のメインは、本島以外の島々を巡ることでした。30分ほど歩いてポートに向かい、まずはMuranoへ。
ちょうどお昼だったのでついて早々ご飯を食べたのですが…このピッツェリアが大当たり!おいしかったなー。

見た目は似ていますが味の違うピザです!

ごはんのあとは街をぶらぶら。Muranoは「ガラスの島」と呼ばれるほどガラスの工房がたくさんあり、ヴェネツィアングラスと呼ばれるものもこちらでたくさん作られているのだとか。

見ているだけでも可愛い!
グラスだけじゃなくオブジェクトもたくさん

入ったお店のお姉さんがやり手で笑、「亀裂が入ったグラスの見分け方」だとか「ムラーノで作ったかどうかの見分け方」だとかをいろいろ紹介してくれました。
私の母は、その中でもカンディンスキーをモチーフにしたグラスを気に入って購入していました。彼はイタリア生まれじゃないけどね!笑

Muranoの街並み。橋の上から撮影。

15:20 Buranoへ

お次は、ブラーノという島へ。本当はMuranoからBuranoに直通の水上バスがあったはずなんだけど、乗り継ぎに失敗して一度本島を経由しました。笑
近くにいたおじさまに教えてもらいなんとか辿り着くことに成功。旅というのはこういうことの連続です。
Buranoは、カラフルな家たちで有名な島!漁業が盛んなこの島は、船で自宅に帰る時にわかりやすいように家を塗り分けたそうです。こんなメルヘンな街になるなんて!センスのいい家主たちだ。

相談して色分けしたりしたのかな?
晴れていればもっと映えるだろうなー

Muranoはガラスが有名でしたが、Buranoはレースが有名だそうで、お店もいくつかありましたがおそらく冬だからかクローズしているお店も多かったです。

お土産物屋にて。マグネットかわいい

18:00 本島でディナー

小1時間ほど回ってから、水上バスで本島に戻ってきました。やはり船の移動は寒いですね!
夜はどこもいっぱいで、危うくディナー難民となるところでしたが、街角のお店に運よく入れました。お店の名前は忘れてしまいましたが、橋の近くにあるお店で雰囲気もよく、味も美味しかったです。

おしゃれな内装
逆からですが(笑)大きなお魚!

と、いうわけで

駆け足でめぐったヴェネツィア2日間でしたが、本島以外にも足を運べて満足でした。ドゥカーレ宮に行けなかったのは少し残念ですが、ヴェネツィアはまた行く機会もあるだろうから、次の時に!
それではまた別の記事で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?