隣の部署の上司が熱烈な浦和レッズサポーターでして、社内で孤立しまくってる私にとっては貴重な雑談仲間でも、この前の試合の話は5秒くらいで打ち切りました。味スタで一泡吹かせてやっからな！！？？(徹底抗戦)

失礼、取り乱してしまいました。それでは、第6節のJ1ざっくりトピックス、いってみよう！

・やはりサンフレッチェは強かった

VIP軍団が相手でも、一切ぶれないサンフレッチェ。カウンター地獄でヴィッセルを粉砕してしまいました。お互いが志向するサッカーが相反する故に、こうなることは想定内でしたが……ヴィッセルのガバガバっぷりはもはや笑いを通り越して心配になってきました。

・サガン鳥栖、ゴール欠乏症に苦しむ

この日もフロンターレ相手に得点が奪えず、知念の一発に沈んでしまったサガン鳥栖。堅守速攻のイメージはどこへやら、横パスばかりでゴールに対して全然進んでませんね…。トーレス、クエンカ、金崎が居ても効果ナッシングとは恐ろしい。ヴィッセルのケースもそうですが、サッカーは「足し算」だけで上手くいかないもんなんですよね。

・静岡ダービーはエスパルスに軍配！

今節の大注目カード、静岡ダービーは激闘の末にエスパルスが勝利を飾りました！ あとで見返したのですが、やはりダービーは緊張感があっていいですね。テセの気迫と試合後の涙は感動しました。FC東京も早く東京ダービーが見たいですね……でもヴェルディがね……

諸事情で更新が遅くなって本当に申し訳ございません！ バババッと7節を振り返ってみましょう！

【アバウト極まりない総評】

未だ負けなし、勢いがありすぎて「これは本当に俺らが知っているFC東京なのか……？」と自問自答してしまうくらい、絶好調なFC東京。それに対するは前年度ACL覇者・鹿島アントラーズ。現在は怪我人を多数抱えており、ACLとの兼ね合いもあって満足のいく戦いが出来ていませんが、強敵であることには変わりはありません。ここ数年は戦績も良いだけに、バシッと勝って更にブーストをかけていきたいですね。

いくら調子が悪くても、いくらベストメンバーが揃っていなくても、鹿島は鹿島。いついかなる時でも鹿島らしさを貫き通してくる、Jリーグ屈指の名門チームが相手ですから、大苦戦が予想されていましたが……

うっひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！ 圧勝じゃねーか！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ ウホホイ！ウホホイ！ウホホイ！

FC東京が前半だけで3ゴールを叩き込み、レオ・シルバのスーパーミドルのみで抑えて圧勝オブ圧勝。すごいなFC東京、どうやったんだ？ いやいや、これはいくらなんでも出来過ぎですわ……。味スタに行けず、DAZN観戦してたんですけど、喜びよりも驚きの両チームのサポーターですら予想出来ていなかったであろう試合展開に、私も思わず膝が浮きまくりました。

FC東京のスタメンはいつもの通り。開幕と比べて連携面でも成熟してきましたね。一方、鹿島は怪我人の影響で飛車角落ち状態。特に試合前から懸念されていたセンターバック2枚の部分が、この試合を大きく左右したと言っても過言ではないのでしょうか。

鹿島は基本的に4-4-2のボックス型、いわゆるオーソドックスなサッカーを志向しています。サイドバックが高い位置を取り、サイドチェンジで揺さぶったり、ショートカウンターで仕留めにくるようなスタイルで、わかっていてもやられてしまうのが常でした。しかし、スロースタートな傾向があるため、FC東京はそこを徹底的に突いてきました。

前半の4分に、右サイドから室屋が速いクロスを上げますが、これをカットされます。ゴールキックになりそうなボールを高萩が素早く回収、小川にはたき、ダイレクトでクロスを入れると、永井がどフリーとなり頭で叩き込んで先制ゴール！！ あっという間の出来事でしたね。鹿島のディフェンス陣がこれほど緩いことにも驚きです。

そして15分には自陣での強固な守りから、久保にボールが行き渡ると、オシャンティーなトラップ＆パスで前線の永井に預けます。そのまま突進してディエゴにスルーパスを流し、これをしっかり決めて追加点。ショートカウンターだけでない、FC東京の圧倒的な個の力が噛み合ったロングカウンターが炸裂しました。ちょっと出来過ぎじゃないすか！！！！？？？？

まだまだ手を緩めないFC東京は、28分にも強烈なカウンターアタックを発動。自陣から久保がアバウト気味にロングボールを送ると、犬飼が目測を誤りボールに触れず、ディエゴに渡ります。町田がチャレンジしましたが、股抜きを食らって独走態勢。この時点で勝負は決していたでしょう。あとは優しくゴールに流し込んで、トドメとなる3点目をゲット！！ ミスを誘発したパスだけでなく、アイディアも光った秀逸なカウンターだったと思います。

直近では相性が良いとはいえ、相手は鹿島ですよ。それなのに前半で3点差ってどういうことなの……！ これについては鹿島サポーターも言っていましたが、普通にFC東京が強かったっすね。前半だけで殺しにかかったと言ってもいいでしょう。

