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φとタマゴの幾何学

先生がYoutubeでヴィシカパイシスのことをお話されていたので、作図しながら考えていました。こういうこまかな製図苦手なんですけどね。

図形とか黄金比の話題になるとどうしても釣られてしまって、相変わらずダメだな~。ってい思います。数学や計算は苦手だし、代数幾何全く勉強してこなかったのに、図を描いたり立体幾何図形を作るのは好きなのでハマってしまいます。

今日もバカみたいにコンパス片手に不器用な手つきで作図をしていました。
まず、シードオブライフを作図します。するとヴェシカパイシスが出来上がるので、その中の一つに内接する円を描き込みします。

内接円の中心点とシードオブライフの円の交点(写真で水色の円の交点)を結ぶ線を引きます(写真では青線の縦線)さらに水色の円の隣りの円との交点を青線で結ぶと、ヴェシカパイシスに内接する円を十字にクロスする線ができます。

シードオブライフの円の接点からヴェシカパイシスの内接円と縦軸の交点に向けて線を引きます。

内接円と縦軸の交点から先ほど引いた線(下図ではピンクの線)がヴェシカパイシスに交差する部分の長さをコンパスで測ります。そして内接円と縦軸の交点からコンパスで円を描きます。そうするとヴェシカパイシスの中に卵のカタチが見えてきます。

この卵にはほぼ黄金比1.618に等しい数字1.63060が含まれています。
ほぼ黄金比に等しいのでヴェシカパイシスの中には「金の卵」がある。と考えて良いのでは?と思います。詳しい数式は下の図を参考にしてください。

https://jain108academy.com/golden-egg/より

タマゴといえば、世界の卵とかオルフェウスの卵とか、先生のタロット本もあります。

世界の卵やオルフェウスの卵は世界の創造神話です。wikiの説明では
世界の卵、宇宙の卵、または日常の卵は、原インド・ヨーロッパ文化やその他の文化や文明に存在する、多くの文化の宇宙論に見られる神話の モチーフです。
通常、世界の卵はある種の始まりであり、宇宙または何らかの原始的な存在は、卵から「孵化」することによって存在し、時には地球の原始の水に産まれます。
卵は、最も基本的な哲学的な意味で、生命または存在がそこから出現する 2 つの相補的な原理 (卵白と卵黄で表される) の統合を象徴しています。

https://en.wikipedia.org/wiki/World_eggより

みたいなことが書かれています。ヴェシカパイシスの中にあるタマゴは金の卵で黄金比を有していると思います。
それはすなわち、世界の創造原理は黄金比によるものである。と考えてみても面白いのではないかな?と思います。


ちなみにWelcometotheGoldenPAgeさんのイラストでこんなものがありました。「コズミックエッグ🥚」だって。

https://www.instagram.com/p/CqzCtOkOuWe/?img_index=1より引用

地球と月はヴェシカパイシスの中にあるタマゴと同じ状態です。地球と月の直径比は11:3、地球と月の直径を足したものを地球の直径で割ると1.27264.…になります。これを二乗すると1.619612…あたりになります。これは黄金比1.618に僅差です。地球と月は金の卵の関係で太陽が、または恒星が金の卵を産むガチョウなのかな?と考えてみたり。イソップ童話あなどれない・・・。ジャックと豆の木も金の卵を産む鶏が出てくるので、童話って黄金比のことを語っていたのかな・・・すごい!!


*****参考資料*****