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子宮全摘出①入院までの診察スケジュール

■大学病院での検査と入院前までのこと

円錐切除後の検査の結果、詳しい検査と子宮全摘出の可能性がでてきました。今回は大学病院での診察日程や入院までのことをら書いていきます。

■まずは大学病院へ

クリニックでの診察から1週間後に大学病院を受診しました。紹介状などは先に郵送済です。

診察室にはいり紹介状やら検査結果をみた先生いわく「大体の場合、この病院の病変は表面にでてくるものだけど、まれに奥にできる人がいる」とのことでした。その他もろもろ説明してくれたのち「もう1回円錐切除を出来なくはないけど、そうするとまた奥にできた場合に見つかりにくいから子宮全摘出することになる」とも言いました。

私としては、最初のレーザー蒸散術から15年もこの件にとらわれているので、子宮全摘出に抵抗はないしリスクは早めに排除したい気持ちのが強いことを伝えました。

その後、腹腔鏡手術でやること、入院日数のことをきき、組織診をしたあと入院窓口で手続きの説明を聞くことになりました。手術することは決まったものの、とにかく手術室がいっぱいらしく日にちは後日決めることに。

ちなみに今回は生理日の調整はいらないそうです。それを気にしてたら手術が終わらないくらいに予定がいっぱいらしい。

入院窓口ですることは、入院のしおりをもらって、差額ベッドの説明や同意書や持ち物の説明、レンタルパジャマやタオルの説明、アレルギーの有無の確認などです。それから高額療養費制度を使う場合の説明を受けたりします。

■MRIと術前検査

2回目の受診は、MRIと術前検査、看護計画の説明、麻酔科のオリエンテーション、栄養士さんとの面談です。

この病院はとにかくいろんなことがとってもスムーズ。MRIも金属の入った服や繊維(発熱するあったか素材)等を身につけていなければ着替えなしで検査できます。すっぴんで、コットン素材のブラタンク着て、ボタンとかない服を着ていって、コートだけ脱げばOKな状態でいきました。あと造影剤を打ちやすいように腕まくりしやすい袖の服にしました。

MRIのあと、麻酔科のオリエンテーションを受けました。麻酔の種類や副作用に関するムービーをみたあと、麻酔科の先生と面談です。今回どの麻酔をするとか、アレルギーの確認とか。手術日2週間前はワクチン接種はしないでねとかの注意事項を聞いたりします。

その後、別の診察室で看護師さんから看護計画を聞いて入院中のスケジュール表をもらいます。そのほか、化粧などのダメなことの説明をうけたり、不安なことはないか聞かれたり。

これらの予定時間の合間に、採血や採尿などの検査をすませます。

最後に栄養士さんと面談しアレルギーの確認をしてもらい、いくつかの項目で食事のメニューを変更することとなりました。サバで蕁麻疹が出るとかはわかってたのだけど、牛乳でお腹壊すかを聞いてくれて助かりました。すっかり忘れてたので。

とにかく、手術前に必要な検査1式(PCR検査以外)がこの1日ですべておわります。13:30からの診察で17:00くらいまででした。これね、午後まるまるかかるって思うかもしれないけど、もーっと時間かかる病院あります。似たような内容でも朝の9:00から17:00までとかかかるとこもある。それにくらべたら何もかもがスムーズで感動しました。

■MRIの検査結果と手術日は電話連絡

私の場合、もう手術することは確定なので、MRIは手術前の確認的な位置づけらしく、MRIと組織診の検査結果がでたら電話してくれることになりました。病院に来ても構わないけど、そのためだけに病院くるのも大変でしょうって。

ありがたい。

ということで、前回の受診の1週間後に電話を頂き、だいたい1ヶ月半後に手術日が決まりました。検査結果は先生の予想通りだったらしく、予定通りの手術をするとのことでした。その際、他の手術にキャンセルが出た場合どうするか聞かれたので、可能なら早くしたい旨を伝え、キャンセルが出たら連絡をもらえるようにしました。

■手術にキャンセルがでて入院日が早まった

12/27に手術のキャンセルが出たと連絡が来て、29日にPCR検査、年明けて4日からの入院となりました。

■入院前に病院に行った日数と費用

①紹介状を持って受診、組織診、入院手続き
②MRI、術前検査、麻酔科オリエンテーション、看護計画説明、栄養士さんと面談
③PCR検査

この3日だけ。
何回も行かなくて済むように日程組んでくれてありがたかったです。そうでもしないと患者さん多すぎて回らないというのもあるとは思うけど。

入院前にかかった費用は①と②で25,000円くらいです。ほとんど検査代。

■入院が決まったら早めすること

子宮全摘出とか腹腔鏡手術とかだと、高額療養費制度の限度額って超えてしまいます。限度額認定証は申請してから大体2週間後くらいに届きます。

申請して認定証が入院前に手元にあれば、病院に提出することによって限度額以上を支払わなくてすみます。

もちろん、いったん全額精算してからあとから申請して差額を受け取ることもできるけど、事前に申請しておくと楽なので早めに済ませるのをおすすめします。

■次回は

入院準備と入院日(手術前日)、出来れば手術当日までを書く予定です。入院の持ち物のことも書く予定です。入院中知り合った方々がけっこうあれもこれも持って来ていて、私の荷物の量をみて入院前に知りたかったって言われたこともあったので。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
それではまた。

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