滑れないやつはお笑いやめちまえ

フルスイングできないやつは、お笑いやめちまえ。

悦セイストのふらぺちいのです。
テスト期間真っ只中。なにもしてないから焦る。
気分は8月31日。早く8月になってくんねえかな。



今日の話は、自分への戒め。
当てに行って、小手先の失笑にしがみつく。
腰が引けてる打席での立ち姿。滑稽ですこと。

滑ろうと思ってお笑いをやる人はいない。
結果的に滑ることはあっても
自ら滑ろうとするものはいない。

そもそも滑るのは辛い。しんどい。
自分のお笑いセンスが否定されたようで
精神的にきつい。やりたくない。

滑っても挽回のチャンスはある。
「滑っちゃったよー」
と下手に出ることで、笑いを生む。

ただ基本的に滑りたくはない。
でも、滑りたくなくて、堅実にやろうとしても、面白くない。
客を顔色をうかがいながら、こういうのが欲しいんでしょ?と思いながらするネタは、いったい誰得なんだろう。

プライド高いやつに、お笑いは向いてないな。
母親に甘やかされて育った長男坊には、お笑いは過酷だぜ☆


フルスイングするひとは、むちゃくちゃ面白い。
オードリーさんの漫才で、パチンコのネタがある。
若林さんがむちゃくちゃフルスイングしてるネタ。

春日さんが、いろんなパチンコを再現する漫才。
春日さんがパチンコを再現するときに

「ルーレット、回りなさい!!!」

と大声で発する。
それに対して若林さんが
「なんだよそれ!」
と最初の方は普通にツッコむ。
しかし次第にイライラしだして、最終的には

「うるせえ!!!!!」

とツッコむ。これが死ぬほど面白い。

春日さんも「回りなさい!!!」と声を荒げて
若林さんも「うるせえ!!!!」と声を荒げる。

むちゃくちゃフルスイング。これでウケなかったらマジで自害を試みる。

三振を怖がったバッターが、居続けられる世界ではないのだ。あーこわ。

そんな場所に立ってしまって
結果をちょっと出してしまって
思ったようにうまくいかなくて
結果を出そう出そうとバットを短くもって
へっぴり腰になりながらウケを狙いに行く
そんな奴が、お笑いをやる必要はないのだ。

現実逃避でM-1を観ていた時の自分は
「もっと面白い漫才を俺が作ってやる」
とメラメラしてたものだ。

今の自分はどうだろうか。
笑点みてゲラゲラ笑っている。こりゃダメだ。

お笑いは享受する側かな。フルスイングできないもんな。
フルスイングして滑っても、それはそれですごく成立している。
だってホームラン打ちそうなのに三振するんだもん。大爆笑でしょう。

それに反して、バットを短く持って、当てに行って、当たらない。
そんなのはもう、目も当てられない。


座布団一枚だな。


フルスイングして、打率を残す柳田みてえな人がたくさんいる。
なんなら、三振しているのに、塁に出ている人がいる。
私もそっち側に行きたいわ。

あの頃の、「俺の方が面白い漫才かけるんだけどな。書かせろよ」
とメラメラしていたあの時の気持ち。どこかに落ちてないかな。

もう7月だ。バット短く持ってる場合じゃないって。
一番長くバットを持って、ちゃんとボールをよく見て、思いっきりフルスイングしてやるんだ。

いかにも打ちそうなのに、打てない。
ルーキーズで言うところの、平塚みたいなネタを、やってやろうじゃないの。


でもまずは、テスト頑張らなければ。
テストは、めちゃくちゃバット短く持つ。
それでいい。




#悦セイスト #悦セイ #お笑い


シュークリーム(128円)とピザまん(130円)を買いたいです。恵んでください。