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動物知覚(体壁系)と植物知覚(心臓系)

先生が最近動画でバシャールとか宇宙生命体、ネクサスポイントとかのお話をされていますが、ハムスターくらいの脳なのでいつにも増してついていけずキャパオーバーです。

今日の動画で興味を引かれたのは三木 成夫先生のお話!
とはいえ三木先生の本は難しいからはっきり言ってあまり理解できないのですが、ゲーテとかシュタイナー系の雰囲気がするな~。って思います。
なんとなく「オカルト生理学」と同じ匂いがするというか?人体は物単なる肉の器ではなく、ひとつの宇宙みたいに扱っている感じがしていいな。って思います。

などと思ってwikiを調べてみたらなんと、ゲーテの影響を受けて見えたのですね。本を読ませていただいたときに、西洋的な物質ゴリゴリ感がなくて「いのちに対する、臓器やその他の器官に対する優しさとか柔らかい感性が素敵だな~」って思っていたので納得しました。

三木が思想的影響を受けた人物としては、冨永半次郎、ゲーテ、クラーゲス、宝井其角などを挙げることができる。自然科学者としての三木は、西欧近代の硬直化した機械論的、実証主義的立場から距離を置き、人間と自然との生きた自然感覚とでもいえるものを取り戻そうと試みた。そのことが、自然界の中で持っていた固有のリズムを喪失した現代人に、強く訴えかけるものを持っていると考えられる。[要出典]

著書の中では、植物器官(消化・生殖)と動物器官(感覚・運動)という観点から、発生学・古生物学・比較生物学・進化について考察している。著書『胎児の世界』では、一例としてホヤの生涯をあげ、以下のように説明している。ホヤは生殖期以前には動物として移動するが、生殖期には摂取した栄養を生殖につぎ込むため植物のように移動をやめ定着して過ごす。これと比較して、脊椎動物では、栄養を動物器官に生涯使い、移動を行い、生殖に注力することはない。これは幼形成熟(ネオテニー)の一例であると述べている[3]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E6%88%90%E5%A4%AB

今日は動物知覚(体壁系)と植物知覚(心臓系)について、私なりに思ったことや考えたことを少しまとめてみようと思います。

1.動物知覚(体壁系)と植物知覚(心臓系)を五臓六腑に置き換えてみる

中医の思想に五臓六腑というものがあります。
五臓六腑は、伝統中国医学において人間の内臓全体を言い表すときに用いられたことばです。
五臓は、肝・心・脾・肺・腎を指していて、心包を加え六臓とすることもあるのだとか。
六腑は、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦を指していて、臓器がない三焦をはずして五腑とすることもあるのだとか。現代医学における解剖学の知見とは異なる概念で管みたいに中身が腔になっている臓器を言います。
陰陽五行説による解釈では五臓も六腑もともに五行に配当され、それぞれの役割などについて説明されています。


仮説1.五臓を植物系知覚として考える

五つの臓は現代医学の解剖学的具体的臓器そのものではなく「精・気・血」を備蓄する蔵するという機能の総称である実質性臓器を言います。
血液がたまる場所だから心臓系で植物系のエーテル知覚。
陰陽の陰に配当されているそうです。五つの臓器は肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓があり五行思想により配当されています。

wikiの説明によると
肝臓は魂を臓する場所で蔵血を主り、心臓は神を臓する場所で血脈を司ります。脾臓は営を臓する場所で意・知を舎し、肺臓は気を主る場所で魄を舎し、腎臓は精を蔵する場所で志を舎すのだとか。

あらためて見ると臓器って単なる消化管ではなくて、物質的な肉体の営み以外にもっと大事な働きをたくさんしているんだな~って思います。
中医とか東洋思想ってこういうところが凄いです。

五臓は陰性であり、臓器の中に血液をため込む場所なので血管・心臓系=植物知覚関係していると仮定してもいいのかな?って思います。

数字の5は黄金比に関連する数字で自然界の法則に邪魔されることなく自由に広がる性質というイメージがあります。私見ですが5の数字は巻貝みたいな黄金螺旋に関連している感じがします。


仮説2.六腑を動物系知覚として考える

「腑」は「臓」とは異なり管のように中身が空っぽの空間で構成されています。精・気・血を動かす働きをする中腔性臓器で腑はすべて陽に配当されるそうです。
六腑は胆(胆のう)・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦から構成されています。
これらは消化された栄養素や排せつ物の通路に当たり、水分や尿などの通路でもあります。

wikiの説明によると
胆(胆のう)は決断や勇気を主り精汁(胆汁)を蔵する場所、小腸は「受盛の官」と呼ばれる場所、胃は水穀の受納・腐熟を主る場所、大腸は「伝導の官」と呼ばれる場所、膀胱は「州都の官」と呼ばれる場所、三焦は諸気を主宰して、全身の気機と気化作用を統括して気が昇降出入する通路です。

六腑は陽性であり、管のように中が空洞なので体壁系=動物系知覚に関係していると仮定してもいいのかな?って思います。

数字の6はお互いに呼応する二つの三角形で無限に増殖する性質。みたいなイメージがあります。私見ですが、これはベクトル平衡体みたいなイメージがあります。
二つの三角形が呼応する6の数字はマカバ(星形正八面体)の数字でもあり、正八面体でもあります。正八面体は星形正八面体や六面体と双対関係にあります。

*小野さんのtweetを参考にされるとイメージしやすいと思います。

正八面体を平面で見ると二つの三角形です、正六面体を平面で見ると四角形です。
そして、三角形と四角形が生み出す立体が立方八面体で、これを2次元的にみたときにベクトル平衡体になります。
この立方八面体はバックミーンスターフラーが説明されていたように立方八面体→正八面体→正三角形→正四面体と連続変形します。
この性質からシュタイナーは地球を正四面体と言い、リサ・ロイヤルは正八面体といったそうですが、いずれも正しくて立方八面体の連続変形の一部を見ていたのだと思います。


2.扇形掘削溝について

なんとなく五臓は黄金螺旋のコーヌコピア、六腑はベクトル平衡体網とその内部を移動する星形八面体(マカバスター)みたいに思えてきました。
この黄金螺旋とベクトル平衡体グリッドを合わせたものが扇状掘削溝なんじゃないかな?って思います。

フラワーオブライフの中にはルート3系の三角関数グリッドとルート5系の黄金螺旋グリッド両方があると思います。
ルート3系が動物知覚系でルート5が植物知覚系かな?みたいなことを思いました。

アレイスター・クロウリーの「セレマのシンボル」は動物系知覚と植物系知覚の表す扇状掘削溝だったりして?だいぶ思考が飛躍しすぎて特大の大風呂敷広げてしまいました💦

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****参考資料****