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サッカーボールは”時限爆弾"ではないことと、仙台は奪った後にどのスペースを狙っていたのか

第8節 ベガルタ仙台vs横浜Fマリノス  8月1日

サッカーは、ボールを離した瞬間に責任が次の人に移るゲームではありません。


ボールを渡した後のプレーに、いかに関わり続けられるのかが非常に大事で、

その受け手がミスをするしない、チャンスになるかならないかをサポートし続ける責任があるのです。


90分間のうち、ボールを触っているのは1〜3分程度。

ボールを持っていなくても、そこにいる事に意味を持たなくてはなりませんし、常に意味のあるポジショニングをする、

ボールがない時もボールに関わり続けていなくてはなりません。

また、

当たり前のことですが、ボールは何秒持っていても爆発はしませんし、早く離しても爆発はしません。


野球ではピッチャーがマウンドからボールをキャッチャーに向かって投げ込みますが、サッカーでは必ずハーフラインからシュートを打てとも決まっていません。

つまり、ボールを持つこと、離すこと、運ぶこと、ワンタッチでリズムを作ること、全てを

選択する

自由があるのです。


自由とはつまり責任です。



仲間を助ける、自分のパスコースを増やす為にも、センターバックがボール運んでいくドリブルが必要です。

また、このゲームに関して、ベガルタ仙台が本当はどこを狙っていたのか。

一体、対マリノス戦における打開策とはどこだったのかを紐解きます。

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