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おから好き

「和洋たいら皿」
先日の「とびだせ日々器」記事につづき、またおから記事です。

たいらな板皿というとお刺身や焼き魚!と、和食とイメージするかたが多いのですが、ピザやトースト、カナッペやチーズも似合うし、ケーキなんかも似合いますと言えばみなさんわくわく納得。

ラクガキ皿におからプチピザ」
一口サイズのピザを半磁土のラクガキ板皿に乗せました。(⇒「おからピザ」文末にざっくりつくりかた分量なしを添えておきます)

「豆腐を求めた結果のおから!」
小さい頃あまり好まなかった食材ですが、大人になってからおから好き。イタリア在住時代、既成のお豆腐が簡単に手に入らなかった頃(当時は日本食レストランも少なく価格的ハードルも高かったため縁遠かった)どうしても食べたくてとうとう大豆からつくってみたことがありました。現在も日本レベルのおいしいお豆腐は入手できないけれど、「せめてものすくいドウフ」として中華街の豆腐屋さんで買ったり、オーガニックスーパーでお豆腐の概念を崩すような「冷たくてトウフみたいな四角い食べ物」を買ったりします。

自宅でお豆腐をつくるときの印象として、お豆腐の完成率にくらべて、おからが大量に発生するということです。そして、そのおからこそがおいしい。おからは出番まで冷凍しておくこともできます。(⇒「おから」文末にざっくりつくりかた分量なしを添えておきます)

「お豆腐くださいな的な」
そうそう、最後に余談。
ラッパを吹いたお豆腐屋さんって、ひと昔前は夕方のBGMでしたね。お鍋やボウルを差し出した時代、プラスチックの保存ケースにお願いと言ってた時代など古今東西さまざまですが、今ならばアトリエからとびだしたカラフルで小さめな「ミニ土鍋」(写真下) に“お豆腐ひとつくださいな”って。

よく展覧会で「ミニ土鍋」は何に使えますか?と聞かれます。日々の生活の中でいろいろ試しているのでガンガン聞いてくださいね。もちろん今日のテーマである「おから」を使った白和なんてドンピシャです。食卓に並べたら食べる直前まで蓋をすれば乾燥が防げます。もうワンサイズ小さなミニミニ土鍋なら、お客様ごとに蓋物の一品として。

ちなみに、下の写真のように、食べるものでも、植えるものでも、どちらにも使える万能選手です。

「文字どおりのざっくりレシピ」

【おからピザ/ざっくりつくりかた】
※素人なので私のレシピは分量なし

1.おからをからいりする
2.粗熱とれたら片栗粉・水をいれる
3.味つけに塩・粉チーズをいれる
4.まるめてちょいつぶす
5.フライパンで片面を焼く ⇒ うらがえす
6.トマトソース(orケチャップ)をぬる
7.チーズをのせる
8.バジルをちぎってのせる

【おから/ざっくりつくりかた】
※素人なので私のレシピは分量なし

1.大豆を浸水させる
2.ミキサーで粉砕 ⇒ 生呉にする
3.生呉を鍋で煮る
4.布で濾す ⇒ しぼった汁が豆乳、粕がおから
(*以下は豆腐のつくり方*)
5.豆乳を鍋であたためる
6.適正温度でにがりを入れる
7.とろみが出たら 掬って食べる or 木型に入れて固める


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