ジャパンカップ(その1:格)

ジャパンカップは最も格の高いレースです、

ですので馬券になるのも格の高い馬しかなれません、

簡単に言うとG1馬しかなれないのです、

いままでは…

それが最近のジャパンカップのレベルが下がり過ぎて、近年はこの常識が通じなくなりました、

その結果ついに昨年、古馬なのにG1連対経験すらないオーソリティーが2着に入りました、

私は同然の如く斬りましたので外しました、

G1連対が無い古馬は過去にもリアルインパクトがいましたが、リアルインパクトには過去1年間の出走レースにおいてG1を連続して好走しているという、出走レースの格がありましたが、オーソリティーにはそれすら無かったのです、

昨年はコントレイルとシャフリヤール以外はG1馬がいなかったので、何かは格足らずが来るのですが、オーソリティーを買うことは私には出来ませんでした、

それだけジャパンカップにおいて格は重要なのです、

さて今年も昨年以上にG1馬がいません、

外国馬はとりあえず抜かします、

そうすると2頭しかいないのです、

いいですか2頭です、

どの馬か分かりますか?

シャフリヤールとユーバーレーベンです、

ユーバーレーベンはG1馬です、

そしてダノンベルーガはG1馬ではありません、

(なぜ三冠馬デアリングタクトがいないかと言うと、最後のG1から既に2年以上が過ぎており、G1馬としての有効期限が過ぎているからです)

世間一般的な人気はシャフリヤールとダノンベルーガです、

それでいいと私も思います、

ですがダノンベルーガはG1馬ではないのです、

過去のジャパンカップでは、3才馬で馬券になるのはもちろんG1馬しかいませんでした、
(只1頭例外、デニム&ルビー)

ダノンベルーガはG1連対すらしていないのですよ、

普通にデータを当てはめたらダノンベルーガは斬りなんです、

いかに今年の出走馬のレベルが低いかが分かると思います、

じゃユーバーレーベンが買えるのかと言うとこれもかなり怪しいです、

まあ、近6走馬券になっていない馬が来たことは無いと思います、
(ラストインパクトは1回馬券になっています)

というふうに、近年レベルの低下が著しいジャパンカップにおいても、今年の酷さは過去最低と言っていいレベルなんです、

ではとりあえず外国馬を除いて、格の高い順に並べてみます、

①シャフリヤール(G12勝)
②ユーバーレーベン(G11勝)
③ダノンベルーガ(G13着(秋天))
④デアリングタクト(G13着(宝塚記念))
⑤テーオーロイヤル(G13着(春天))
⑥ヴェルトライゼンテ(2歳G12着(ホープフル))

③~⑤の順位付けは、ジャパンカップに関連性の高いレース順にしています、

秋天の成績はジャパンカップに直結します、

一方春天の成績はほとんど連動しません、

デアリングタクトは出走してきましたがどうでしょうか?

調教を見る限りはとても走れる状態では無いと判断します、

私はジャパンカップは格を最優先すべきレースだと思っていますので、この上位3頭は必ず買います、

特になぜか人気の無いユーバーレーベンは有力だと思っています、

この格の観点で見ると人気のヴェラアズールは買えないのです、

G2をいくら快勝しようが関係ないのです、

それだけG1とG2には壁がありますし、G1の中でもジャパンカップとそれ以外には壁があるのです、

もちろんヴェラアズールがそれを超越する馬かもしれません、

でも予想とは可能性を祈る行為とは違うのです、

ヴェラアズールが本当にとんでもない馬であったら、とうの昔にG1で勝っています、

まあ詳しくは後のヴェラアズールの詳しい考え方の記事で述べます、

まあどんなに広げても、日本馬に関しては先の格の順位の⑥番目までで決まると思います、

それ以下の馬を買う必要性は無いでしょう、

各有力馬に関する寸評はこの後の予想記事で、


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