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変わらない占い仲間

今日は来年度から始まる占いスクールの宣材写真を撮影していただきました。
つい最近まで「カフェをやめる」と啖呵を切っていた問題児の私。それなのに、占いスクールの講師を依頼していただき、嬉しさのあまり「やります!!」の二つ返事でした。
つい昨日までプリプリ怒って悪態ついて「辞める」って言っていたのに、180度手のひら返しです。
だって、占いのお勉強楽しいから、やめられない、やめたくないです。

講座の度に受講生の皆さんから大切なことを学ばせていただいて、占いの楽しさ、見えない世界の楽しさを再確認します。

撮影に参加された占い師仲間の先生方は皆さん顔なじみで、数年ぶりに合うけれど、全然変わっていなくて嬉しくなりました。
スタジオで待ち合わせだったのですが、占い師仲間の先生方は場所がわからず迷子になっていて「こういうところも変わってないな」と思いました。
キャリアの長いベテラン大先生なのに、迷子になってLINEメッセージでSOS送っているのが子供みたいに可愛いな。って思いました。
私たちみんな占い以外何もできなくて、すぐ道に迷うし、お金の計算苦手だし笑っちゃいます。

私もそうだけど、みんな純粋に占いが好きで、凄くマニアックなことばかり話します。世間の常識からズレているから、一般社会からは浮いた存在かもしれません。
占いを始めたばかりの頃は会社の草創期だったので、何もかもが手探り状態でした。
客商売ですからお互いがライバルで、バチバチした空気もありました。でも、10年以上辞めずにやってきたので、いつの間にか仲間として何でも話せる関係になったように思います。
純粋に占いが好きで利益とか考えず、それぞれのペースで好きな占いに取り組みながら、研究・研鑽してやってきています。

私はさぼり魔で集中力にムラがあるため、しょっちゅう怠けて休憩ばかりしています。だから、一つのことをコツコツ続けてこられた占い仲間の先生方を尊敬しています。
ローカルな占いカフェなので社会的な認知度はあまりないかもしれません。でも、本物は、本当のプロは目立たないところにいて、世間の声に惑わされることなく自分の仕事を全うしていく、そう言うものだと思います。

それに、若い世代の占い師の先生方も才能豊かで羨ましいな。って思います。
感性が柔らかく素直だから、たくさんのことをありのまま柔軟に吸収されて、それを素直に表現されて豊かな才能に魅了されます。
「この感性にはとてもじゃないけど敵わない、この先どれだけ上積みされるのかな?」嫉妬したくなります。
占いの業界は年齢とか経験値とかあまり関係ないのだろうな。って思いました。
その人の地金っていうか、本質的な部分で取り組むことなのだろうな。って思いました。
今日は懐かしい人たちに会ってお話することができてとても嬉しかったです。

私はバカみたいに占いが好きです。
占いを通して素敵な仲間と出会うことができて、素敵な受講生さんたちと出会うことができて、とても恵まれていると思います。
好きなことをやっていると、お金では買えない大切なものがたくさんあることに気づきます。
占いのおかげでかけがえのない人たちに出会えて、教科書や古書に記されていない尊いことをに気づかせてもらえる、とても大切なことを学ばせてもらっていると思います。
人との出会うことで一人一人のいのちの尊さ、生きざまの美しさといった、お金より地位や名誉より、社会的な成功より、もっともっと価値のあるもの、素晴らしいものがたくさんあることに気づかせてもらいました。

個人的な感情の羅列かもしれません。でも、今日の出来事を忘れたくない、懐かしさやうれしさ、思いが色褪せないうちに文章にして残しておきたいと思いました。