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幸せになるための言葉の意味づけ

こんにちは。ライフコーチの為近奈央です。

今日は言葉の意味づけについてのお話です。

普段、使っている言葉にはとても大きな影響がある、というのは多くの人が知っていますよね。実は、使用する言葉は自分自身の幸福度に関わってくる重要なものです。

読者の方の中には、無意識のうちに自分自身が活用している言葉の意味づけが厳しくなっていて、自らを苦しい気持ちにさせてしまっている方もいるかもしれません。

コーチングを学び、その教えを実践する前の私が実はそうでした。その私が言葉の意味づけを変えた方法をお伝えします。

言葉の意味づけが厳しくなってしまいがちな方が、本記事を読んで少しでも自分に優しい言葉を活用できるようになれば、嬉しいです。


私が誤解していた「フィードバック」

私が提供しているライフセッションで、クライアントから喜ばれるのが「フィードバック」。

コーチである私がクライアントの話を聞き、感じたことを率直にお伝えする。

私が提供しているフィードバックは非常にシンプルですが、クライアントの喜びを生み出しているのは嬉しい限りです。

なぜなら、過去の私はフィードバックに「怖い」という意味づけをしていたから。

ちなみにフィードバックに「怖い」という意味づけをしている人は意外に多く、「フィードバック」と検索すると、その後の予測に「フィードバック 怖い」と出てきます。

「フィードバック恐怖症」なんて言葉もあるみたいです。

まさに、私自身フィードバック恐怖症だったのです!

新人コンサルタントとして働いていた頃、同じチームの上司をとっても怖く感じていました。

そのことで、同じチームの別の上司に相談したところ、「わかったよ、彼にしっかりフィードバックしておきますね」とおっしゃいました。

これが、私が初めて「フィードバック」という言葉と出会った瞬間です。

同時に、「しっかりフィードバックする」と言う言葉が、「こっぴどく叱っておきますね」という意味に脳内変換され、私の中ではフィードバックとは「注意すること」という意味になりました。

「フィードバックって、あんまりいいことじゃないんだ...」

漠然とですが、このように感じました。

その後、別のプロジェクトで新しい上司の元、「フィードバックするぞ!」と呼ばれ、怒られる毎日、、、

(いま思うとあれはフィードバックと言うより、単に自分が仕事ができないことに関する注意でした)

このような体験からフィードバックという言葉がとことん嫌いになりました。

大嫌いな言葉、「フィードバック」がポジティブな意味に変換されたのはコーチングに出会ってです。

コーチングを学び始めて、フィードバックとは「感じたことを素直に伝える」だけなのだと知りました。

たったそれだけ。「そう感じた」だけで、それをいいとも悪いともしないコーチの姿がありました。

最初はもちろん、疑心暗鬼でした。つまり、一瞬でフィードバックの意味づけが変換されたわけではありません。

しかし学べば学ぶほどに、フィードバックという言葉は「ニュートラルで、客観的に伝えられているもの」だと腑に落ちていったのです。

私の中でフィードバックという言葉の意味は「感じていることをストレートに伝えること」そして、受け取る側としては「自分がより良くなるためのエッセンス」だと捉えられるようになりました。

このように言葉の意味づけが変化したから、私がクライアントにフィードバックをしても、スーッと相手に伝わっていくのを感じます。

フィードバックという言葉を聞いたことがなかった私。

そして、フィードバックという言葉を知り、その言葉で冷や汗を流すような反応をしていた私。

フィードバックという言葉の意味をポジティブに捉えられるようになった私。


言葉の認知が変わることで、より前向きに物事を捉え、仕事や日常に大きな変化が起こりました。


言葉の意味づけを変えるため3つのポイント

①現在の意味づけに気づく
先ほどの例で言うと、私が「フィードバック」を「怖い」と感じていたこと。自分の認知は「当たり前」なので、自ら気づくのはなかなか簡単ではありません。

違う価値観に触れた時に、自分はどう認知しているのかわかりますが、これを待つことになります。

セッションではあなたがもつ言葉の意味づけを客観的に伝えていくので、認知のスピードが速くなります。

②意味づけを疑う
意味づけを認知した後は、その概念を疑ってみます。
「本当にそうだろうか?」
「他の人はどう捉えているんだろうか?」といった具合にです。自分にとってよりラクになるような意味づけを集めていくことが大切です。

③意味づけを改めていく
自分にとってポジティブになる意味づけを見つけたら、その意味づけを少しずつ受け入れていきます。

自分がこれがいいと思った意味づけを定着させるのがポイントです。
私の例で言えば、フィードバックを相手にとっていいものだと信じ、その心で行動を起こしている点です。


まとめ

言葉の意味づけが変わると、前向きな言葉をつかえるようになります。ぜひ、あなたの言葉の意味づけを振り返ってみてください。

自分で言葉の意味づけを振り返るのが難しい、意味づけには気づいたけど、変換するのが難しい、このように感じた場合はセッションでご相談にのります。


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