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「一次産業のための地方創生」というロジック

友達にふと、「さくらは一次産業が軸なの?地方創生が軸なの?」と聞かれた時。
「一次産業のための地域創生だよ」と伝えたら、それがさくららしい、NIPPON TABERU TIMESらしい考え方だね、と言われた。


今日から、経営の師(と勝手に仰いでいる)グーニーズグループ代表・石井さんのお誘いで、高知県四万十市中心の一次産業モデルツアーに参加している。
アテンダントは「いなかパイプ」のれおさんととよさん。

いま問われているのは農業を続けられるかどうかではなく、子供の通学や年老いた親の通院など農業就業者を取り巻く日常生活自体が成り立ち得るかどうかである。「産業政策」から「地域政策」への転換が急がれる。

現代ビジネス『日本農業の「限界」がいよいよやってくる…多くが70歳以上になる農家の「厳しすぎる現実」』


私はこのことを大学時代に肌で感じて、課題はあるけど面白いチャレンジがたくさん生まれていてワクワクが溢れる産業だな!と思って一次産業・地域のPR会社であるNIPPON TABERU TIMESを立ち上げた。いなかパイプのれおさんは、独自の視点で農業から地方創生を考え、生産現場への訪問も取り入れたツアー開発に取り組んでいる。

今回のキーは、組織のメンタルケアを行うアプリ「Lafool」。参加前と後でのメンタルの変化も計測していく実証実験を行うそうだ。

れおさんは、「日本の年間の自殺者数は約2万人。僕たちが住んでいる四万十の人口以上の人数なんですよ。
僕たちはどう人を確保するかって考えているのに、毎年1つの自治体が消えてるようなものなんですよ。おかしな社会じゃないですか」と語る。

そこでメンタルケアが必要な人が多い都会と、受け入れることができる田舎の連携の可能性を探っているそうだ。

「農業」「漁業」を続けるには、担い手不足や稼げないことが課題と上がるが、産業を活性化していくという枠では解決できない現代の地域社会の穴を埋めるためにはなにが必要か。

17歳〜27歳の参加者たちで考えたい。
モデルツアーが終わったら、またレポートします。

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