たまゆら堂

自己治癒力研究処「たまゆら堂」を主宰しています。ホメオパシーとクラニオセイクラル・セラ…

たまゆら堂

自己治癒力研究処「たまゆら堂」を主宰しています。ホメオパシーとクラニオセイクラル・セラピーの使い手。生きるとは、美味しく食べて、気持ちよく出して、ぐっすり眠ること。ココロとカラダの困りごと、よろず相談うけたまわっております。 テーマは衣癒食住、教育、ジェンダー、環境。

マガジン

  • 感染症のことと、ワクチンの選び方

    これまでおはなし会でお伝えしてきたことを、マガジンにまとめました。これからどうしようかお悩みの方、これまでの選択が良かったのかどうか疑問を感じておられる方…必要なものを、必要なときに選ぶための情報です。どうぞお役立てください。

最近の記事

四度目の初めて

今年も米を作ります。 2021年に田んぼを借りて作り始めてから四度目。 除草剤、化学肥料、農薬を使わず 毎年手探りで続けてきましたが 今年は指導者に来てもらっていちからの学び直し。 昨年までは、代かき前の田起こし、水を張って代かきをし、泥が落ち着くのを待って購入した苗や自分たちで作った苗を植え、1週間後から部活の朝練のような草取りを6週ほど続け、中干しをし、稲刈りの前には稗取りをし、稲刈りをして… という八十八の手間とはいかないまでも、労力をかけて作るものだと認識していまし

    • 愛の断片

      先日、両親の納骨を済ませました 1年も経たずに納めるのは早すぎると思われる方もおられるかもしれませんが、仏壇も位牌も不要で無宗教だった両親の希望です 父方のきょうだいは遠方で高齢ということもあり、母の弟妹と私たち姉妹で会食をしたあと納骨に行きました 会食のときにいろいろ思い出話がでました 私たち姉妹が幼少期にはまだ祖父母と一緒に暮らしていた叔父や叔母はとりわけ、たまに泊まりに来る姪たちの奇妙な行動が印象に残っているそうです 「なんで犬のマネすんねん」 そう、思ったそ

      • いきています

        2011年3月11日 表参道の美容室にいたときに地震がおきました 古い木造の2階で、倒壊するのではないかと言うほどの 大きな揺れと軋む音 慌ててケープを着けたまま外に出ても 次々に余震がおきて船にでも乗っているかのよう ちょうど4日前にスマートフォンに変えていたわたしは すぐに情報を漁りました その前の晩秋に今は亡き友人と話題になった 「原子力推進ポスターコンクール」 事故が起きたら賞をもらった子どもはどう感じるんだろうね… 家に帰る途中も余震で何度も立ち止まっては その

        • ごきげんに暮らす

          週間大阪日日新聞の記事【コロナワクチン副作用被害 3年で過去45年上回る ワクチン問題研究会、厚労省で会見】より 記事には大手メディアも取材に来ていたが報道していない、とも書かれています。政府が頬かむりしたいことを突っつくことを自粛しているのか、製薬会社などのスポンサーに忖度しているのか…いずれにせよ、薬害としては過去最高の被害になっているんじゃないかな。 ワクチンのお話会を2021年までやっていましたが、どうも「予防接種」に限らず、「健康」についての世の中の認識が新しい

        四度目の初めて

        マガジン

        • 感染症のことと、ワクチンの選び方
          9本

        記事

          つなぐのは水

          今現在、農業の「方法」として日本では 農協が主体になって化学肥料や農薬の使用量、使うタイミングを指導して、できたもののうち「形がパッケージの規格に合うもの」を青果市場を通じて小売店に並ぶ「慣行農法」といわれるやり方 様々な理論(ざっくり過ぎてごめんなさいm(_ _)m)に則って「土作り」を行い農薬や除草剤などの化学物質を用いない「有機農業」 そして、農薬、除草剤はもとより、肥料も使わない「自然栽培」や「自然農法」の おおまかに3つの方法があります。 どれが正しい、ど

          つなぐのは水

          米作りセミナーのお知らせ

          2024年の米作りは初心に帰って学び直し。 ガッテン農法の三浦伸章さんをお迎えして 「ガッテン農法」の理論を実践します。 分ける学びから、つながる学びにシフト…とでも言いますか 左脳の論理から、右脳の感覚も統合した理論…でもあり 理論(theory)と言われれば理論なんだろうけど、 収まるフレームがなくて むしろあらゆる物事の「境界など無い」という 着地点が「点」ではなく「せんぶ」になるあたり、 「ガッテン農法」には従来の「◯◯学」の枠組みなど無く あらゆるものが坩堝のよう

          米作りセミナーのお知らせ

          寄り添いでも同情でもなく論理的に

          先日のこと、なかなか興味深い経験をしました。発端はこちらのX投稿 倉田真由美さんといえば「だめんず・うぉ~か~」でブレイクした高学歴の漫画家さんで、なかなかのインフルエンサーでもあります。この投稿の主旨である「『満員電車に乗るときスカート履かないほうがいい』というポスターが駅のホームに貼られたたらやばい国」というのは同意します。そして現時点でそんなポスターが貼られたら即炎上して行政だろうが企業だろうが謝罪して外すはめになります。カンコー学生服のとかね、わたしは粘着質なのでわ

