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「ロシアの響きわたる杉」とサードアイチャクラ

松ぼっくりとサードアイチャクラ

最近チャクラワークの講座を始めました。先日はサードアイチャクラの「アジナ」についてワークをしました。
講座の枠が2時間なので、前半1時間でチャクラについて説明を後半1時間でワークをする段取りになっています。

しかし、思い付きで話を脱線させてしまう私の悪癖のせいで、毎回テキストの説明が中途半端になって「どうしたものかしら?」と悩んでいました。そこで、前回からテキストの要点をまとめたレジュメを作り、要点を重点的にお伝えするようにしています。

レジュメを作る際に、サードアイチャクラの象徴に「松ぼっくり」があることに気が付きました。
松ぼっくりと言えば歴史的にも魔術的にも、幾何学的にも奥深い象徴です。


ウラジミール・メグレ氏の「アナスタシア 響きわたるシベリア杉 シリーズ」

個人的にずっと気になっていたのですが、ウラジミール・メグレ氏著「アナスタシア 響きわたるシベリア杉 シリーズ」あれって杉じゃなくて松なんですよね。凍てつくロシアのタイガに生い茂るシベリア松。翻訳の段階でシベリア松がシベリア杉となってしまったようです。

シリーズのヒロイン、アナスタシアはロシアのタイガに住む世捨て人です。神と人との間にいるような不思議で魅力的な人物です。アナスタシアが実在の人物かどうか?はさておき、彼女はスラブ民族特有の土着の信仰を擬人化したものだと思います。
スラブの人たちの間に代々伝えられてきた、アニミズム、シャーマニズムを美しい理想的な世界観と共に物語にされていると思います。
実業家だったウラジミール・メグレ氏がロシアの自然や自然と共存する生き方の重要性、子供たちの持つ純粋な愛の可能性について丁寧に書かれているので、私はこの本がとても好きです。こんな風に自然と一緒に、動物たちと一緒に助け合いながら生きることができたらどんなに素敵だろう!って思います。


「アナスタシア 響きわたるシベリア杉 シリーズ」の象徴は「松」

アナスタシアシリーズの中心にあるキーワードはシベリア松です。
松の樹に実る松ぼっくりはアジナチャクラ=サードアイの象徴です。
松ぼっくりは松果体を表す象徴なので、そのまんま松果体の夢見る力、眠りの力を表します。
私たちは眠っている間、生きている世界と死の世界を行ったり来たりしている状態にあります。顕在意識と潜在意識、意識と無意識の領域、個人意識と集合意識、三次元と高次元みたいな二つの世界を行き来しながら、情報をキャッチしています。

サードアイは目にみえない領域を見る「目」ですが、それは夢見心地のふわふわしたときに、普段は見えない世界が見えてくる。ベールの奥に隠れていたものが見えてくる。そういった「目」だと思います。

アナスタシアはシベリア松の樹の精霊が擬人化した存在だと思いますが、そもそもシベリア松はスラブ民族の集合意識というか民族霊=大天使なのだと思います。おそらく古代からスラブ民族の間では松は神の化身として信仰されていたのでは?と思いますし、松ぼっくりが実る松の樹、そのものがカバラの生命の木みたいなものではないかな?って思いました。

サードアイは濃い青色、紺色が該当すると言われています。アナスタシアシリーズでもたびたび青色の光が登場するので、サードアイにちなんだ土地柄なのだろうな。って思います。

ウラジミール・メグレ氏のホロスコープ

最期にウラジミール・メグレ氏のホロスコープを出してみました。生誕時間が不明なので、大体の目安程度ですが、ジオセントリックだと太陽しし座1度「脳溢血の症状」、ヘリオだと地球ポイントみずがめ座1度「古いレンガ作りの伝道所」です。
実業家として活躍された後、アニミズムやシャーマニズム感満載の作品で社会現象を起こされたこと、なんとなく納得します。スラブ民族霊の伝道者的な作家さん、神様の代弁者として見えざる大きな手の御杖代をされているだと思います。

ジオセントリック
ヘリオセントリック