後半に入ると、鹿島も反撃に出ます。久保の負傷退場もあり、FC東京の推進力が弱まり、ボールを握られる時間帯が増えます。この日、一人気を吐いていたレオ・シルバが54分にとんでもねぇミドルシュートをぶちかまし、林の牙城を破りました。あれは打ったレオ・シルバを褒めるべき。

いつものFC東京なら、ここからズルズルとやられて追いつかれてしまうのが落ちでしたが、体を張り続け、その後は失点を許さず。キープレーヤーの安西も封じ込めて、そのまま3-1で試合を終えることに成功しました！

スコアも内容も最高すぎましたね。後半はかなりの劣勢でしたが、今までにないしぶとさを表現出来たので合格点をあげちゃいたいです。恐ろしいまでの激しい前プレ、セカンドボール回収、球際の強さを発揮して、鹿島を終始圧倒することが出来ました。下位相手ではなく、鹿島を相手にこんな試合が出来るようになったという事実。ポジティブに受け止めましょう！

レオ・シルバ欲しいなぁ……いやマジで……(偽らざる心境)

【FC東京採点表（10点満点）】

林彰洋【6.5】……レオ・シルバの一発は致し方なし。それ以外では顔面セーブあり、ハイクロスへの対応も完璧。試合を締めてくれました！

チャン・ヒョンス【6】……エアバトルでもしっかり勝利。前節の不安定さはどこに行ったのかって感じでしたね。

森重真人【6.5】……先制点の呼び水にもなった、高速サイドチェンジが凄かったです。今季はフィードの精度が改善されており、守備から攻撃へのアクセントにもなっています。当然、守備面でも大健闘。

小川諒也【6.5】……精度抜群のクロスで先制点をお膳立て。守備でもしっかり対応して、最小失点に抑えることが出来ました。いやもうマジで代表入り狙えるとちゃうん？(興奮)

室屋成【6】……対面の安西を封殺したのは大きかった！ 攻撃よりも守備を重視した形になりましたが、見ていて安心しきりです。

高萩洋次郎【6.5】……低調なプレーが続いていましたが、今節は八面六臂の大活躍だったでしょう。パスミスはあったけれど、良い意味でのチャレンジだったのでOK！ 守備では体を張り、試合をコントロールするかのようなパス散らしはお見事。

橋本拳人【6】……相変わらずの安定感っぷりを披露してくれました。レオ・シルバからボールを奪ったシーンなんか、そりゃあもう大興奮ですよ！ 危機察知能力も高まっている気がします。怪我しないでね♡

東慶悟【5.5】……攻撃面では良さを見せることが出来ず、ここだけ減点ですね。しかし、ガツガツと体を寄せ、サボらずに走り回る姿勢が素晴らしい。その走りでチーム全体が楽になっているかと思います。

久保健英【6】……もはや「くん」付けすることすら恐れ多い怪物級の選手になっていますが、この日は2ゴールの起点になりました。レオ・シルバの掌底を食らい、負傷退場したのは残念。

永井謙佑【6.5】……前半だけで灰になりそうなほどのスプリント、チェイシングを見せつけるだけなく、チームを勢いに乗せるヘディングシュートを叩き込むなど、大活躍！ 足速すぎやろ。

ディエゴ・オリヴェイラ【70000000】……決定力抜群の頼れるエースストライカーですわほんま。痺れるような2ゴールをぶちかまして勝利に貢献。犬飼、町田をチンチンにしちゃいましたね。紫綬褒章あげたいくらいすき。

ジャエル【5】……早い段階で投入されましたが、運動量も少なく、ボールロストも多いわでもう最悪でした。マテ茶を没収してセンブリ茶を飲ましてやりたいくらいの最悪っぷり。喝だこれ！！！！！！

大森晃太郎【6】……久保のポジションに入り、試合を落ち着かせることに成功。クローザーとは言いませんが、大森のクレバーなプレーは絶対必要不可欠だと思います。

岡崎慎【-】……出場時間が短かったため、評価なし。

長谷川健太【6.5】……スロースターターの鹿島を驚かせるファストブレイク祭りで圧倒。久保の負傷退場、ジャエルの低調さは誤算でしたが、後半のバランスもしっかり整えて、勝ち切ることに成功しました。名将すぎでしょ。

【次節の展望】

第8節は金J、そしてアウェイでの天王山となるサンフレッチェ広島との一戦となります。首位攻防戦にして前半の山場でしょう。ここで勝てば単独首位！！ しかも相手は城福浩監督と来たもんだ！ 私は個人的に城福浩監督がとてもとても嫌いなので、絶対勝てよ！！ 勝ち以外は許しまへん！！ ポイントになるのは「柏好文封じ」「パトリック、ドウグラスの高さ対策」「堅牢な守備陣へのアプローチ」でしょうか。さぁ、首位になるぞ！！

永井が2ゴール目！ これ以上はやめてくれ～～～！！！！！