最近の国内大会でのスランプとても気になります。
今回は石川遼選手のカラダバランス整復師から見た改善点を書かせていただきます。

1.歩き方

石川選手の歩き方は、実に堂々として清々しい歩き方をしています。しかし私はこの歩き方にもスランプの原因が出ていると見ます。
それは、上半身、特に肩周りの力が入りすぎています。下半身にしっかりと体重が乗っていません。これではボールがあっちこっちに散らばっても何らおかしくありません。
移動の時にもう少し歩幅を狭くして歩くと良いでしょう。
そうすると余計な体に力が入らない為、上半身優位な動きではなくなると考えられます。

2.骨盤の角度

歩き方を見ていても、体の後面の筋肉が発達している、もしくは疲労して硬くなっているのが分かります。つまり、体後面の筋肉を偏って多く使っているということになります。
その為構えたときの骨盤の角度に問題が出やすくなります。腰が入ってしまう骨盤の角度になりやすいのです。
その結果が今まで苦しんでいる腰痛になっているのです。これがこの後の3の原因を招いているかもしれません。

この問題に対して私が施術を行うならば、体のバランスを取り直して骨盤の角度のクセ付けをします。バランスさえ取れれば簡単に直せると思います。

3.体の左右差問題

本人は気付いているか分かりませんが、左の襟元を直す癖があります。これは左の背筋だけが強くなっていることを示しています。ボールをパワーに頼って遠くに飛ばす打ち方になっているから起きていることです。
簡単に言えば力み易いのです。
骨盤の問題でも実際には力は伝わりづらく負担ばかりかかっていることを指摘しました。力が入らない為背筋の力にたよる。その結果筋肉は発達するが左右がアンバランス。そしてゴルフが安定しない。
そんな結果が現状ではないでしょうか？

焦れば力む。力めば結果は良くない。そこでリラックスを心がける。しかし、今までの筋力が邪魔するので結果が出ない。これではどうすれば良いか分からず迷うしかありません。

とにかく一日でも早く骨格のバランスを取り直すことをお勧めします。
松山英樹選手との競い合うのをもう一度見せて下さい。

ガンバれ石川遼選手！

絶対へこたれるな！

必ず復活の道はある！

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