iPhoneの充電ケーブルがどうやら壊れているっぽい。

詳しく言うと、充電口にケーブルを挿してもiPhoneが認識してくれない。

正直iPhone側が壊れている可能性も全然あるのだが、そうだとしたら財政状況的に今の俺にはどうしようもなさすぎるので、一旦ケーブルに全責任を押し付けておく。

別に充電ケーブルなんて大して高くもないだろうし、さっさと買い替えてもいいのだが、現役のケーブルは“何回もトライすれば認識する時もある”のがとても厄介だ。

理論上は1回目に認識してくれる可能性もある訳だから、それを捨てて新しいのを買いに行くのは金も時間も勿体ない。どう考えても。

そんな訳でここ最近は、歯を磨いてベッドに入り電気を消した後に「明日のために充電器を抜き挿しする時間」が15分くらいある。誇張抜きで。

ちょっと斜めから挿してみたり。

見られてるとやりづらいかな…と思って目を逸らしながら挿してみたり。

そんな作業を夜な夜な繰り返し、iPhoneがブルったタイミングで歓喜と共に眠りにつく。

1ヶ月ほどこの生活を送っているが、未だ成功の条件は分かっていない。

サルの脳を破壊する実験で、


『“押すと一定の確率で餌が出てくるボタン”を猿に与えたあと徐々に確率を低くしていくと、サルは射幸心に脳を破壊され、普通に餌を探した方が効率が良い程の低確率になっても狂ったようにボタンを押し続ける』

というものがあったのを思い出した。
同じやんけ。


射幸心というのはこんな所でも俺の人生の足を引っ張るのか。


これまでも射幸心のせいで色んなものを無駄にしてきたのに。


この前も周りの誰もやってない中国産の麻雀ゲームのガチャに3万課金して後悔したばっかりやのに。(これが原因で実家暮らしなのに先月クレカを止められた)


もっと言えば急に「芸人になって売れてやろう」とか思い立ってしまったこと自体がある種の射幸心の仕業なんじゃないか。

悪くねえじゃん射幸心。

おかげで今は楽しくやらせてもらってます。

今回初めてnoteを書いてみたが、思ったより時間がかかった。

自分の中にある充電ケーブルに対する想いを綴るだけでこんなに時間を消費するとは。

朝の4時。

明日新しいケーブル買いに行こ。