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マニプラのワーク③さよなら占いカフェ

さよなら占いカフェ

私事で大変恐縮なのですが、この度12年ほど契約を続けていた占いカフェを退くことになりました。
会社の立ち上げから関わってきたので、大変な時も、うまくいかない時も、勢いに乗った良い時期も一通り経験させてもらいました。
最初は小さな電話占いの会社だったのですが、今は素敵な占いカフェを構えて大きな会社になっています。
今回ライティングのお仕事が終了になったので、もういいかな?って思い年内いっぱいで契約終了したいことをお伝えしました。
マニプラのワークをしたおかげか、火星回帰が近いためか、6ハウスの冥王星が順行に戻ったためか?
私の自立心が「もう人の言うことは聞きたくない」と急激に自己主張をしたのです。

催事要因としての商業占い師

占い会社立ち上げの時は、ローカルデパートの祭事イベントや、名古屋駅周辺で開催される街コンでの縁結び占い、相性占いなど、盛り上げ要因として駆り出されたことも多々ありました。占い会社の社長の人脈で、様々な経営者さんたちのイベントに呼んでいただきました。

コミュ障の私がイベントで対面鑑定をして、スーパーみたいなデパートのお客さん、街コンの酔っぱらった方を相手に占いをしていました。
自宅が好きでひきこもり傾向の強い私にとって、イベントでの占いは異空間であり異世界でした。普段垣間見ることのできない世界なので、このようなお祭り的イベントに参加できたのはいい経験だったな。と思います。

10年近くライティングをしていたよ

後はライティングのお仕事をもらっていたこともあり、とても勉強になりました。
最初はとくにジャンルを問わず、好きなことを書いてよかったのですが、途中からいろいろ注文が増えめんどくさくなりました。
ある時はリスティングが何とかかんとか、
ある時は、アナリティクスが、クロウラーが、CEOが!って日本語で話をしてくれなくなりました。
そして、フリーランスの契約内容も、やたらと禁止事項や罰則・罰金が増えページ数も増え、読む気がわかなくなりました。

そんなわけで、字が読めても文盲の私は契約書を無視して、会社の指示を聞いているふりを装い、毎回自分勝手に好きなこと、興味があることをライティングし続けていました。とはいえ、一応集客につながるようにそれなり気にを使って作文をしていました。
でも、昨今ではTV番組などを手掛けている東京の大手と組んで運営をされるようになり(実質大手の子会社的関係で日本とアメリカみたいな状態かな?)ました。
経営アドバイザーとかメンターとか、そんな肩書の人たちと運営をされているようです。当初はゆるゆるだった会社の経営方針がマニュアルだらけに変わっていきました。
社長の側近の人たちも古くからいる占い師さんではなく、ネットに強い若い世代の方になっていました。
私のような古株で、費用対価の振るわない不良債権的ライターはコストカット対象でした。

会社の指示に従わない私が悪いのですが、指示をまともに聞いていたら、全く面白くないので、契約終了でお願いしました。
文章を書くのはとてもいいお勉強になったので、お勉強をしながらお給料をもらえてぶっちゃけただ貰い状態でしたから、何時こうなってもおかしくはないな。と思っていました。
とはいえ、主要な収入源が絶たれ、家族には怒られ、明日からの生活に困ってしまう今日この頃です。でも、なんとかなる!・・・はず。

講座は予定分だけ続ける

占いカフェのおかげで最近は講師のお仕事をさせていただくことになり、とても楽しくお勉強をさせてもらっています。
先生役の私が一番勉強をさせてもらっているのに、報酬までもらっていいことづくめ!とほくそ笑む日々。
講師として経験を積ませてもらえているので、占いカフェには最後まで助けてもらっているな。って思います。
でも、これからは自分で人を集め、講座を開いて運営をしていこうと思っています。最初は誰も集まらないと思いますが、しつこく続けていきます。

お金よりも自由が欲しくなった

10年以上の間、なんどもやめようと思った占いカフェですが、気が付くと立ち上げから参加している古株になっていました。
理不尽なことが多くある職場だったので、何度もやめたくなったのですが、それなりに収入源になっていて、家計の足しになっていたから続いていたと思います。
でも、会社の縛りが窮屈に感じるし、お客さんの弱みに付け込んで依存を誘導するようなやり口がどうも気に入らなくて、気が重くなっていました。


占いスクールという名のマッチポンプ

占いカフェでは占いスクールを開いていて私以外にも何名か講師の方が見えます。生徒としてスクールに参加するのは新人の占い師さんやデビュー前の占い師さんが主です。
講座の内容が「占い心理学(鑑定時間の長引かせ方、リピートの取り方的なヤツ)」とか、「売れる占い師になるための戦略」みたいな講座があって、マインドコントロール系心理学、コールドリーディングが好きな社長らしいわ!って思いました。

これはあまり書いていいやつではないですが、書いちゃえ!
私が察するに、占いカフェは他店との競合に苦しんでいて、少ないパイの奪い合いになっている感じです。
新規参入が目まぐるしいため、シェアを伸ばすのは難しくじわじわと客単価が落ちているので、「スクール事業」で巻き返そうとしている感じです。
実情、広告宣伝費、支払いの取り立て委託費がかさんで、結構大変なんじゃないの?って思います。

「スクール事業」のターゲットは占い好きなお客さん。リピート傾向のある占い好きの(占い依存傾向が強い)お客さんを「占い師に向いている」と勧誘して「ここで働きませんか?」みたいに引っ張ります。
お客さんはプロに褒められて判断力や思考力がチンパンジー状態になるのでしょう。
そして、何も知らない素人さんにスクールに入るように促す感じ。で、ある程度収入が得られるように「占い心理学」とか「占い戦略」みたいなものを勧める。本当の占いは教えられる人がいないし、凄く時間がかかります。だから、あくまで付け焼刃、場当たり的なテクニックをレクチャーする感じ。
そんなところかな?って思っています。スクールの料金体系は知りませんが、結構高額の部類だと思います。

コアなお客さんがうちの占いカフェに飽きて他のお店に流れる前に、占い師として勧誘、「占い師として稼ぎませんか?」みたいな言葉で、スクールに入れてさらに吸い上げる。みたいな構図、下心が露骨です。

後は占い会社の事務スタッフを求人して、占い師としてデビューさせるパターン。「スタッフより占い師の方が稼げるよ」「占い師の素質あるのにもったいない」とか言ってね。何の占術も知らないからスクールに誘導され嵌められちゃう。
稼げるよ!って誘っておいて、「サポート代」としてスクールに入ってねっていうところが落ちです。

鑑定料金より、スクールの方が入学金とかなんとかあるし、講座の単価が高く設定してあるんじゃないかな?
10年以上在籍している私の肌感覚では、大体皆さん1~2年でやめていかれます。
生き残れる人の方が、占いで食べていける人の方が圧倒的に少ない気がします。よほどの占い好きか、お金が好きか、じゃないと続かないのでは?と思います。

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11月21日チャクラワーク研究会を始めます
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