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Bayonetta 3の解説を解説請負のぼぶそんさんにお願いした話

一時期、いろいろな意見が飛び交っていましたね。
個人の体験と所感を綴らせていただきたいと思います。

知った経緯

「ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator / Good Ending」「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ! / Any% NORMAL」でぼぶそんさんが解説をしていました。当該ゲームの事前知識が無い私でも、既プレイのゲームのRTAを観るのと同じ感覚で楽しめました。両方のゲームで解説者が同じである事に気付き、ぼぶそんさんが解説しているRTAを探し、「Super Cable Boy / Any%」などを見るうちに、ぼぶそんさんの解説にハマりました。

お願いした経緯

RTAをするようになって数ヶ月ほどして、当時の世界記録を出せました。これは自慢ポイントです。そこで調子に乗った私は、関西で行われるオフラインイベントDon’t Stop Running -04に応募しましました。すると、嬉しい事に当選との連絡を受けましたので、まずは解説をどうするかで悩みました。
自分でやることも考えたのですが、プレイとの両立が難しくて早々に断念しました。続いて他の日本人走者さんも考えたのですが、唯一SRCに記録を載せていたHiSTさんは、既にBayonetta 3からは離れている様子でした。そこでぼぶそんさんに解説をお願いすることを考え、まずは過去の解説動画や解説資料を拝見しました。特に下記2本の記事を読むことで、心から信頼して解説を任せられると感じました。

また個人的にもぼぶそんさんの解説のファンでしたので、憧れ半分でお願いしました。お忙しそうにしていたのでお受けいただけるか不安でしたが、二つ返事で快諾していただきました。その節は本当にありがとうございました。
ちなみに憧れのもう半分は「Bayonetta シリーズを広めたい」と言う下心です。私見ですが、タイトルの知名度と比べるとプレイ人口は少なめに感じます。せっかくイベントに出させてもらうのだし、RTAを通じて多くの人にゲーム内容に興味を持たせようと画策していました。プレイ経験に関係なく興味を惹くぼぶそんさんの解説は、正にうってつけでした。

最初のミーティング

まずキックオフミーティングを行いました。軽い説明も兼ねて1時間程度で終わるのかなと思っていたのですが、いつの間にか6時間も経っていました。と言うのも、普段Bayonetta 3について語り合う方が身近にいなかったので、つい夢中になってしまいました。ぼぶそんさんの方も台本作成のために全20チャプターそれぞれの山場についてまとめる必要があり、快く私に時間をくださったようです。合間合間に挟まるゲームトークもとても楽しかったです。

更新点の共有

練習を数回すると一度は更新点が見つかりましたが、2週間前くらいにまとめて報告をして、1週間前のリハーサルに備えました。またその際に解説の練習用として記録動画を共有したのですが、配信をそのまま録画したせいで「UIは隠れるわ」「僕の声は入ってるわ」で使いづらかいものを送ってしまいました、その節は本当にすみませんでした。皆さんも配信・録画用のOBS StudioにはResource Record を導入しておきましょう。

リハーサル

台本を話してもらいつつ私がプレイするのを通して最終確認をしました。人によっては、横で実況解説されるのがやりにくいと感じるそうですが、私は問題なかったのでそのまま本番にと言う流れになりました。

本番

未プレイ・既プレイ問わず分かりやすく、また盛り上がる解説をしていただきました。基本的に全て任せっきりで、私のしたことと言えば「想定外が起こったらぼぶそんさんに分かるようにリアクションを取る」だけです。可能であれば拾ってもらい、伝える情報が多くて余裕のない時は聞き流して流してもらいました。
RiJでは「解説がバフ」とまで称されており、そのコメントを見た瞬間「間違いないな」と思いました。時間が許すのであれば、一部でも動画をご覧になってください。

Don’t Stop Running-04

RTA in Japan Summer 2023
YouTube

Twitch

所感

私はぼぶそんさんに解説をお願いして良かったと思います。もし私が解説をしていれば、Bayonetta 3のRTAでここまでの盛り上がりを見せることは無かったでしょう。個人的にはRTAのオフラインイベントは「お祭り」のように捉えているので、未知のゲームでも一体となって盛り上がることができる解説者は貴重だと思います。タイトル自体のプレイ人口が少なく、視聴者ターゲットが未プレイ者であるゲームの走者にとっては特に。
もちろん多少盛り上がりに欠けても、自分の口で解説したい気持ちもありました。しかし「今の状態で走者と解説者を兼ねると、私の自己満足によってイベントのクオリティを下げてしまう」と私の中で結論付いたので止めておきました。変なところで自己評価が低いのかもしれませんね。今回はそれが有効に働いたと思っています。

最後に

ぼぶそんさん曰く
「解説たのしー!!!解説依頼うれしー!!!」
だそうなので、台本作成だけでもお気軽に声をかけると喜ばれると思います。

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