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実業で実力はあるけれど拡散力がない人はSNSでどう生きるべきか

こんにちは。たむけん(@tamuken)です。

評価経済社会において、実力はあるけれどSNS拡散力がない人が活躍するのは難易度がとても高いのが現状です。たいして交流がないフォロワー数十人にむけて良いことを言ってもリツイートなどされず、自信を失って発信しなくなる人がほとんど。その結果「いやぁ僕は拡散力がないですので」と自分を卑下したり、「SNS拡散とかクソだろ、本当に良いコンテンツの価値は拡散されるかどうかとは関係ないのだ」と開き直ったりなどしていませんか。気持ちはとてもわかります…。

では、実業で実力があってSNS拡散力がない人はどうすればよいのか。僕が考える道はふたつあります。ひとつめは、具体的な価値提供を(身内含む)最初のファンに過剰に行うこと。ふたつめは、自分よりも拡散力がある人の手助けになるような行動をとること。いずれも僕が前に書いた、「コミュニティに貢献する」ということにつながります。以下、詳しく説明をします。

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ぽっと出の素人ならともかく、実業で活躍された人であれば、ニーズが合致する個人顧客に対して価値提供をすることができるはずです。○○のお悩みに答えますとか、人紹介しますとか、ニュース解説しますとか、髪切ってあげますとか、最近出た各社のあわせ調味料の違いを解説しますとか、ブログ記事の構成やりますとか。3分くらい考えれば浮かぶはずです。

それをオンラインでやる。無償ないしはほぼタダに近いかたちで実現できると望ましいですね。ただほど高いものはないといいます。大切なのは、貢献することでファンになってもらうということです。

僕でいうと、これは無料ではなくて恐縮なのですがオンラインサロンについて25歳以下の人は月500円(普通は月3980円)というのをやっています。僕が貢献できることがある人に全力で貢献することで、僕のことを応援してくれる人が一人でも増えれば良いなと思ってやっています。情けは人のためならず、とはこのことです。

https://lounge.dmm.com/detail/498/

これに限らず、事業のヒアリングや相談、前職絡みでコミュニティについて教えてくれなどのリクエストについても可能な限り受けていて、受けていることも公表しています。これも同じ趣旨です。

最近バズった事例だと、美容師の金井さん×幻冬舎パンティ箕輪さんの【フォロワー数で値段が変わる美容室】なども素晴らしかったですね。

手軽にやるなら、 https://ask.fm/ などで質問を受けるのがよいかもしれません。最初にサクラで質問ぶっこんでくれる少し拡散力がある友達を巻き込むとなおよしです。

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ふたつめは、「自分よりも拡散力がある人の手助けになるような行動をとること」。僕の目線から見る限り、SNSで拡散力がある人は時に孤独です。渾身のツイートが難しすぎてバズらなかったり、わかりやすく簡略化したツイートが賛否両論を呼んでクソリプを食らっていたり。そうでなくても、言葉に深い意味がある反応をもらえることはまれです。普通のファンの方は「すげーっす」「かわいい!」「さすが」「うおおおお」「賛成です!」みたいな反応をする方がほとんどで、嬉しいけど飽きる、というのが正直なところではないでしょうか。中身のない賛意の嵐は、ひとを孤独にするのです。

ツイッターの引用リツイート機能を使えば、元の投稿にのっかる形で発信をしながら、元投稿者に通知を送ることができます。元投稿で140文字には入れられなかったであろう補足情報や、具体的な事例、違う視点の提示などなど。議論ではなく乗っかり、追記。その中にかいま見れる賛意。人によると思うのですが、これがうれしい人は多いんじゃないかなと。僕だったらうれしい。

特に、元投稿者が拡散したいと考えている投稿に乗っかるのは大きな貢献になります。同じことを何度も投稿すると印象が悪いですが、他の人のコメントをリツイートすることなら気軽にやれます。元投稿者も、あなたも、どちらもうれしい仕組みになるはずです。

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僕は文筆業でもエッセイストでもブロガーでもコンサルタントでもなく、起業家です。何かしらで実力がある人も含めて、ふつうの人がインターネットで評価をためていくことで、善く生きるインセンティブがはたらく世界を作りたいなと思っています。

とりあえずの道筋案を一つ書いてみましたが、もっと大掛かりにかつ簡単にこのスキームを実行できる仕組みを作りたいなと思って、プロダクトを作りはじめました。

現在創業メンバーを募集中です。プロダクト開発/事業開発/マーケティング面で実績があって共感いただけた方、お気軽にFacebookからご連絡下さい。実績はないけど頑張るよという方はまた改めて募集しますのでTwiterなどフォローいただければ。

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