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悪口大喜利

占いのお仕事をしていると愚痴を聞くことが多い。愚痴っていうかほとんど悪口。
みんな人間関係でいろいろ悩んでいるから、ストレスたまるんだと思う。理不尽なことが多いから不満がたまっているんだと思う。

だから、話を聞きながら調子を合わせているんだけど、知らないうちに私のほうが思いっきり悪口を言う状況になっている。私のディスり方がえげつない、容赦ない、不謹慎なのであきれたお客さんが「そこまで言いうの?」と笑っている。
たぶん、私は人をディスる才能がある、悪口のセンスがあるんだと思う。
たくさん勉強している占いよりも悪口のほうが才能あるかもしれない?って思うときがある。
簡単に悪口を言うのはつまらないから、四文字熟語とかことわざに例えたり、よくわかっていない横文字のセンテンスを入れて、格調高く悪口を言う。まるで短歌や詩を詠むように、時々風刺も入れながら川柳っぽくディスる。

ただ愚痴を言うだけならつまらない、どうせなら格調高く、知的に、または徹底的に下世話に愚痴を言うのはお大喜利みたいで楽しい。
品よく洗練された悪口、洗練された下世話さ、品がないんだけど格調を高める、高級感あふれる高品質の悪口。みたいなイメージ。
そんなわけで、私は占いをしながら愚痴や悪口で大喜利をしていることが多々ある。嫌なことは笑い話にしてネタにするのがいいと思ってる。
それなりに悪口大喜利に需要があるみたい。