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TMFC解説【特別編】2018シーズン終了

J1参入プレーオフ決定戦 磐田戦、

一昨日のファンクラブイベントにて

今シーズンの全日程が終了しました。

最後の最後まで、声を出し続けてくれたサポーターの皆さんには感謝しかありません。

本当にありがとうございます。

シーズン6位という結果から、プレーオフ3試合を戦えたこと、

この3週間は今までの人生の中で、とても刺激的で、成長できた時間でした。

このクラブの歴史から考えても、J1に上がる、戻るということはもちろん毎年目標としてありますが、

これ程ヴェルディに関わるすべての人々が1つになって戦えたシーズンは僕が戻ってからは
なかったと思います。

その雰囲気を作ったのは間違いなくロティーナです。

ポジショナルプレー

チームコンセプトとして

2年前の最初のミーティングで

ポジション、ポゼッション、プログレッション

の3つのPを重んじて戦うと聞いたことを今でも鮮明に覚えています。

攻守においてそれぞれのポジションを守りながら、

しっかりとしたボールポゼッションを保ち、

保持だけではなく、抜け道を探しながら前進(プログレッション)していくサッカーを理想に

ここまで2年間かけて進んできました。

「攻守において」という所がポイントであることは、また改めてお話しします。

出れなかった時期もありましたが、そんな時もじっと我慢しながら彼らが言っていることを理解するために学び続けました。

本当に沢山のことを教えてもらい、彼らのサッカーや言語化されたメッセージを自分の財産にすることが出来ました。

サッカーの内容、結果はもちろん大事だと思いますが、今回はここで深く話すのはやめておきます。

彼がそれ以外で大事にしたのは

ファミリー

という言葉であり、

partido a partido

「一戦一戦」という言葉でした。

ファミリーとは、監督、選手、チームスタッフ、

そして、
毎試合応援してくれるサポーター。

全ての人をヴェルディファミリーとして受け入れ共に進んでいく。

勝とうが負けようが、次の試合に向けて最大限の準備をする。

そして、全ての人(仕事)をリスペクトしていました。

僕が twitterのTMFC解説の【34】リスペクト

で話したように、

監督は全てに目を配り、その人の仕事や役割をリスペクトし、色々な意見を取り入れていました。

一度も激しい口調を見せることはありませんでした。(試合中の判定に対する激しい抗議は見なかったことに...)

ただ、決断する時には必ず一人で決めていました。

サッカーについての戦術や練習などの話は別の機会に話しますが、

それ以外で一番勉強になったのが

チームマネジメント

です。

色々なことや人を管理することに関して本当に優れていて、全ての面で勉強になりました。

また、哲学的な言葉やその言葉を発するタイミング、

大事なことを言う時の立ち振る舞い。

自分がプレーヤーとして、また、将来指導する立場になった時の財産になりました。

出会えたことを心から感謝しています。


そして、僕が一番話をしたのがイバンコーチでした。

大事な話は通訳のマナトを通して話をしましたが、

イバンとは、スペイン語、英語、日本語で、マナトを通さないで話すこともよくありました。

選手の中では一番彼と話をしましたし、

いつも適切なタイミングで話しかけてくれました。

普段は優しいナイスガイなのですが、ああ見えて本当に結果にこだわり、負けず嫌いで、感情を表に出す男でした。

彼と磐田の試合後にしばらくの間抱き合った時、

色々話をしたこと、彼らのサッカーを披露できなかったこと、2年間で積み上げてきたことを鮮明に思い出しました。

溢れてくる想いを我慢できませんでした。

彼と出会えたことを本当に心から感謝しています。

たまには、おでん以外のものも沢山食べて下さいね。

これは冗談です。


来年50周年を迎える東京ヴェルディ。

今年、サポーターをJ1に戻すことが最大の恩返しだと思い続けてやってきました。

何よりみんなが僕たちにやってくれたこと、見せてくれたパワー、伝えてくれた想いに応えたかったです。

2018シーズンは終わってしまいましたが、

東京ヴェルディの戦いはこの先もずっと続いていきます。

反省と経験を糧に、チームとしても個人としても必ず強くなります。


また、スポンサー様、ユニフォームサプライヤーATHLETA様、監督、コーチ、メディカルスタッフ、トレーナー、フィジカルコーチ、通訳兼テクニカルアナリスト、ドクター、マネージャー、エキップメントマネージャー、栄養士さん、遠征ドライバーさん、広報、育成コーチ、フロントスタッフ、強化部、ボランティアスタッフの皆様、食堂のしまさん、ベレーザの選手、スタッフのみんな、仙台から応援してくれた仲間、家族、共に戦ってくれた藤川さん


最後まで諦めずに信じ続けてくれたサポーター


今年一年、関わってくれた全ての皆さんに感謝しています。

来年以降も引き続き東京ヴェルディの為に力を貸してください。

よろしくお願いします。

今から、ほんの少しの間だけ休ませてもらいますが、

また新しい年にむけてしっかり準備します。

また改めて色々書きます。

2018シーズンも

本当に本当に、本当にありがとうございました。




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