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【人間関係】「断れた!」話。判断の基準を「自分はどうなの」としてもいいんじゃないかな#455

おはようございます、tamamioです(^^)皆さん、「No!」と断れますか?『断る力』(勝間和代著)で、以前話題になりましたよね、断り力。

今回は、先日tamamioが「断ってみた」発信です。

1 とっさに「断っていた」話

先日、久しぶりに「とある集会」に行きました。集会と言っても、族や宗教みたいな怪しい・怖いものではありません。健全な集まりです(^^)

その集会の代表から、最近販売になった「ある本」の紹介がありました。代表は、その本を出している出版社の「営業部長」を自任していて、「5冊あるから、まだ買ってない人、この機会に!」と言われました。

「2冊ください」「1冊ください」と、参加者が次々に購入していきます。

私はまだ持っていなかったのですが、その日持ち合わせもないし、当分使う予定もないし、「今回はまぁいいか」と思って黙っていました。

残り一冊になって、「tamamioさん、持ってる?買わない?」と代表から声がかかったその瞬間「あ、私買ったので大丈夫です」と、とっさに断っていました。

2 「断ったらどうなるかな」という好奇心も

思えば、以前はこういう機会には率先して購入していました。それこそ、家用と職場用の2冊購入したり。

この本の収入は、そのまま団体の「元締め」の収益になります。その収益は団体の活動を活発にし、それは結局、末端の私たちにも「学び」「経験」という形で還元されます。

だから、全然無駄な出費ではありません。むしろ、率先して協力するべき場面なのです。でも、断っていました。

「持ち合わせがない」「今必要ではない」というのもありますが、もう一つ、「断ったらどうなるかな」という好奇心もありました。

前述したとおり、率先して協力していた自分から、ちょっと距離を置く自分。違った世界も見てみたい、と思ったのです。

3 断った後の、後悔に似た葛藤

率先して購入していた自分が断ったので、代表は一瞬「え?」という表情をしました。

私も、「断った」というよりも「ごまかした」「嘘をついた」という方が正しいので、ちょっとドキドキ。

その後しばらくは、「これでよかったのかな」「買っておいてもよかったのかも」と、後悔に似た葛藤はありました。いつもと違う行動をしたのだから、ちょっと不安になったのです。

でも、もう断ってしまったのだから、仕方ない。それに、必要になったらAmazonからでもなんでも、その時に購入すればいいだけの話。

それよりも、「断れた」ことのプラス面に注目したいと思いました。

4 全体のため<自分はどう思っているのか

これまでは「団体のため」「みんなのため」「まわりまわって自分たちのため」と考えていたのですが、

断ることで「自分はどう思ってるの?」と自問することができました。

それは団体の、全体のためにはなるかもだけど、「自分」はどうなの?自分は、必要と思ってるの?今すぐに必要なの?

それが「No]だったのです。判断の基準を「全体」から「自分」にできた瞬間だったと思います。

もちろん、「みんなのため」を想って行動することはとても大事です。でも、時々は「自分はどうなの?」と考えて行動してもいいんじゃないかな、と思いました。

自分の足で立って、自分で考えて行動する。そういう「凛とした」自分になりたいなと思いました。

※断るときは、短く「結構です」「大丈夫です」というのが正しいです。理由は不要。私みたいに嘘をつくのはNG。まだまだ弱いですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!変な言い方ですが「一歩踏み出せた瞬間だった」と思います。

では、今日も素敵な一日を!


私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。