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餓狼伝説スペシャル世界大会2022の振り返り④LAST

どうもどうもタマです。


振り返りはこれで最後。

決勝トーナメント1回戦。


ABブロック予選 https://youtu.be/ulUzbBQYIPA

CDブロック予選 https://youtu.be/onmiGRMaEhM

決勝トーナメント https://youtu.be/TwFlvSKkePg


トーナメント表など詳細はこちら
餓狼伝説スペシャル世界大会2022HP http://mi-ka-do.net/ffwc2022/


決勝トーナメント1回戦。

気付いたら名古屋勢はみんな脱落していってしまった。
なんとか生き残りたいところ。

決勝トーナメント初戦ということで、みんなの注目が集まる。
相手はピクシー太郎さんアンディ。
この人もよく見知った相手。

でも大会で当たるのは初かも。


今回意識したのは、斬影拳に全部反応しないでガードもしっかりする、ということ。

アンディ戦の負けパターンは斬影拳を潰そうとして食らってそのまま流れを持ってかれて端に追い込まれて死ぬパターン。斬影拳は突進中に下Pを置いておけば潰せるので、斬影の狙っているであろうポイントで下Pを置いておくのが基本。ただし、反応できたからといってすべて潰せるわけではない(距離やタイミング次第である)ので、距離と反応タイミング次第では無理しないで我慢する割合を増やすように決めていった。

あとは相手のぶっぱ空破に注意する、ということ。
ピクシーさんはここ最近ベアに空破ぶっぱしだしてたので、しっかり潰していい気にさせないようにするのが目的。貴重なベアにとってのダメージポイントだし。


1ラウンド目。
まずは相手がまだ温まってないところに先手、先手を取って端に一気に持っていくのを狙う。開幕は相手の斬影モーションを盗んで避けを置いておきたいので、とにかくアンディの動きをガン見。ベアの避けは出は遅いものの技モーション中は上半身完全無敵なので多用していっていい。

相手の飛翔拳の手に避けがヒットして相手下がり。ベアはJDの先端当て狙いで飛び込み。アンディ下Bがベアに対して完全対空になるため、リーチが届かないJDの先端当てくらいしか飛び込める距離がないのがつらいところ。

アンディの必殺技モーションは出始めが飛翔と斬影で似通ってるので、とにかく避けを出す、というのがアンディ対策の1つ。

相手の動きそうなタイミングでスパドロをパなす。動き出しにヒットして画面端に。端に到達したアンディはここで飛び込み。それに対しベアはバクステ。ここ最近のベアの悩みはかぶせ気味の飛びに対する対空。ここで避けの出が遅いというデメリットが重くのしかかる。完全対空は先出しレディだけど、そんなうまくいかないのが実情。

中央に戻したアンディは斬影を出す比率が上がってくる。こちらも下Pの用意して警戒。でも我慢も混ぜる。実際に見るとわかるけど、ここら辺の時間アンディは好き勝手斬影出せるようになってマジで活き活きしてる。

で、相手の斬影に対して我慢しきれず無理に反応して下A出して相打ちしてるのが33カウントの時。これが一番やっちゃダメなやつ。なんとかしてダメージを取りたいと思ってる時ほどやりがち。

画面端に追い込まれながらもレディが当たり、画面中央に戻しつつスパドロで接近して立A。ここら辺が大会の魔力というか、スパドロ空かしてボンバーはこのタイミングでは完全に頭になかった気がする。立Aは相手に触る用&斬影用で出した記憶。よくないね。

ダメージレースが続き、アンディは斬影→しゃがみ歩き→投げ。ベアの避け対策。起き上がりに飛翔→斬影とされて確定削りで負け。これやられると詰み。ちなみにレディで悪あがきするというのもあるんだけど、この時点でピクシーさんは普段レディを全部昇竜弾で返してくるのに一発もやってきてないのみて、結構緊張してると判断。ここでレディを昇竜弾で返すのを思い出されたくなかったのでレディを出すのをやめたっていう背景がある。実際アンディ戦であんなにレディ出せません。

2ラウンド目。
相手開幕飛びに対して意表を突かれて思わずバクステ。やっぱ対空は問題んだよなぁ。再度相手の出だしを潰すためにスパドロをパなしたけど1歩遅かった。飛翔拳直撃。よくない流れ。JD先端当てを狙ったら下B対空を狙われたけど距離も遠くてコンボは狙われず。下B持続当てからのたかしコンボで体力6割近く持ってかれるのでこれだけはなんとかして食らわないようにしたい。つか、対空でこれだけ持ってけるキャラっていなくねぇ?

