七芒星について調べていたら、何でか知らないけれど「銀の星(A∴A∴)」と 「緋色の女(ババロン)」にたどり着きました。
まだ意味はさっぱり分かりません。緋色の女っていうと赤い海に住む半身半鳥のリリスを連想します。おそらく同じ意味合いの事象だと思います。
男性優位の「力」社会の中で生命を生み出す地母神的なグレートマザーの影響力について「緋色」という血生臭さを連想させるような象徴を用い、マイナス面を強調していたのかな?って思います。
ナサニエル・ホーソーンの小説『緋文字』ではないけれど、「緋色」には女性に関する性的な意味合いが込められているようで、とても興味深い反面、社会道徳から反する忌み嫌われるものを象徴しているようです。
日本の神話だと伊邪那美神(イザナミ)がこのポストに当たると思います。生命を生み出す母でありながら、のちに冥界の住人となり、地上の生命を奪う側になりました。いのちを生み出すものは、命を奪うものでもある。そういった象徴なのかな?って思います。
アレイスター・クロウリーがババロンのことをいろいろと書いているみたいなので、これからちょっとづつ調べていこうかな?って思います。
クロウリーの説では緋色の女性ババロンは「聖なる娼婦」とか「大淫婦」と呼ばれる巫女さんみたいな感じだったようです。現代の感覚だと口にするものはばかられる差別用語になると思いますが・・・。
とはいえ、アジアでは少女が売春をして神社に奉仕をするデウキとかインドのデーヴァダーシーの習慣があったようです。
巫女さんと性風俗は紙一重というか、類似する部分があると思います。
私が占いの仕事を始めた時、占いカフェの店がちょうど名古屋の錦にありました。名古屋では「錦三丁目」が夜の町としてとっても栄えています。カフェから通りを一本挟んで錦三でした。
錦の町は昼間は静かで閑散としていますが、日が沈んで暗くなると何とも言えないギラギラした油っぽい空気感、腐敗臭というか鼻につく嫌な何かがありました。
占いも風俗も水物商売なので同じエリアに共存する感じなのかな?って思います。