見出し画像

OculusQuestを買った話

はい、たましこです。
紆余曲折の部分は飛ばして問題ないです。


紆余曲折

いろいろあってOculusのRiftを買いました。

Questを買った

紆余曲折あり、自分のVR機器を手に入れてから1年半以上が経過しました。今では日常的にVR機器を使う様になり、また、VR機器にも慣れました。ここで言う「慣れる」とは、VR酔いはもちろん、部屋の中での大きく移動できないVR環境や有線の存在の把握を含みます。

先日、Oculusから発表がありました。
「OculusQuestでノーコントローラートラッキング!PCと優先接続!」…等々。正直これもまた自分に遠い話な気がしていました。しかし、Quest自体は五万円前後で手に入る代物であり、社会人になってお金に余裕も出てきたたましこは、迷わずにQuestを購入しました。

…表向きの理由はこんな感じです。これが動機だったのも事実ですが、別の理由があります。

便利なVR

私は、VR機器が日々の暮らしを便利にするとは思っていません。VR会議や自宅から買い物が出来るといった話を聞きますが、正直なところVR使わなくてもよくない?となったり、そもそも10万円以上するPCと、5万円以上するHMDが必須な時点で導入コストが高すぎます。

導入してしまえば終わりと言うわけではなく、VRの世界に行くためにはPCを起動する必要があります。ボタンひとつですが、たましこにとってはそれすら億劫に感じます。

それが夜の9時みたいな「これからVRでがっつり遊ぶ!」といったものなら問題ありませんが、朝にちょっとだけやりたいときはとても不便です。

しかし、QuestはPCが不必要な点や、無線で遊べるという点、なによりも、「被るだけでいい」という点が魅力的でした。

…これも裏に近いけど本音ではないです。理由のひとつではあります。

楽しそうに見えた

たましこは今の「アバター至上主義」なVRChatがどうも苦手です。「RPもあるぞ!」と言いたいのも分かりますが、Publicで聞く話題は半分以上がアバターです。

正確にはいつか覚えていませんが、三ヶ月前くらいにVRChatがOculus Questに対応しました。対応してすぐにVRChatを始めたQuestの人達を、私は(個人的には)かなり近い距離で見てきたつもりです。

アバターに制限があったり、そこら辺のアバターが表示されない、ワールドはほんの一握りしか入れない。20人越えたら会話がきつい。マイクが熱にやられとんでもない声になる(毛玉)。そんなQuestの人達は、正直今のPCの人達の何倍もVRChatを楽しんでいるように思えました。

アバターの話もしますが、それよりも世間話やディスカッションといったChatの部分を楽しんでいる印象でした。もちろん喋らない人もいますし、アバター超こだわりマンもいます。

たましこは元来、会話というものが大好きなようで、エピソードを語りだすと小学生まで遡ります。それはともかく、会話を楽しみたいたましこはそんなQuestの人達と遊ぶようになりました。

Questの人達はどう考えているか分かりませんし、実際はそんなことがないかもしれませんが、やはりPCの人とQuestの人の間に微妙にを感じました。というより、「PC勢の人だから自分達とは違うんだな」と思われてるんじゃないかなと考えてました。

たましこはさん付けで呼ばれるのをあまり気に入っていません。敬意を払うのはコミュニケーションにおいて重要ですが、それは自分達と対象の人との距離感も意味します。

「他の人にはタメ語で喋っているのに、私だけ敬語チックな話し方になる」という現象に(気に留めるほどではないが)もにょってました。

解消するためには何が必要か。「私のことさん付けで呼ぶのやめて!」と言うのは簡単ですが、そうではないと思います。
出た結論は、「私もQuestを使う」でした。

こんな文章読んだらたましこのこと何て呼べばいいかわからなくなる?好きに呼べばいいんですよ。時間とともにゆっくり仲良くなるのもコミュニケーションです。

買ってわかった

PC勢とQuest勢の交流を!というのは(現状)ほぼほぼ幻想です。
いやいやそんなと思うでしょう?私はそう感じました。壁を感じるのも当然だなとすら思いました。

まず、ソーシャル画面のPCアイコンの人は殆どJoin出来ません。一人一人探すのもバカらしくなります。PCですらみんなプライベートにいると言われているのに、それをさらに悪化させた感じです。そんなところをみるよりも緑色のQuestアイコンを探した方がいいと感じました。

私は普段Publicのチュートリアルワールドにいますが、まーみんなロボロボロボ…もう修正されましたが、プラットフォーム未対応アバターが全てエラーアバターになっており、見た目が分かることの偉大さを知りました。
「見て!髪型変えたんだ!」とハゲたロボに言われます。「服の色変えたんだ!」と裸のロボが言います。それに対し他のロボの人達が反応するのを見て、「これはわからないな」と諦め、心眼と言う名の忖度で凌ぎます。

アバター至上主義は好きではないですが、ある程度アバターに拘れる位は大切です。

数少ない、見える人達の所に行き、会話をする。これが日常になるのも当然だなと感じました。

たまに、有名な人がQuest対応させたアバターで交流しに来てくれますが、如何せんその人は有名なのでPCユーザもJoinしてきます。有名人はロボに取り囲まれ、人数が増えたことによりQuestの人が辛くなっていく光景を(PCではあったものの)何度も見てきました。

交流するためには?

まずアバターをQuest対応させましょう。「でもポリゴンの削り方わかんないし…」「いろいろしなきゃ行けなさそうだし大変そう…」とか思っていませんか?
○Dynamic boneやClothを全て削除する
○シェーダーを「VRChat/mobile/Toon lit」に変更する
○UnityのビルドをAndroidで行う(ワンタッチ)
○アップロードする

…終わりです。Blenderなんて起動すらしていません。もちろんポリゴン数を削るに越したことはありません。尚、削るのなら「7500ポリゴンまでならQuest全員がデフォで見える」「9999ポリゴンまでならQuestのユーザの大多数が見える」と覚えておきましょう。マテリアルも統合しましょう。

次に、クロスプラットフォームのワールドによく行くようにしましょう。交流したいならです。
交流イベントで交流するのも良いですが、常にJoin出来ないフレンドになってしまっていませんか?

そして、特別扱いを辞めましょう。(矛盾)
彼らも一つの界隈に過ぎません。他にもいろいろな界隈があります。Questだから特別仲良くしなきゃいけないと意識せず、交流したい人だけ交流すれば良いのです(上から目線)

結論

みんなアバターをQuest対応させよう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?