相手の避け狙いで遅めレディがヒットして詐欺重ね。
昇竜弾ガードしてしまうがお咎めなし、というかここでバクステして距離離すくらいならガードして少しでも追い込んだ方がいいとこの時判断してた気がする。この後もリバサ昇竜弾パなしてくれるなら、端ならダメージ取れるからその布石にでもなればと。

臭いタイミングでいったん間合い離すためにバクステ、した瞬間に相手斬影。かろうじてガード。避け狙いでレディ出したけど今度は間に合わず
ガードされる。そもそも斬影ガードさせた後の間合いで戦う必要性は全くないので、ここでも大会の緊張ってあるんやなって思ってた。だからつけ入る隙全然あるやんとも。歩きボンバー狙ってたけどうまく決まらず。この試合ボンバー全然でなかった。コマンド精度に波があるってやぱりよくない。

遠距離でレディ出して保険で投げ仕込んでたら相手の避けが遅れてラッキーヒット。本調子じゃないねやっぱり。

画面端に追い込んでちまちまダメージ取ってセットプレイやって。アンディ用のセットプレイはめちゃくちゃ強いのでガンガン多用していい。まぁ失敗もしてるが。最後は飛翔に飛びが刺さって勝ち。
ここで飛翔を出しちゃうのはアンディが守りに入ってる証拠。余談だけどスパムさんはここで弱斬影出してきます。この対策は天才過ぎてゲロ吐いたw

3ラウンド目。
相手開幕バクステ。2ラウンド目の気持ちの整理がついてなかったんじゃないかな。こちらの飛びに対して相手はおそらく避け失敗下A。バクステに斬影噛み合って着地後ろ投げ。これが決まってる時はアンディ側が斬影空振り後に最速で行動してない証拠。実際、斬影の持続はバクステの無敵時間ギリのギリなうえ、空振り時の硬直が2Fしかないから投げてること自体が
ラッキー。

起き上がりに大足仕込みの詐欺重ね。このタイミングでアンディはバクステしてるけど、着キャン空破を出すのが一応正解。着キャン昇竜弾はリーチの問題で空振り→ボンバー確定。そのまま端継続。ここで一気に殺しときかったが、ここでぶっぱ空破が脳裏をよぎる。

ピクシーさんならここでぶっぱ空破逃げやろってことで垂ジャン置いといたらまさかの飛翔で面食らう。そのまま確定削りされて一気に中央に戻される。正直、ここが勝負の分かれ目だったなって思ってる。

そこから噛み合わず一気に端へ。差し込み用のスパドロも置き避けされて悪い流れに。斬影ガード後の距離はなにもできないので、斬影連発に注意を払いつつ歩いて下A。ここから端から逃げて中央へ。

レディで相手のジャンプをくぐったところに裏から下C。安定だけど、今にして思えば裏からボンバーの方がよかったな。

ここからじりじりとした展開になる。ぶっぱ斬影に最大級の警戒をしつつ、ぶっぱJD。下Bから対空狙われるも相手の踏み込みが足りてなくてコンボ食らわず。レディ暴れに斬影が噛み合ったけど、ここでも昇竜されずに密着ガード。ここでベアは最速バクステがきっちりできて投げを食らわずに済んだ。

最終的にお互い0ドットになったので、ピクシーさんならこの状況は絶対無理しないってのがなんとなくわかってたので、せっかくなら最終ラウンドまでやりたかったのでタイムオーバー狙い。ピクシーさんも同じように思ってたみたい。つか端端ならアンディは無敵技持ってるしどうとでもなるからね。

運命の最終ラウンド。
開幕はお互いバクステ。俺もビビってるわw
相手の飛びに対空しようとして相打ちに。間合いがよくなかったうえに最終ラウンドだからダメージ補正かかってなくてめちゃ減ってるw

斬影に避けを合わせたところに相手が着キャン空破!
完全に忘れててボンバー狙ってしまって相手の投げ確定!
この瞬間思わず叫んでしまった。

端に追い込まれて暴れの下Aの硬直に斬影が刺さってしまって絶体絶命。起死回生のレディが当たったけど体力がなさ過ぎてもはや万事休す。最後は斬影に無理に合わせようとした下Aと斬影の相打ちで終了。


めちゃくちゃ長くなったけどこれで俺の世界大会は終了。


思考は凄いぐるぐる回ってたけど、普段やってる相手だからこその部分もあるし、裏を読もうとして失敗してる部分もあった。
相手が緊張してるのがわかった時点でこれはいける!と思ったんだけどね。
仕方ない。


その後は対戦を適当に。


やっぱり大会は面白いね。独特の雰囲気あるし、雰囲気にのまれたらその時点で負けだし、普段通りの動きなんて出来るわけないのを踏まえて、普段の動きでどの部分をシステマチックにするかってのも大事だと思ってる。起き攻めがまさにそうで、セットプレイ作っておけば野試合も大会も同じ動きができる=ミスが減るってのでやってる。このセットプレイが実際強いかどうかは知らんけどね。ただ少なくとも余分な読みあいしなくていいから楽なんだよねえ。


という感じでした。

余談ですが、世界大会ベストバウトのひとつに選ばれてるとか、ないとか。
ありがたい話ですね。
もっとブレスドーン!スパドロボカーン!って派手な感じにいきたかったんですがね。


それではまた。

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