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ずくりワークショップ2024古民家を愛でる参加レポート

ずくりワークショップ2024
玉野市の空き家問題を考える機会として、2018年から行っているワークショップ。私は初参加です♪
今回は市内でもレトロな街並みや古民家が残る「玉地区」にスポットをあて街歩きをし、実際の古民家に入り、古民家の見方やお手入れを学びました。

講師紹介

山本晶大さん

山本さん


高知県出身。尾道市立大学、ドイツ滞在などを経て、2018年玉野市に移住。
駅東倉庫にアトリエ三角堂を設ける。
インスタレーションアート、内装、インテリアなどを主に空間の演出や制作などを行う。最近では玉野市、倉敷市玉島、広島県尾道市などにて空き家改修、店舗デザイン、空間インスタレーションなどの仕事をしている。

玉のまち歩き

月日(コミュニティカフェ)に集合!
ゆったりした居心地よい月日さんで、くつろいだ後、今日の行程の説明を受けました。
ひとりずつ自己紹介し、ぐっと距離が縮まりました。
移住して1か月の私にも皆声をかけてくれ、撮影担当をしていたら荷物を持ってくれ、まちの人のやさしさを感じました。


月日(右)タバコ・軽食屋さんをリノベーションした素敵なカフェ

玉地区は、レトロな商店街があります。どこか懐かしさを感じ思わず立ち止まって撮影。
商店街を超え住宅地に入ると、空き家がいくつも・・。

玉地区の商店街

今日の会場の古民家は、階段を何段も上ったところにありました。
遠くから三井造船のクレーンが見えます

雨上がりの虹(虹の下に見える赤いものは造船所のクレーン)

いざ、築70年の古民家を見学!


家主様からは「ここがみんなの憩いの場になったら」という想いをいただきました。

懐かしい鍵。

古民家のお手入れ

お手入れは、まず、上(天井)から下(床)で行うことが基本
(一般のお掃除と同様ですね~)

・上のヘリ:ハタキで埃を落とす

グレイの壁は、土壁。

・窓:新聞紙で拭く
まずは濡れた新聞紙で、さらに乾いた新聞紙でしっかり水分がなくなるまで拭く

・床(板の間):食用でもよいが、「乾性油」であることが重要。
例:アマニ油、えごま油
(業務用なども売っているが、お子様がいて床を舐めてしまうリスクがある場合は食用のほうが安全)


今回は、アマニ油を使用


普段のお手入れは、水拭き(※オイルを塗る前に床の水拭きをした場合は、床が完全に乾いてからオイルを塗ること)
※注意:油を拭いた紙や布は通気性の悪いところに置いておくと自然発火するリスクがあるので、水の入ったバケツに沈めるか、周囲に燃えるものがない通気性のいいところで完全に乾燥させてから捨てること。


オイルを塗る前(左)と塗った後(右)とでは全然違う!

・畳:しっかり掃除したいときは畳をはがして外に持っていき、布団たたきなどの棒で叩くと畳の目に入り込んだ埃を落とせる。畳の下に白い粉などが撒かれている場合は、昔の殺虫剤の可能性があるので吸い込まないように注意する。畳の表面を掃除する場合は畳の目に沿って掃除機や箒、雑巾で掃除する。雑巾は基本濡らさずにカラ拭き。水拭きしたい場合は雑巾を固く絞ること。
掃除が終わり畳を戻す際には、一枚ずつ置き場所が決まっているので、間違えないようにする。
※冬には畳をはがしたときに新聞紙をひくと温かくなる。逆に夏は新聞紙をとり外すとよい。

畳をはがしたところ

お茶休憩

玉野市内の銘菓をいただきながら、山本さんを囲み古民家談義。

私はかぼちゃパイをいただきました!

次回後編は、3月24日!

ワークショップ後編では、玉5丁目地区をみんなでまち歩き!
玉比咩(たまひめ)神社を見たり、町を歩きながら玉地区の歴史を感じたりする予定です。

東京ふるさと回帰支援センター、とっとりおかやま新橋館2階移住コーナーにもフライヤーを持参しました。
移住希望者の方も歓迎!(前後に私たち移住担当による個別案内も実施できます)

移住したくなったら「たまのの暮らし」を見てね!

移住支援団体うのずくり&地域おこし協力隊の私が土日祝日を含め個別案内を実施中♪


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