          寄り添いでも同情でもなく論理的に

          幸せのハードル

          あけましておめでとうございます。 ぐうたらしてても、せっせと働いても、毎年同じように新年は明け、誕生日も来る。それでも「節目」を意識してその日を迎えることで、何か「いいこと」があるのなら幸せなこと、めでたいことかと思います。 毎年「良い年になりますように」と祈って始まる年月を重ねれば、年をとるほど人は幸せになっても良さそうなものなのに、そういうわけでもなさそう。 年明け早々に震災に遭われた方たちのことを思うと胸が痛みます。せめて避難所で安心して過ごせるように、政府には防

          幸せのハードル

          母のこと

          2023年12月5日午前7時8分 母は病院で緩和ケアを受けながら息を引き取った。 81歳。 日本女性の平均寿命が87歳。 毎月の町の広報誌に載る「お悔やみ」の多くが90歳を超える方たちばかりのなか、短いようにも思える。 けれど、わたしの母として55年、姉の母として57年は、 わたしたち姉妹にとって決して短くはなかった。 今年の2月に末期の骨髄腫ということがわかり すぐに緩和ケアの手配をした。 昨年の7月に父が亡くなる前から体調不良を訴えていて わたしは整形外科での検査を勧め

          流儀の押しつけ

          わたしは「伝える」「手渡す」こともナリワイとしています。それは経験から得たものの中から「わかちあいたい」ことがあって、それが他の人の役に立つと考えているからです。なので、「伝える会」「手渡す会」のときには、「とりあえず同じようにやってみてよ」と勧めます。やってみてその上で自分のやりよいようにアレンジするのは構いません。やるか、やらないかをご自身で決めることもかまいません。わかちあっているその「場」で、同じようにやってみてくださればそれでOK。同じようにやってみた上での批判は歓

          流儀の押しつけ

          なんにもなくて なんでもある

          佐用に来て7年と5ヶ月、ずっと佐用に住む人は 「なんでこんななんにもないところに?」と訊くけど それは 「都会にあるものがない」だけで実は 田舎のほうがなんでもある 都会にあるものは お金を出せばあらゆるものが手に入る「お店」 お金を出せば見たいものを見ることができる映画館や美術館 お金を出せば教えてもらえる〇〇教室など とても選択肢が多いように見えるけれど じつは 「お金を出せば」という条件がついている 小さなときに父方の祖父母の家に滞在した時のこと その頃、祖父母た

          なんにもなくて なんでもある

          「かわいそう」の本質

          「かわいそう」という言葉が嫌いです。 わたしがこどもの頃 小学生でメガネを掛けている人は珍しく 2年生で強度の近視が判明してメガネをかけるようになった私に 「まだ小さいのにかわいそう」 「女の子なのにかわいそう」 という大人は大勢いました 学校へ行けばからかう同級生、上級生もたくさんいて 腹が立ちましたが 「やめろ」と反撃することもできたし 「ばかじゃないの」とそれなりにやりすごせたし それよりも「見える」ことのほうが嬉しくて <からかわれたくないからかけない> という選

          「かわいそう」の本質

          オトコ「が・の」問題、かもしれない

          トランスジェンダーの性別移行に、手術による身体に生殖機能・生殖器の改変を必須とすべきか否か…諸外国では命に関わる病気(悪製造植物を取り除く必要があるとか、出血を止めなくてはならないとか…)では無いのに「身体にメスを入れる」という侵襲性の高いことを強要することで「人権侵害」が起きていないだろうか…という反省から、本人の申告で移行できるようになる方向が「主流」になりつつあります。 身体の性と心の性を一致させ、身も心も心の性で生きることを望む人 身体の性と心の性が一致していなく

          オトコ「が・の」問題、かもしれない

          正義感・劣等感・炎上

          ムーブメントがどうやって起きるかを解説した動画です ひとりで始めたときには 「なんやあいつ」というようなことでも 最初にフォロワーがひとりついて そのフォロワーに誘われてフォロワーが増えていき フォローしないほうが「なんやあいつ」という雰囲気になる 踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損損…とでもいうかのように。 みんながリーダーになるのではなく なんか変わったこと、面白そうなこと、素晴らしいことを ひとりでやってる人がいたら 最初のフォロワーになる勇気を持とう そ

          正義感・劣等感・炎上

          人権とフェミニズム

          またもや長いです いつもこんなことを眉間にしわ寄せて考えているわけではなくて 考えだしたら整頓しておきたくて 思いつくままにキーボードをカタカタ打っているあいだに こんな事になってしまうのですが お付き合いいただければ幸いです 写真は先日、つけものびと仁さんをお迎えして「奈良漬け教室」を開催したときに試食の奈良漬けを準備しているところ。12月にぬか漬け教室も開催します。「たまゆら堂」はイベント会場としてもお使いいただけるので、気になる方はご連絡くださいませ。 さて、本題

          人権とフェミニズム

          人権とはなんぞや

          近畿財務局の赤木さん 伊藤詩織さん 安倍晋三を襲撃した宗教二世の山上さん 沖縄の基地問題 旧統一教会の問題 貧困(子どもの貧困、8050) 東京都からColaboへの支援打ち切り 乳児遺棄、殺害 心中(障害児、認知症老人のケアラーが殺害して生き残るなども) 埼玉県の虐待防止条例の改正案 入管法(ウィシュマさん死亡の入館施設の問題など) 外国人差別 障害者差別 被災者差別 性的マイノリティ差別 女性差別 家父長制 入れ墨のある人の入浴施設からの追い出し 理不尽な校則 背の順 基

          人権とはなんぞや