マガジンのカバー画像

うつわマガジン2019

57
運営しているクリエイター

2019年5月の記事一覧

ちょっとブレイク「未来を想う青春まるごと蕪スープ」

ちょっとブレイク「未来を想う青春まるごと蕪スープ」

一品あればいいよ、一汁でいいよ、シンプルでいいよ、ふりかけでいいよ、つくるよ。手どころか目が離せない在宅工房で仕事しているので、食べに行こうよよりうれしい言葉なのだ。みんな忙しいとわかっているからこそ、感謝でいっぱいだ。

くわえて、どろんと旅に出るので、まるごと家からいなくなる母さんだが、そうだ母さんと呼ばれたことはない。家族はみな名前で呼びあっている。幼児期に「ぼくのことを◯◯くんと呼ぶからあ

もっとみる
ちょっとブレイク「手づくりしているふたつのヨーグルトっぽいもの-ミニ土鍋でどうぞ-」

ちょっとブレイク「手づくりしているふたつのヨーグルトっぽいもの-ミニ土鍋でどうぞ-」

昨日はヨーグルトの日だったなんてつゆ知らず日常通り静かにホームメイドヨーグルトっぽいものを食べていた。

我が家は2種の「ヨーグルトっぽいもの」をホームメイド常備している。

ひとつめはケフィアヨーグルト。牛乳からつくる乳酸菌と酵母の共生発酵。ふたつめは豆乳と乳酸菌からつくるヨーグルトっぽいもの。ヨーグルト定義は「牛乳を原料に乳酸菌でつくるもの」だから…。ああ複雑だけど、気分で食べわけるだけ。ああ

もっとみる
ちょっとブレイク「土鍋でみかんサラダ」

ちょっとブレイク「土鍋でみかんサラダ」

表面ではわからない酸っぱさ表にでている分かりやすい現象に飽きることがある。ただの天邪鬼かもしれないし、だからモノをつくる仕事をしているのかもしれない。

「夏みかん」は、晩秋には色づいても酸味が強くて食べられない。冬に収穫したあと貯蔵して酸をぬく、または木なりで春から初夏まで完熟させてから収穫する。表面ではわからないのだ、酸っぱさは。

むいてしぼってわかる酸っぱさ

写真は、先月、料理家である友

もっとみる
ちょっとブレイク「愉快から生まれたミニ土鍋」

ちょっとブレイク「愉快から生まれたミニ土鍋」

嘆かない。なぜならば愉快であるから。今夜も夕食をつくる時間がなかった。食べる時間も危うかった。

玉手箱的なおねがいごとわたしも家人も料理が好きである。
ふと、思い出す。窯と乳飲み子の両方が泣いていた時代を。その上、出張が多かった家人は海外にいる時間が長く、大いにお惣菜やインスタント食品も使ったが、そんなときこそ自作のうつわを目の前に「愉快なアイデア」が山のように浮かんだ。

うつわの使いやすいサ

もっとみる