中村奨成選手のバッターの素質

中村奨成選手、広島東洋カープ入団おめでとうございます。

走攻守揃っている中村選手。これからとても楽しみな選手の一人です。

中村選手はこれからのトレーニング次第で、いかようにもなる選手に思えます。


現在の打撃は、完全に瞬発力を利用した体の使い方が特徴です。例えて言うならネコ科の動物が獲物を獲る時の背骨の使い方をしています。
今の体では、中距離バッターを目指した方が良いと思います。
なぜなら今回の甲子園でのホームランの打ったフォームは、スイングが大きすぎて動線がスムーズではなく(上半身と下半身の動きの繋ぎにクセが出ています)、腰に負担をかけ腰痛(腰椎椎間板ヘルニア)で悩む結果になると思います。
20,21才までに修正しないと、守備や走りにまで影響するでしょう。

これからはプロの世界。今までとは格が違います。先ずはスイングの修正とそのスイングに必要な筋トレが必要です。
私は今ある瞬発力を活かす為にイチロー選手や山本昌元投手が実践していた、初動負荷トレーニングが良いと思います。
なぜなら中村選手の弱点である腰に力が入りすぎる打ち方を修正できるトレーニングと思えるからです。

これからプロのコーチ陣がどのように育てていくのかとても楽しみです。出来れば今のいい素材を活かす指導になれば良いと思います。

守備に関しては動きをあまり見ていないので触れられませんでした。またの機会に。

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