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まいにち土鍋

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「365日の土鍋コッチョリーノ」 蒸す、炊く、煮る、焼く...などの調理法と土鍋サイズを記すだけの質素な日記。レシピは別にしたためているので、いつの日か有効活用できればいいな。
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#展覧会

展覧会完売の御礼をいちご大福のように大切に包みながら #まいにち土鍋

満員と完売のお礼申し上げます 個展の最終日は、きれいにお皿をなめてくださったような状態で幕を閉じた。 250個いやもっとあったとギャラリー情報。 200人以上のお客様と、絶え間なく交差して、一週間まいにちずっと立ち話をずっとしていたことになる。最終日にかけてもう一度ご来店いただくお客さまもいらっしゃり、頭が床につくほどありがたい。 出会いの物語 なぜコッチョリーノに出会ったのか?お尋ねすることがある。不思議なご縁や、必然的な出会いが多すぎて、ひゃっ!といちいち驚いてい

一万個以上のうつわと空っぽでも土鍋 #まいにち土鍋

個展「道」は最終日を迎えた。 コッチョリーノの小さな工房から生まれた作品たちが日本各地、海の向こうにもたくさん散らばっている。まいにち誰かとどこかで生きていると思うと何年経ってもドキドキする。 帰国して独立窯を持ってから、どれだけたくさんの方々に会っただろう。年に2〜3回ペースで展覧会をして、毎回100〜200の作品を展示してきたとすると、1万個以上のうつわをつくって世に送り出したことになる。昨日は「直島にいました!」とリポートがあった。少し前は「イタリアで見ました!」と

玄米ごはんの蟹穴と展覧会初日 #まいにち土鍋

個展初日を無事に迎えることができた。 8割ほど作品がなくなってしまったこと、嬉しく思うと同時に、明日の2日目からどうしようかとうれしい悲鳴で深夜も心がうるさい。 今回の個展初日も、あふれるほどのお客様がエネルギッシュにご来店くださり、こういうエネルギーはものごとを動かすよねというくらい空間がぐらぐらしていた。宮崎駿監督の映画みたいに神がかる瞬間があるのだ。歌が聴こえるような。風がびゅうと吹くような。お客さまが、神っぽい。 こういうのを、人とモノのエネルギーというのだと思っ