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ある20秒間の話

瞬発力のある気遣いができるようになりたい。
例えばこういう時。

街中を歩いている。

後ろを外国人の二人組が付かず離れずの距離で歩いている。
耳をすませば、話しているのはフランス語。

二人はタクシーを止めたいみたいだけれど、時間帯のせいかタクシーは一向に来ない。

話しかけてくれたら「どちらへ行きたいですか?
あっちの通りに渡った方が捕まえられると思いますよ」って
(英語で)アドバイスするのに…!
で、上手くいったら少しだけフランス語で話してみるのに。

できたためしがない。

結局、二人は私を追い抜いて歩いていってしまった。

と、いう出来事が今日実際にあって、自分は気遣いの機会すら相手に委ねてるんだな〜としみじみ。(反省しています)

意識してすることでもないですが。

耳で聞いたら、脳を介さずにすぐ口で反応できるくらい短絡的な方が、異文化コミュニケーションのときはいいのだろうなぁと感じた、6月の昼下がりでした。

必要なのは決意ではなく、瞬発力なのですね。

最後まで読んでいただき、うれしいです。 サポートをいただいたら、本か、ちょっといい飲みもの代に充てたいとおもいます。