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影が薄い人を
はじめてみました

それは、私の従兄のお話

七年前になるんだろうか
その従兄が亡くなりました
56才で

従兄の父親が(私の叔父)亡くなったときに、葬儀の場で何年ぶりかに会って、
久しぶりに話をして、、

私と母は、
遅くなるからと皆よりはやく帰ったのだけど、

その時、見送りにきてくれて、
「じゃあまたね」
と言うと、
従兄は皆の所へ戻っていった
その後ろ姿をみているとき…

あれ?
なんかもう会えないんじゃないかな…

そんなことを思いながら
従兄の後ろ姿を見ていた

だって、
あまりにも影が薄かったから…

このまま死んでしまうんじゃないか、と思ったくらい
寂しく消えてしまいそうにみえた

2ヶ月後
夜の始め頃に電話が鳴った

母が出たんだけど
誰かが入院したという
救急車で病院に搬送されたって

脳溢血だと言ってた

そのときに何故か思った

「あ。従兄だ」

母と急いで支度をして入院している病院へと向かった

街はイルミネーションがキレイだったのを思い出す
そう、その日はクリスマスイブ

従兄の意識は無かったが、
待合室で一晩過ごすことになった

従兄の弟は急用で来れなかったから、
私たちが代わりに待つことに

数時間後
日付は変わり25日クリスマス
意識は戻ることなく旅立っていった…

叔父が10月に亡くなり、
2ヶ月後に従兄が亡くなるなんて…

しかし、
あのときの不可思議な感覚は
いったい何だったのか…

第六感というものだったのでしょうか…

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