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見かけたQiita記事がポートフォリオとしてもプログラミングの教科書としても良かったので紹介します

炭山水です、こんばんは。

今日は最近読んだQiitaが、
・企業目線でポートフォリオとしても
・エンジニア目指してる方目線でプログラミングの教科書としても
おススメしたい良記事だったので、是非とも紹介したいと思い、筆をとりました。

まず、ご紹介したい記事はこちら

著者のTwitterも紹介しますね。りんゆさんです。

1. 今のお困り事が定義されている

システムはアートではないので、必ず解決したい課題であったり達成したい目標であったりが存在します。

これを、開発者であるりんゆさんの言葉で定義していて、記事の中でも一貫して、

お困り事の解決=”いつでもどこでもライブ出演バンドを登録し表示出来る”

 に向かっているかどうかで今後の改善課題を判断しているところが良いです。

上級エンジニアにとって、
・システムの目的を言語化できること
・システムの目的に沿うか沿わないかという基準の判断ができること
が重要なスキルです。言葉ではわかっててもなかなか実践できないことです。何でもやらないよりやった方がいいのです。その優先順位付けとやらない判断が難しいのです。

2. 環境選定を始め、あらゆる判断に理由があること

システム開発をする以上、考察にかける重みの程度はあれど、何も考えずに決めるということはまずありません

技術選定も含めた提案に対して、理由を問われた時に回答できる、というのはエンジニアとして重要スキルのひとつです。

もちろん学習目的もありますし、たまたまMacBook買ったからとかもありますが、そこは業務であれば他の選定理由同様、意味をもって判断するのかなという印象を受けました。

3. 何ができて何ができていないのか理解しており、説明できること

無限に予算や時間、スキルがあるわけじゃないので、
・何ができているのか
・何ができていないのか、理由は何か
この線引きが実務でも重要だったりします。

特に何ができていないか明確なのは大切です。「出来てないと思ってたらできてた」はともかく「出来てるとお客様が思っていたら実はできていなかった」は事故しか呼びませんからね。

また、小さく作ってみるという観点からも良いです。

4. りんゆさんの思考フレームワークが伝わること

2. 環境選定を始め、あらゆる判断に理由があること ともつながるんですが、最後まで読むと、りんゆさんが何を考えてここまで辿り着いたか手に取るようにわかるんですよ。

「ああ、こういう順序でりんゆさんとしての答えを導きだしたんだ」と伝わるといいますか。

今まさに勉強中だったりポートフォリオ作ってる人も、りんゆさんが書いたQiitaの"見出しだけ"コピペして、中身を自分の言葉で埋めていく作業をしてみると、考えの言語化や伝え方が身につくのではないかと思います。

※ 当たり前ですが内容のコピペは何の意味もないのでやめてくださいね。

ポートフォリオを作っているひとたちに向けて

説明は大事です。ポートフォリオを見て採用判断する人にとって、ポートフォリオという作品が素晴らしいことも大切だけれども、あなたが、これを作ったときに何を考えていたかを知りたいのです。少なくとも僕にはこの時点でグサッと刺さりました。

企業はあなたの作品と働くのではなく、あなた自身と働くことを考えて採用判断してる、そういう企業も少なからずあるのですということを、りんゆさんのQiitaを拝見して再認識した、そんな良いQiita記事でした。


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