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ルワンダ・ケニア・アルジェリア人とランチした話🇷🇼🇰🇪🇩🇿

こんにちは.

GW真っ只中ですが,今日は友人とその友人とランチに行ってきました.



事の発端は研究室が一緒のルワンダ出身の友人に誘われた事からでした.


「おれの友達が今度こっち来るらしいけど一緒にランチしない?1人はケニア出身の東大院のGeographicのPh.Dで,もう1人は同じルワンダ人の東大院のmedical doctor Ph.Dだよ.どっちも女性だから楽しいぜぇ〜 hahah」


的なことをいつも通りのゆっくり英語で言ってきてくれました.僕の英語レベルに合わせていつもゆっくり英語で話してくれます.ちなみに彼はBig Assが好きみたいです.僕はSmall Assが好きです.


東大院のPh.Dかぁ〜すげ〜!(たぶんBig Assだな)


なんだか面白そうなので行ってきました.



最寄りの駅についたとの連絡を受け,僕とルワンダ友人とで車で駅まで迎えに行くと,

「チョット」

と言って車から降り,改札までゲストを迎えにいくルワンダ友人.優しいですね!紳士だなと思いました.しかし彼の格好はグレーのスウェットズボンに黒のスウェット上.腰はややめくれ気味で丸見え紳士でした.

ちなみにケニア出身女性の方はドレッドヘアにクリクリお目目.ルワンダ出身の方はほとんど坊主とも思えるほどのベリーベリーショートカットでちっちゃいポニーテール.

聞くところによるとアフリカ人女性にはベリーベリーショートカットにする方も珍しいというわけではないみたいです!


数分後,2人の女性を乗せた我々の車はルワンダ友人の寮室へ.

なんとルワンダ友人とケニア出身のGeo Ph.Dさんが故郷の手料理を振る舞ってくれるようです.

ルワンダ友人は鶏肉とトマトを数種類のスパイスと共に煮込んだスープを作ってくれていました.

そしてGeo Ph.Dさんはウガリという料理を今から作るみたいです.

ウガリの作り方は簡単で,鍋に水を入れ沸騰させたのちに小麦粉のような白い粉を入れては練り混ぜ,入れては練り混ぜを繰り返し,日本でいうところのおはぎの白い部分のようなものが出来上がります.これがウガリです.

僕はこの白い粉はなにかと聞いてみました.すると

「corn flower」

だそうで,トウモロコシに花なんかあるのか〜と思っていましたがよくよく聞いてみると

「corn flour」

だったみたいで,トウモロコシの粉末です.

flower と flour,発音が激似なので要注意です.


ここで研究室が一緒のアルジェリア友人が到着!

みんなでランチ開始です.

ちなみに,彼らはめちゃめちゃおしゃべりなので車で迎えに行ってからここまで2時間半ぐらいかかっていると思います.

ランチの本質を見た気がしました.

出来上がった料理がこちら!

黄色いプレートにこんもりしてるのがウガリです.

ウガリはこんな風に切り分け,スープに浸して食べます.アフリカ(特に東アフリカ)ではまるでパンのような位置付けだと思います.

味はほとんどなく,ただそれ故にこのようにスープ系の料理に浸して食べることでスープやチキンの味を引き立たせる,そんな感じの食べ物だと感じました.見たは粉っぽく見えるかもしれませんが,そんなことはなくもう少しまとまっており,もっちりしています.

そしてルワンダ友人が作ったこのスープ美味しいですねぇ.

僕らは頻繁に一緒にスーパーまで買い物に行っており,彼はその度に鶏肉とトマトを買っていました.

またそれかと思っていましたがこれを練習していたとは.

女性陣からも大絶賛され嬉しそうなルワンダ友人.

僕も料理頑張ります.


そしてウガリ豆知識ですが,これは見た目よりも意外とお腹にたまります.



さて,当たり前ですがみんな英語で喋ります.

僕は英語全くちんぷんかんぷんとは思っていませんが,やっぱりなかなか英語での話を理解するのは難しいですね.

ケニアで車運転してたらしょっちゅうニセ警察官に止められ,明日法廷に来るか今3000円払うか選べと言われるとか,

日本に来た当初,頭痛・突然の発熱・関節痛の症状が出て絶対マラリアだと思ったらインフルエンザだったとか,

こういったアフリカあるある的な話で大盛り上がりでしたが,僕はほとんど内容を理解できず,オチなどもよく掴めなかったため苦笑いする場面が多々ありました.

やはり英語は読む力だけでなく話す力が重要だなと感じました.

そして最も重要だと思ったのが,話を中断させてでも分からない単語を今のどういう意味?と聞く勇気と,それをいかにスムーズに聞くかです.

一対一で話しているとスムーズに聞けるのですが,集団で話しているときこれは大変難しいです.でもどうにかこれをクリアせねばいけないと思います.



19:00ぐらいになり,そろそろ解散の流れへ.

最寄りの駅までゲストたちを車で送り届けると,

「チョット」

と言って車から降り,改札までゲストを送り届けるルワンダ友人.優しいですね!紳士だなと思いました.しかし彼の格好はグレーのスウェットズボンに黒のスウェット上.腰はややめくれ気味で丸見え紳士でした.

実はこのルワンダ友人.

ゲストたちが家につくと

「tea or coffer?」

とまず飲み物を出してくれました.

また,ランチ中も

「I surve you」

と言って一人一人にスープを取り分け,グラスが空いた人には飲み物を勧めてくれていました.

ランチが終わると片付けも自然と始めていたルワンダ友人.

自分の家に来た友人を当たり前にもてなすという気持ちが溢れており,ぜひ真似していきたいと感じました.

めくれた黒スウェット上から見える地肌も,なりふり構わずゲストをもてなしていたのだと考えるとかっこよく見えます.

帰りの車内でも

「Don't you feel bored?」

と言葉をかけてくれるルワンダ友人.


一番大切なことは思いやりですね.

なかなか英語で話をするのは難しいですが,話について行けてないということをしっかりと伝える勇気を持つことを誓います.

ちなみにみなさんBig Assでした.




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