こんにちは。
ライフコーチの為近奈央です。

最近、JILLSTUARTというブランドのコスメにハマっています。

JILLSTUARTは一言で言うと、「かわいい」雰囲気のブランドで、女性らしいフェミニンな印象があり、コスメ一つ一つもかわいらしい雰囲気のものばかり。

でも、私がこんなかわいいものを選ぶなんて、過去の自分は思いもしなかったんです。

なぜなら、私のセルフイメージは「さっぱりしている」だったから。

昔から、周りの友達は男の子が多く、さっぱりとした人付き合いが好きでした。さらに、理系でスマートな印象、できる女性に憧れていた時もあって、どちらかと言えばサバサバしているほうが性に合っている、と思っていたのです。

だから、女性っぽいフェミニンな感じって、私には合ってない、私らしくない、と勝手に決めていたのです。

私はさっぱりして、サバサバしているので、めんどくさい感じは嫌いだぞーみたいな。小学校で、女子がいくつかのグループに分かれて何となく対立したりするのも嫌いで、「女子っぽい」「女性っぽい」にあんまりいいイメージを抱いてなかったんです。

その結果、フェミニンなデザインなども自然と遠ざけてしまっていました。
（とっても極端ですが、JILLSTUARTはレースのスカートをはいたお嬢様が使っているイメージでした）

しかしながら、自分に向き合っていく中で、気づいたのです。

私は「かわいいものが好き」なのだと。

自分の居心地を良くしようと、自分の周りに好きなものを集めれば集めるほど、「かわいい」というところに行きつく。かわいいものが近くに置いてあると、幸せな気持ちになる自分がいました。

カービィやポケモンのかわいいキャラクターとかも好きだし、かわいいワンちゃんの写真も眺めているし、自分にとって、かわいいものを見ているのは心地いい。

それでも、自分がサバサバしていると思い込んでいるので、
「好きだけど、性に合わないよなぁ。。。。」
と思って、無意識にもサバサバした自分で過ごさなくてはならなかったのです。
結果、私は本当に好きなものを素直に好き、と言えなかったのです。

「好きだけど…」という言葉に気づいたら、素直になれた

「好きだけど、性に合わないよなぁ。。。。」

「好きだけど…」という言葉に現れるように、「好き」なのに「だけど」をつけて見ないようにしていたのでした。

自分の好きに無自覚になっていた私は、「自分のセルフイメージ」と「自分の好み」を戦わせて、一方しか選べないと思っていたのです。

すなわち、自分の好きに無自覚になっていた一番の原因は、「頭が冴えて、サバサバしている自分」と、「かわいいものが好きな自分」は同居してはいけないと思っていたことなのです。

この「同居してはいけないと思い込んでいた自分」に気づいてから、トントン拍子で、「かわいいものが好きな自分」を同居させてもいいかも、と思えるようになったのです。

「頭が冴えて、サバサバしている自分」と、「かわいいものが好きな自分」
はどちらも私。サバサバしたいときはすればいいし、かわいいものにかわいいと素直に喜んでもいい。

かわいいものが好きなことを自覚した私は、素直にかわいいものをかわいいと言えるようになりました。

そして、以前より自分の好きなものを選んでいる感覚が実感できるようになりました。「好きなものはあんまりない」と思っていた私が、興味を持つものが生まれて、自分の周りに置くことの楽しさを感じられるようになったのです。

このように「好きなものがあんまりない」とか、「理想の自分の状態が分からない」時、私のように好きに無自覚であったり、好きを受け取らないようにしたりしているのかもしれません。

無自覚や無意識な「好き」は、自分の行動や、一見矛盾したような想いをストレートにアウトプットすることによって気づくことが出来ます。

「○○は好きだけど……」といった口癖・思い込みは、自分の生き方と想いとのズレを知ることができる最高のサイン。

自分に素直に生きて、楽しく過ごすために、ノートを書いたりコーチと相談したりしながら、自分を見つめてみてはいかがでしょうか。

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