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自転車カンボジア縦断#1

出国は8/11日。2年前自転車日本一周に旅立った日と同じ日だ。決して意識して合わせたわけでもなく、仕事の盆休みなどの兼ね合いもあって偶々この日付になったが不思議なもんだ。

8/11日。

福岡空港から出国。
福岡空港までは自転車で。いつもお世話になっている自転車屋hirabikesさんはから空港まで自走で行き空港の国際線で自転車を輪行袋へまとめる。2年ぶりに引っ張り出した輪行袋の使い方を思い出すのに手間取ったの想定外だった。笑

乗り継ぎで台湾桃園国際空港で9時間のトランジット。
台湾の街へ出るのもありだが時間が夜遅いうえ
朝7:30のフライトだったため空港内で仮眠を取った。

翌朝。
飛行機に乗り目的地のプノンペン国際空港に着いた。到着はAM10時前後だったため空港で自転車を組み立てる。ここでSIMカードを開けるピンを忘れていたことに気づく。バックパックの中から何か使えるものがないか探すとガスのゴトクに付いていたリングに閃いた。リングを伸ばしなんとかSIMカードを入れ替えて電波を確保しいざカンボジアを走り始める。


まずはアウトドアショップへガスを買いにネットのブログで書かれていた情報の場所へ向かった。

が、しかし、発展途上国なのか、すでにその位置情報の場所にはどこにもアウトドアショップは無かった。近くにいた人に尋ねると「そんな店知らないよ。私は中国人だ」と言われた。
他にも当たったが手がかりが全く掴めないため時間が過ぎるだけだった。ガスは断念し切り替えて旅をスタートさせた。まず空港を出て驚いたのが交通事情だった。信号機はあまりなくバイクや車がクラクションをめちゃくちゃ鳴らして縦横無尽に走り回っていた。こんな道を自転車で走れるのかと不安になり一度立ち止まって呼吸をして大きな流れに飛び込んだ。
すると過去に経験した自転車ロードレースのような流れがあり隙間を縫うように走れた。
こうして初日は首都プノンペンを離れトンレサップ川沿いを北上し、初日はプノンペンから約50km北にあるコンポン・チャムという田舎の地域に泊まることになった。

もともとはここから数十キロ離れた場所にairbnbで宿を取る連絡を入れていたのだが断られたため休憩していた小さな商店にいたおばちゃんに「近くに宿はない?」と聞くと「隣が宿だよ?」と真顔で言われ案内してくれた。



運が良く初日は宿にたどり着き2日ぶりにシャワーを浴びることができた。


ちなみにこの田舎のシャワーは水だ。、、
こちら、アジアのトイレは基本トイレットペーパーは無く、ハンドシャワー式のウォシュレットだ。そしてなぜか水圧がとてつもなく強い。

ウォシュレットの水圧をこんな強くできるならシャワーの水圧を強くしてほしいとつくづく思う。笑

#2に続く

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