_プレゼンテーション1

王様の耳はパンの耳

「ここだけの話ね」という言葉がなくとも、クローズドな意を示すおしゃべりへの感情は、知ったど!というワクワク感どころか、やり場のないモヤモヤが残るから苦手だ。しかもそのモヤモヤは普通の何倍も大きく広まるもので。穴を掘って告白しても、そこらじゅうに広まる。そんな大意を持つ「王様の耳はロバの耳」は、人に対する寛容さを説いた神話だ。

バレンタインディの日につくった王様ロールサンドの端っこ。薄切りパン4辺×10枚だから40片をラスクにした。メインの贈り物はサンドイッチだったが、バレンタインの王様はパンの耳ラスクであった。「サンドイッチおいしい!」と喜んでくれたが、何をかくそう「んっ!ラスクおいしい!」の方が声に張りがあった。感情とは透き通る声。寛大な男性陣に囲まれたな。

王様の耳はパンの耳!
己はすこし欠落しているほうが、人にやさしくなれる。

**Cocciorinoの器
「グラタン皿 森の樹」(オーブン可能な皿)
「鼻の下をのばしたサルは何でも知ってる」(陶のサル) **

Cocciorino 地球のかけら

#秘密結社PGS

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